2011/01/24(月)02:21
2012年? 2013年? 2014年?
本屋に「ひよこクラブ」を買いにお出かけしたら、経済のコーナーにはインテリジェンス本と日本破綻本がびっしりと並んでいました。 副島隆彦氏、第二海援隊、中原圭介氏、竹中平蔵氏あたりの。国債バブルとか団塊の年金受け取りが始まるから財政不足で破綻なので→資産防衛のために新興国投資や外貨、コモディティを持とうとか勧めていました。移民を受け入れないと大変なことになるとか。
新興国は過熱気味だけどねえ。
BRICsで買えるとしたらインドかブラジル。
でも
インドではタマネギをローン組んで買うほどだって記事で読んだけど。
インドで玉ねぎ価格が高騰、なんとローンを組んで買う事態に@らばQ
しかも相次ぐ汚職の発覚でシン首相&ガンジー総裁政権にも火がつき始めたとか、ちらほら記事にもなっているけど?
ブラジルも中国と為替協定が云々って記事も読んだ。
属中国圏になりつつあるって記事で。
どっちもやばすぎて手が出せねえ。
コモディティなら分かる。
金とかならね。新興国にも世界に名だたる富裕層が出てきたし需要はあるだろうし。
移民、移民もTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)絡みでよく聞くけど、どうも移民を受け入れた先の社会インフラの構築とか全く眼中にないのが困ったもんです。結局、男女雇用機会均等法→嫁の育児介護地域の横の繋がりといった役割がなくなったのにあわせた社会支援は1つも考えていなかったのと同じ過ちを犯しそうで。移民の教育とか年金とかどうすんのよ? って視点がごっそり抜けていてメリットしか述べてないんで。日本の社会の枠組みから漏れて富の再分配に寄与できなきゃ移民が貧困層に固定化されるだけで将来の社会の不安定を呼び込むだけだろうに徒思うんですが。出来ればこのあたりの提言も一緒に添えて移民案を提案していただけるといいのにとちょっと残念に思いました。
他にもアセンションとかマヤ暦で2012年がどうにかなるって本も隅に少しありました。
とにかくこれから大変なことになるからお金は使わないに越したことはない→デフレしようぜ! ってなお話ばっかりでした。三橋貴明氏の2011年1月22日エントリー「G2時代の終わり」とか見ると米中も利害は対立しつつも日本にデフレのままに置くと大変な恩恵がある→ロビー活動が盛んに、とか解説されていた。
なるほど。
尚、破綻トトカルチョでは↓あたりが下馬評では有力ぽい。
・来年2012年の日本版ISA施行で日本の個人が飛びついたあたりがやばいんじゃないか?
・3年後2014年の欧州の債務返済期限を迎えるあたりがやばいんじゃないか?
ユーロ債の発行についてドイツやフランスが距離を置き始めたし、アメリカはゆり戻しで金融緩和と財政出動のセットがやりにくくなっているし。
さてどれに乗ったものか?