2007/03/25(日)21:41
1号機は関口君、次いでサル、下僕と呼ばれるのでしょうか
理研(理化学研究所)が凄い物を考え付いたようです。
普段は「リケン」と聞くとついついワカメが頭に浮かんでしまいます。ヨードアレルギー患者の私は目をそらす所ですが、思わず記事を読み込んでしまいました。だって土中の微生物の粘菌をつかって生物コンピューターを作るというのですからね。
誤字でもなく、年金の数理計算ではなく、粘菌に演算処理を行わせるというのです。人間のような柔軟で複雑な思考すら模すことが出来ようになるとのことで、人工知能などの分野にも活用できるのかもしれません。ロボット工学と結びついたらそれこそ一大産業を築くでしょう。日本はロボット大国になるかもしれません! 夢がありますねえ。
さて。
粘菌といえば京極夏彦の京極堂シリーズの主要キャラクター関口巽氏が想起させられる訳です。彼は作家です。しかしダメ人間を自称していますから、周りからは「サル」だの「下僕」だのと言われたい放題です。で、彼は粘菌を研究していました。私はその常々関口さんの研究に懐疑的だったので、この度、大いに反省しました。
まだ粘菌コンピューターは考案の段階だそうですが、試作品が出来上がったら是非とも関口巽氏の名を使って欲しいなと思いました。