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河伯(かはく)

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2007.10.25
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カテゴリ:アキの歴史
 1993年の秋に、アキの去勢を行った。






        草地をお散歩アキ

           お散歩中のアキ。まだ○○があった頃






 実家で猫を飼ってた時は、去勢を行ったのは最初の一匹のみで、後は(すぐに行方知れずになる事もあって)雄猫の場合は避妊手術を行わなかった。

 放し飼いだったので、特に「さかり」の声がうるさい訳でもなく、スプレー行為の心配もなかった為だ。

 今回のアキの場合は、何しろ『ペット飼育禁止』の賃貸住宅で“こっそり”飼ってる事情もあって、去勢は必要不可欠だった。



 実は、アキの里親を募集している時期もあった。

 だが、「こんな咬み猫じゃ、貰い手無いよね?」という事になって、問合せが一件あったものの、募集は取り下げていた。

 もしも、あのまま里親を見つけていたら、アキも去勢されずに済んだかもね、と今になって思う。



 以前、どこかの女流作家さんが「避妊をするのは人間のエゴ、私は“痛み”を感じる為に、自ら生まれたての仔猫を崖から落として殺している。」などと書いてた。
 (記憶モードで書いてますので、詳細は違ってるかもしれません)

 かなり猛烈にバッシングされていた。
 
 まあ、そりゃそーだよね。

 「生まれないようにする」事と「生まれたものを殺す」のは一緒だという理論は、理屈としてはそうなのだろうが「結果が一緒ならプロセスはどうでも同じ」とは(大部分の人間は)到底思えない。

 しかし、「避妊をするのは人間のエゴだ」という点だけは自分も同意する。


 
 野良の仔猫が生まれないようにする。

 スプレー行為で部屋が汚れないようにする。

 「さかり」がつかないようにする。


 
 全部、人間の都合だ。

 「野良猫の生活環境は過酷だから」とか「野良猫の平均寿命は2年程度しかないから」とか「不幸な猫が生まれないように」とか‥‥

 猫にとっては余計な御世話だ。

 生まれても、すぐ死ぬから、不幸だから、可愛そうだから‥‥

 だから避妊して根絶やしするというのは、人間のエゴに他ならないと思う。



 14年前、保健所送りになる仔猫を拾って、今も一緒に暮らしてはいるが、避妊手術を施した事によって、彼の生命が未来に続いて行く可能性を絶ってしまった。

 生物的には、殺したも同然だ。



 目の前に死にそうな仔猫がいれば、拾ってしまうのが猫好きの人情だし、そのまま一緒に暮らしていくには避妊手術が必要な場合もある。



 これは仕方ない事ではあるけれど、その猫の「種としての連鎖」を絶ってしまった事は、胸の片隅にでも留めて置くべきだと、自分は考えるのだが如何だろうか?



 
 では、また。





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Last updated  2007.10.25 15:56:11
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うーんうーん…   べにお さん
避妊をするのは人間のエゴだって言われると、それはそうだろうとも思うのですが…。
産めよ増やせよ状態にして、きちんと世話もできなくなって、捨ててしまうor殺してしまうのは私にはできません。
猫好き人間のサガとして、全ての捨て猫を拾って面倒みたいくらいの気持ちはありますが、現実には不可能です。
動物学者の加藤由子さんが著作の中で猫の避妊について「目の前の猫を精一杯愛するためには必要なこと」というような内容を書かれていました。自分の罪悪感を減らす為(と言ったらこれもまた「勝手な人間のエゴ」ですが)私は彼女の説を支持します。
河伯さんの考えを否定するつもりは全くないです。私もそのことを考えると胸が痛みますから。
でも私は、今ウチにいる猫たちを死ぬまで精一杯愛することで、避妊手術をした自分を許してやります。 (2007.10.26 19:31:13)

Re:うーんうーん…(10/25)   河伯(かはく) さん
べにおさん

 いらっしゃいませ。

>避妊をするのは人間のエゴだって言われると、それはそうだろうとも思うのですが…。
>産めよ増やせよ状態にして、きちんと世話もできなくなって、捨ててしまうor殺してしまうのは私にはできません。
>猫好き人間のサガとして、全ての捨て猫を拾って面倒みたいくらいの気持ちはありますが、現実には不可能です。
>動物学者の加藤由子さんが著作の中で猫の避妊について「目の前の猫を精一杯愛するためには必要なこと」というような内容を書かれていました。自分の罪悪感を減らす為(と言ったらこれもまた「勝手な人間のエゴ」ですが)私は彼女の説を支持します。
>河伯さんの考えを否定するつもりは全くないです。私もそのことを考えると胸が痛みますから。
>でも私は、今ウチにいる猫たちを死ぬまで精一杯愛することで、避妊手術をした自分を許してやります。
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 どうも自責の念から、避妊手術をした愛猫家の方々にとって、非常にキツイ書き方になってしまいましたね。

 以前、近所の野良猫(すでに成猫)をワナを使って捕獲して、避妊手術をしてる人がいました。
 その人にとっては「不幸な仔猫が生まれない為」という愛猫精神でやられてるようでしたが‥‥。
 いくらなんでも、それはやりすぎじゃないかと私は思いましたが、当然賛同する人も多くいるわけです。

 まあ、無計画に猫を増やしすぎて、結果多数の猫を餓死させてしまう論外な人などもいますから、「そういう事する人間が出ないように努力してる」と言われると、もう反論は出来ません。

 相変わらずですが、こういう自分の“負”の感情をコントロール出来ません。 (2007.10.26 20:45:30)


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