|
テーマ:猫のいる生活(135982)
カテゴリ:アキの歴史
ペット禁止の賃貸住宅で、コッソリと猫を飼ってる生活も半年以上が経過した。
この間起こったハプニングには『隣室越境事件』と『夜の大逃亡事件』があった。 アキとチーター。画像と本文は全く関係ありま千と千尋の神隠し。 『隣室越境事件』 休日のお昼。 バルコニーにアキを出して、ちょっと目を離した隙に、アキは境界の隔て板の下をくぐって、お隣のバルコニーに移動してしまった。 大きな声で「アキーッ!!」と叫ぶわけにもいかずに、私もマリー(当時婚約者)もオロオロ。 自然と戻って来る事を期待して待っていると、お隣の奥さんの声が‥‥。 「わっ!何?!汚い猫っ!」 げげっ!見つかったっ! (どうしよう?)とマリーと目と目を合わせる。 全く声を出せずにいると、今度はお隣の娘さんの声。 「え~、かわいいじゃない。」 良かった。『汚い猫』から『かわいい』に昇格っ♪(^▽^)b などと喜んでる場合じゃないしっ! お隣では「かわいい」と言ってくれた娘さんがアキを保護してくれた模様。 私とマリーは玄関へダッシュッ! お隣では玄関が開く音がして、すぐに閉まる音。 閉まる音がしたと同時に、こちらの玄関を開ける。 お隣の玄関前で、アキがキョトンとした顔でこちらを見上げていた。 『夜の大逃亡事件』 平日の夜、リードをつけてアキを散歩させていた。 休日の昼間行くような公園ではなく、ごく近所をブラブラ歩いていた。 すると、前方の道に一匹のキジトラ猫がいた。 キジトラ猫は真っすぐアキに向かって歩いてくる。 どうも危ない気配を感じて、私は「シッ!」とキジトラを牽制した。 キジトラはチラリと私を見たが、すぐに無視して「シャッ!」と鳴いて一瞬でアキに飛び掛った。 二匹は団子になって転がり、すぐにアキが脱兎のごとく逃走した。 うかつにも自分は、その勢いでリードを離してしまう。 自分がキジトラを威嚇してから2秒間くらいの出来事だった。 2匹はそのまま近くに藪の中に走り去ってしまった。 もう、こちらはパニック。 「アキーッ!アキーッ!」と叫び、追い掛けるが完全に見失ってしまった。 夜中の12時頃。 自分1人で散歩させてて、アキが失踪したと知ったら、マリーがどんな悲しむ‥‥いや‥‥どんなに怒ることか‥‥。 本当に途方にくれて「アキ!」「アキッ!」と連呼しながら夜の住宅街を探し回った。 途中すれ違った人が変な顔をして、こちらを見たが、そんな事気にしてる場合ではなかった。 (これは本当に見つからないかもしれない‥‥) 30分ほど探し回った時に、少し遠くから犬が「ワンワンワン!」と吠える声が聞こえた。 (あっ!もしや?) ピンと来て、吠え声のする方向へ全力疾走した。 そこには散歩中の犬に吠えられて、塀を背に毛を逆立ているアキがいた! 「アキッ!」と呼んで、素早くリードをつかんだ。 アキは私の肩に駆け上って来た。 (よかった~~。)こんなに心底ほっとしたのは人生の中で、そうはなかったと思う。 アキは肩に乗っても、まだ顔を引きつらせ、毛を逆立てていた。 後日、この事をマリーに話した時に、「今後は単独では散歩禁止」をきつく言い渡された。 さて、そんな色々な事件があった、この賃貸住宅。 アキが幼少時代を過ごした、この住まいを、ある事から引っ越す事に決まった。 (つづく) では、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.29 22:45:09
コメント(0) | コメントを書く
[アキの歴史] カテゴリの最新記事
|