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あきえべ

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アキの歴史

2007.11.15
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カテゴリ:アキの歴史
 アキの為にペット可のマンションを購入した。

 契約は2002年の10月だった。






      マンション



 
 
 この図面を見ると、結構広そうに見えるが実際はかなり印象が違う‥‥

 つーか、この図面はかなり不正確な代物で、キッチンのL型のカウンターはこんなに小さくはない。

 図の右側にある東側の小窓もなかったりする。

 まあ、現物を確認してるので、その程度は大目には見るのだが、部屋が狭すぎる事実は全く変わりようがなかった。

 ある程度の家具は処分するとしても(南側の洋室にベッドを置くと)最低限の家具を並べる壁面が絶対的に不足していた。

 自分で原寸を測って室をCADにトレースし、あーでもないこーでもない、と部屋の改造を考えた。

 まず、マリー(嫁)の仕事部屋の確保すること。

 次にアキの縦方向の運動用に鴨居兼ネコ用歩廊を作ること。



 以上を基本に考えた結果がこれ。






      部屋改造後




 基本的に、部屋と部屋の間仕切りを家具で仕切ってみた。

 家具の転倒防止は、下がり壁と新設のネコ用歩廊(鴨居兼用)で、タンス等の頭を押えるという考え方。

 赤い棒状の部分が歩廊で、タンスが並んでいる所の上に下がり壁がある。

 (この程度の転倒防止策でも一昨年の地震で家具の転倒はなかった)



 リフォーム業者さんに発注して、空中歩廊が完成。






     空中歩廊1





 この歩廊には、マリーの仕事部屋にあるキャットタワー(自作)から登り下りするようになっている。



 平均するとアキの歩廊使用は1日1回程度か?

 思ったほど活用はしてくれないが、多少でも上下運動が出来てるのは良い事だろう。
   
  

 以下、歩廊使用中のアキを連続写真でどうぞ。

     歩廊1

     歩廊2

     歩廊3

     歩廊4

     歩廊5

     歩廊6    





 アキは一度だけ、この歩廊から足を踏み外して落ちかけた事があった。


 

 では、また。






Last updated  2007.11.15 20:25:49
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2007.11.09
カテゴリ:アキの歴史
 『アキ用マンション購入』



 1999年7の月!

 …に空から恐怖の大王が降って来ることもなく、10月になった。

 その月末をもって、アキを拾った舞台となった(株)T工業を退社した。

 経営が末期的で実質賃金がどんどん減っていき、仕事もキツイ会社だったが、13年間勤めた会社を辞めるのは、それなりに“こみ上げるもの”があった。



 そして、2000年1月6日に(株)T工業倒産。



 以前T工業で一緒に働いていて、その後他の会社に移っていた方が、倒産した事を聞きつけて「河伯(仮名)くん、まだ決まってないなら、うちに来ない?」と御声を掛けてくれた。

 2月1日から新しい職場に就く事が出来た。



 めでたし、めでたし。

 ‥‥と言いたいところだが、一つだけ問題が残っていた。

 T工業を退社した後も「家賃さえ入れてもらえれば」と言われていたので、T工業所有の『Nハイツ』に引き続き住んでいたのだ。

 家賃を払うべきT工業自体が無くなっているので、当面は現金書留でT工業の(元)社長自宅宛に家賃を払い「その部屋が競売で売却される『その日』が来るまでは住んでて大丈夫」という事になった。

 何しろ(黙認ではあっても)猫を飼える環境の賃貸住宅はなかなか見つからないので、すぐに引越しなくても良いのは助かった。


 
 月日はあっと言う間に流れ2002年。

 春から夏に向かう頃、「競売専門業者」を名乗る人間から連絡があった。

 「あなたが住んでいるNハイツが競売に掛けられて弊社が落札しました。つきましては御話しがしたい」との事。

 あれから1年以上の猶予はあったものの『その日』は確実にやって来たわけだ。



 いかにも『堅気ではない』雰囲気をプンプンさせた競売不動産専門業者さんの2人と御話しをした結果。

 「居住中の、あなたが購入して頂けるなら、それがベスト。」

 「家賃を払って頂ければ3ケ月~半年程度は居住して良い。」

 という内容だった。


 
 要するに「今住んでる室を買わないか?買わないなら出て行け!」という事だ。


 
 妻と相談した結果「正式にはペット飼育可の建物ではないのだから、ここを購入するメリットは無い」それなら「堂々と猫を飼える所」に引越そうという結論に至った。







   ジェダイ・アキ

   話しが長くなったのでアキちゃん画像で一服してください。






 まずは、賃貸物件を片っ端から探したが『ペット可』の物件は9割が「小型犬限定」のマンションやコーポだった。

 そうとうに辺鄙(へんぴ)な場所まで下れば、猫を飼える所も無いではなかったが、現在の会社への通勤を考えると「不可能」と言わざるを得なかった。



 そこで、ここは思い切って、マイホームを購入する方向で考える事にした。

 予算はローンで1千万前後、出せる頭金は最小限、希望間取りは現在の2LDK以上、1時間程度で通勤が可能な地域、そして何よりも猫が飼えるのが絶対条件!

 タイムリミットがある事と、予算的な問題で新築マンションは無理だ。

 もちろん新築戸建も論外。

 ターゲットは中古戸建とマンションとなる。

 中古の一戸建ては築年数とか地域を限定しなければ、意外と物件があった。

 しかし、自転車にさえ乗れない妻のことを考えると、交通不便な僻地はNGだ。

 あとは変に路地奥だったりして、後々近隣問題で面倒そうな所だったりして駄目。

 残るは中古マンションだったが、これがまた『ペット可』の物件が少ない。

 賃貸物件と違って、分譲ならば室内で飼う分には犬猫の差別は無いのだが、古い物件になればなるほど『ペット飼育不可』となる確率が多い気がした。

 最初は『ペット可』であっても、分譲後に入居者間で何らかのトラブルがあって『不可』に移行していったマンションも多いようだ。

 あちこち不動産屋さんの「オススメ」の物件を見に行った。

 見て回ったマンションで気に入った部屋もいくつかあったのだが、全てペットの問題でボツになった。
 
 こちらは「猫を飼える事が絶対条件!」と主張してるのに、平気で「飼育不可」の物件を勧めてくる不動産の営業マンが多かったのには閉口した。



 「予定だけでも早く御連絡ください」という催促の電話が、あの競売専門業者から掛かり、かなり焦って来た頃。

 「ペット飼育可」となっているマンションを1件見に行った。

 福岡市で一番の繁華街、天神まで徒歩15分。

 最寄り駅までは徒歩5分。

 バス停まで徒歩2分。

 博多駅までバスで10分。

 交通至便な事では申し分無い場所だった。

 室内を見る。

 リフォームは綺麗にしてある。

 北向きだが角部屋で、バルコニーは隣室とは分離されていて、アキが隣に脱走する心配も無い。

 築年数は新しくもないが古過ぎでもない。

 予算的にも、何とか合う。

 だが‥‥

 狭過ぎる!

 何しろ1LDKだ。

 Nハイツの部屋よりも10平米(約6帖分)ほど狭い上に、L型のカウンターキッチンが贅沢にスペースを占めているので、実質的なスペースはさらに狭くなっていた。

 普通引っ越す場合は、現在よりも広い家に引っ越すのが理想というかセオリー。

 逆に、かなり狭くなるなんて言語道断だ。



 (こりゃあ、駄目だなぁ)


 内心諦めて、S不動産の営業マンと別れ、妻のマリーの意見を聞いてみた。

 なんと、マリーのほうは大乗り気だった。

 何しろ立地が気に入ったらしい。

 それと何よりも「もう、あちこち見て回るのに疲れたよ」とのこと。

 確かに、それは私も同意見だった。



 S不動産の営業マンさんに電話を入れる。

 「あの部屋に決めます」

 「え!?そうなんですか? ありがとうございます。」

 全然『脈』が無いと思ってたらしく、びっくりしたような反応だった。



 二週間後に契約。

 その時に管理規約を見てみると「ペットの飼育について」の項目には、こう書いてあった。

 『危険なペットの飼育を禁ず』

 ちとビミョウな表現だったが、アキは『危険』ではない(はずだ)から無問題。



 その後、2ヶ月ほどローンが下りるのを待って入居を開始し、今に至る。

 

 アキの為に一千万以上の出費をしたとも言える。



 お前の為に買ったマンションだ。感謝しろよ?アキ。

 ‥‥

 ‥‥

 ‥‥こらっ!

 爪で壁クロスをズタボロにするなぁ!

 ごらっ!やめぇ!!

 お前の為に買ったマンションの評価額を落すなぁああああああ!!





 では、また。






Last updated  2007.11.09 12:04:47
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2007.11.03
カテゴリ:アキの歴史
 『 尿石症からエリザベスカラー 』



 メインタイトルの期間が大雑把すぎるが、記録も取ってないし、記憶もあいまいなのでご勘弁願いたい。

 それは、おそらく1995年頃から始まったと思う。

 ある日、トイレに座り込んだアキが、いつまで経ってもトイレから出ようとしなかった。

 かなりの時間(3分以上)経って、ようやくトイレから出たと思ったら、アキが座っていた場所には、1滴程度の濡れた跡しかなかった。



 詰まってる!





 こうして、アキの闘病生活が始まった。






    必殺猫パンチ

    これは闘猫生活







 さっそく病院に連れて行くと『尿道結石』だか『尿管結石』、その時どういう名称の診断だったか忘れたが、とにかく尿道に石が詰まる病気だった。

 当初の治療では、抗生物質などを投与したのか注射でもしたのかは覚えてないが、その後のアキの食事は極端に制限されることとなった。

 『サイエンスダイエット』の治療用のドライフードを1日40g程度。

 小さめの湯飲みの半分にも満たない量だ。

 それまで、何でも食い放題(人間用の食事はあまり与えてなかったが)だったアキにとって、この量は辛かっただろうと想像できる。

 この食事量は、今でも続いている。



 この時のドライフードは、猫が水分をよく採るように味を工夫してあるタイプで、症状が安定するまでの限定版だった。

 「とにかく水をよく飲ませるように」というのが獣医さんのアドバイスだった。

 

 アキの症状は、やや改善されたものの、時折悪化したりと安定しない。

 特に何度か新入りの仔猫が家に入り、その後に仔猫達が里親に貰われて行った時などに悪化していた。

 アキは仔猫を虐めたりしない性格の猫なのだが、やはりストレスが溜まったりしてたのだろう。

 そういう症状が悪化した時には、入院して人工透析を受けさせたりもした。



 最初の症状が出てから1年くらいだろうか?獣医さんが「腹膜の手術で改善されるかもしれません」と提案してきた。

 膀胱を腹膜に縫い付け(?)て、下向きの勾配を作り尿の流れを良くしようという方法だ。

 直前に行った人工透析と加えて15万円くらい掛かるとの事!!

 当然アキの健康には替えられないが、赤貧の身には痛すぎる出費だった。



 手術後のアキ。

 初めてのエリザベスカラーを着けた。









      エリザベス・カラー?






 おっと間違えた(棒読み)。








       エリザベス・アキ

 



 開腹手術の縫い目が痛々しい。



 この、自分としては超高額な手術の結果は‥‥あまり、というか殆ど変化が無かったように見えた。

 だから「効果ありませんでしたね。」などと獣医さんに恨み言を言ったりもしていた。


 
 しかし、それから2~3年掛けてアキの症状は回復していき、今も予防用のフードのみを食べさせてはいるものの、現在は尿石症の症状は全く出なくなった。

 マリー(妻)がフードを必ず水に浸して与える習慣が功を奏したのか?

 あるいは、腹膜の手術が結果的に成功したのか?

 今となってはどちらでも構わない。

 とにかく、尿道口の手術(ペニスを切り開いて尿道口を広げる手術、これが最終手段)までしなくて済んだのは、不幸中の幸いだったかもしれない。





 では、また。






Last updated  2007.11.03 16:53:23
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2007.11.01
カテゴリ:アキの歴史
 『アキ 初の引越し』

「1994年冬」という題名は不適切だった事に今頃気が付いた。

「冬」と言っても、その年の初めでも終わりでも「冬」だからね。

一応、今回の場合は「1月~2月頃」の積りだったので、御了承願いたい。
 




      アキ+象
      アキと象さん達。画像と本文とは全く関係ありま千の風になって。
                   (↑ダジャレが悪評なので、もう止めます;;)




 当時勤めていたT工業は、建設会社との「お付き合い」で購入した分譲マンションを1室保有していた。

 そこは、分譲マンションと言っても内容は酷いものだった。

 築20年近く(当時)。

 外見は賃貸アパートにしか見えない。

 5階建てだがエレベーターは無く、階段のみ。

 その階段も、段数割りが超適当だったので、各階で最後の1段の高さが全然違っていた。

 要するに、古くて設備が悪く、作りも悪いマンションだった。

 その部屋には会社の同僚が社宅として借りて住んでいたのだが、手狭になったのか、引っ越す事になった。

 そのマンションは私が当時住んでいたアパートよりも、ず~っと会社から遠かった。

 社宅ではあるが、家賃は変わらない。

 普通ならば、その部屋が空いたからといって、そこに移る理由はない。

 ただ、一つだけ見逃せない条件があった。

 そこに住んでいた同僚は2匹の猫を飼っており、会社からは黙認されていた事だ。



 念のため、私は社長の奥さんに相談してみた。

 河伯「Yさんが引っ越した後に、私が『Nハイツ』に入っても良いですか?」

 社長の奥さん「あー、いいよぉ。」

 河伯「猫がいますが、いいですかね?」

 社長の奥さん「いいよ、いいよ。Yさんも飼ってたんだし。」

 よしっ!大家さん公認でアキを飼えるぞっ!



 という訳で、アキにとっては初めてのお引越しとなった。

 後日、このマンションの管理規約ではペットの飼育不可である事を知ったが、一応オーナー(正確に言うとオーナーは会社なのだが)の許可を得てあるので、以前よりは気が楽になった。



 それから数年して、この引越しが原因で新たな転機を迎える事になるとは、その当時は思いもしなかった。



 では、また。






Last updated  2007.11.01 18:57:03
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2007.10.29
カテゴリ:アキの歴史
 ペット禁止の賃貸住宅で、コッソリと猫を飼ってる生活も半年以上が経過した。

 この間起こったハプニングには『隣室越境事件』と『夜の大逃亡事件』があった。





      アキとチーター
      
      アキとチーター。画像と本文は全く関係ありま千と千尋の神隠し。

      





 『隣室越境事件』

 休日のお昼。

 バルコニーにアキを出して、ちょっと目を離した隙に、アキは境界の隔て板の下をくぐって、お隣のバルコニーに移動してしまった。
 
 大きな声で「アキーッ!!」と叫ぶわけにもいかずに、私もマリー(当時婚約者)もオロオロ。

 自然と戻って来る事を期待して待っていると、お隣の奥さんの声が‥‥。


 「わっ!何?!汚い猫っ!」


 げげっ!見つかったっ!

 (どうしよう?)とマリーと目と目を合わせる。

 全く声を出せずにいると、今度はお隣の娘さんの声。

 「え~、かわいいじゃない。」


 良かった。『汚い猫』から『かわいい』に昇格っ♪(^▽^)b
 
 などと喜んでる場合じゃないしっ!


 
 お隣では「かわいい」と言ってくれた娘さんがアキを保護してくれた模様。

 私とマリーは玄関へダッシュッ!

 お隣では玄関が開く音がして、すぐに閉まる音。

 閉まる音がしたと同時に、こちらの玄関を開ける。


 お隣の玄関前で、アキがキョトンとした顔でこちらを見上げていた。
 
 


 
 『夜の大逃亡事件』

 平日の夜、リードをつけてアキを散歩させていた。

 休日の昼間行くような公園ではなく、ごく近所をブラブラ歩いていた。


 すると、前方の道に一匹のキジトラ猫がいた。

 キジトラ猫は真っすぐアキに向かって歩いてくる。

 どうも危ない気配を感じて、私は「シッ!」とキジトラを牽制した。

 キジトラはチラリと私を見たが、すぐに無視して「シャッ!」と鳴いて一瞬でアキに飛び掛った。

 二匹は団子になって転がり、すぐにアキが脱兎のごとく逃走した。

 うかつにも自分は、その勢いでリードを離してしまう。


 自分がキジトラを威嚇してから2秒間くらいの出来事だった。


 2匹はそのまま近くに藪の中に走り去ってしまった。

 もう、こちらはパニック。

 「アキーッ!アキーッ!」と叫び、追い掛けるが完全に見失ってしまった。


 夜中の12時頃。


 自分1人で散歩させてて、アキが失踪したと知ったら、マリーがどんな悲しむ‥‥いや‥‥どんなに怒ることか‥‥。

 本当に途方にくれて「アキ!」「アキッ!」と連呼しながら夜の住宅街を探し回った。

 途中すれ違った人が変な顔をして、こちらを見たが、そんな事気にしてる場合ではなかった。

 (これは本当に見つからないかもしれない‥‥)

 30分ほど探し回った時に、少し遠くから犬が「ワンワンワン!」と吠える声が聞こえた。

 (あっ!もしや?)

 ピンと来て、吠え声のする方向へ全力疾走した。

 
 そこには散歩中の犬に吠えられて、塀を背に毛を逆立ているアキがいた!

 「アキッ!」と呼んで、素早くリードをつかんだ。

 アキは私の肩に駆け上って来た。

 (よかった~~。)こんなに心底ほっとしたのは人生の中で、そうはなかったと思う。

 アキは肩に乗っても、まだ顔を引きつらせ、毛を逆立てていた。



 後日、この事をマリーに話した時に、「今後は単独では散歩禁止」をきつく言い渡された。

 

 さて、そんな色々な事件があった、この賃貸住宅。

 アキが幼少時代を過ごした、この住まいを、ある事から引っ越す事に決まった。


 (つづく)



 では、また。
 
 

 






Last updated  2007.10.29 22:45:09
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2007.10.25
カテゴリ:アキの歴史
 1993年の秋に、アキの去勢を行った。






        草地をお散歩アキ

           お散歩中のアキ。まだ○○があった頃






 実家で猫を飼ってた時は、去勢を行ったのは最初の一匹のみで、後は(すぐに行方知れずになる事もあって)雄猫の場合は避妊手術を行わなかった。

 放し飼いだったので、特に「さかり」の声がうるさい訳でもなく、スプレー行為の心配もなかった為だ。

 今回のアキの場合は、何しろ『ペット飼育禁止』の賃貸住宅で“こっそり”飼ってる事情もあって、去勢は必要不可欠だった。



 実は、アキの里親を募集している時期もあった。

 だが、「こんな咬み猫じゃ、貰い手無いよね?」という事になって、問合せが一件あったものの、募集は取り下げていた。

 もしも、あのまま里親を見つけていたら、アキも去勢されずに済んだかもね、と今になって思う。



 以前、どこかの女流作家さんが「避妊をするのは人間のエゴ、私は“痛み”を感じる為に、自ら生まれたての仔猫を崖から落として殺している。」などと書いてた。
 (記憶モードで書いてますので、詳細は違ってるかもしれません)

 かなり猛烈にバッシングされていた。
 
 まあ、そりゃそーだよね。

 「生まれないようにする」事と「生まれたものを殺す」のは一緒だという理論は、理屈としてはそうなのだろうが「結果が一緒ならプロセスはどうでも同じ」とは(大部分の人間は)到底思えない。

 しかし、「避妊をするのは人間のエゴだ」という点だけは自分も同意する。


 
 野良の仔猫が生まれないようにする。

 スプレー行為で部屋が汚れないようにする。

 「さかり」がつかないようにする。


 
 全部、人間の都合だ。

 「野良猫の生活環境は過酷だから」とか「野良猫の平均寿命は2年程度しかないから」とか「不幸な猫が生まれないように」とか‥‥

 猫にとっては余計な御世話だ。

 生まれても、すぐ死ぬから、不幸だから、可愛そうだから‥‥

 だから避妊して根絶やしするというのは、人間のエゴに他ならないと思う。



 14年前、保健所送りになる仔猫を拾って、今も一緒に暮らしてはいるが、避妊手術を施した事によって、彼の生命が未来に続いて行く可能性を絶ってしまった。

 生物的には、殺したも同然だ。



 目の前に死にそうな仔猫がいれば、拾ってしまうのが猫好きの人情だし、そのまま一緒に暮らしていくには避妊手術が必要な場合もある。



 これは仕方ない事ではあるけれど、その猫の「種としての連鎖」を絶ってしまった事は、胸の片隅にでも留めて置くべきだと、自分は考えるのだが如何だろうか?



 
 では、また。






Last updated  2007.10.25 15:56:11
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2007.10.21
カテゴリ:アキの歴史
 この頃から、私達はアキの『困った癖』に悩まされ始めていた。

 それは『咬みぐせ』








      噛み付きアキ





 仔猫の頃から、けっこう噛み付く子だったが、体も大きくなり、噛み付く力も“笑っていられる範疇”を越していた。

 室内を普通に歩くと足に飛び掛って、手加減無しで噛み付く。

 寝てる時に足にかぶりつく。

 寝てる時に頭に噛み付く。

 もう、とにかくTPOなど関係なしである。

  


 自分は学生時代に、実家で何度も猫を飼ってはいたが、全て放し飼い状態で、今回のような『完全室内飼い』は初めての経験だった。

 だから、これだけ咬み癖のある猫もまた、初めての経験だった。



 色々と咬み癖を直す為の努力はしてみた。



 (対策1)噛み付いた時に、鼻の頭を軽く指ではじく

   ↓

 さらに逆上!

 


 (対策2)噛みつかれても痛くないように足をスッポリ包むような分厚いスリッパを履く。

   ↓

 夏は暑い!あと、露出した足首を狙ってくる。




 (対策3)噛み付かれた時に、鼻の頭に水を付ける。(又は霧吹きを掛ける)

   ↓
 
 とっさに出来ないので関連が理解できない




 もちろん誰にでも噛み付くわけではなく、『噛み付き』の被害者は私とマリー(当時の彼女、今の奥さん)の二人に限定されていた。







        子供とアキ





 他人に対しては、噛み付く事など全く心配しなくて良かった。

 完全な『内弁慶タイプ』で、それは今も変らない。




 結局、この咬み癖は、この後3年間くらいは続いた。

 3年間は毎日1回は噛み付いたのが、3日に1回になり、一週間に1回になり、一ヶ月に‥‥。

 

 今現在は、年に2,3回だろうか?

 ごくたまに、ヒステリーを起こして噛み付く事があるくらい。

 おじいちゃんになった事もあって、非常に飼いやすい猫になったなぁ、と思っている。



 ちなみに妻のマリーは、今でも2日に1回は噛み付かれているらしい。

 彼女の場合は、アキの怒った顔が大好きらしく、わざと挑発して噛み付かせているせいだ。

 (本人は「別に噛み付かせているわけではない」と釈明はしているが‥‥)



 
 今現在、噛み付き猫と暮らしてる皆様。

 時が解決してくれます。



 では、また。




        






Last updated  2007.10.21 23:16:43
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2007.10.20
カテゴリ:アキの歴史
 アキが家族の一員となって2、3ヶ月経った。





       お散歩アキ

       リードをつけてお散歩中のアキ。



 

 仔猫の面影もやや残ってるが、もう『中猫』と言って差し支え無いだろう。

 この時期、休みになると近所の公園などにリード(小型犬用の引き綱)をつけて散歩に出掛けていた。

 もちろん、当時の彼女、今の奥さんのマリー(ハンドルネーム)も一緒である。





       女の子とアキ

       通りすがりの女の子とアキ。当然アキのほうが可愛いなぁ♪





 猫にリードをつけて散歩させていると、やはり珍しかったようで

 「あら?猫ぉ?犬かと思った。」などと声を掛けてくれる人もいた。

 散歩中の犬と遭う事もあったが、殆どトラブルはなかった。

 一度だけ、相手の犬とフレンドリーに鼻を嗅ぎ合っると思ったら、いきなりアキがパニックって、私の体を駆け上がり、アキの爪で腕にスダレ模様が出来た事があったが、その程度だ。



 今でも1年に1度くらい外に連れ出す事があるが、この頃のアキは自分でよく歩いてくれてたと記憶している。

 まあ「よく歩く」とは言っても、それは今現在との比較であって、犬のようには歩いてくれない。

 歩く時は歩くが、止まると全然動かない、という状態であった。



 動かないと言えば、散歩中にアキが大きな木に駆け上がり(リードは離してしまった)全然下りて来なかった事があった。

 待てども待てども下りて来ず、辺りはそろそろ夕暮れになりかけていた。

 仕方ないので、一計を案じて、二人で帰るフリをしてみた。



 10mくらい歩いて、振り返って見ると、アキは木の幹を必死で降りて来ていた。



 やはり、我々が近くに居ないと不安で仕方ないらしい。

 うんうん。可愛いね。



 可愛いアキではあったが、そのアキの可愛くない『クセ』に我々は悩まされ始めていた。 



 それは『咬み癖』。(つづく)






Last updated  2007.10.20 19:55:51
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2007.10.15
カテゴリ:アキの歴史
 拾って来た仔猫の留守番用“1LDK”を製作した。

 プラスチック製の引き出し付き収納を利用したものだ。





 
  1LDK再現





 引き出しを開けると『玄関』から出入り出来て、閉めると勝手に外出出来ないという設計だ。

 何しろ、まだヨチヨチ歩きだから、勝手に出歩けないようにする必要があった。

 仔猫を中に入れて、寂しくないように(?)UFOキャッチャーで取った猫のぬいぐるみを一緒に入れておいた。

 まさかとは思うが、窒息しないように(少しだけ)引き出しの隙間を残して閉めて会社に戻った。





     

     カプセルホテル?





 
 

 
 会社から戻ると、仔猫は大人しく寝ていた。

 仔猫は本当にボケーっとした印象で、寝床で座った状態から振り返るだけでコロリと転がるようなトロさだった。

 (今まで実家で飼ってた猫達は、仔猫の頃はもっと活発だったけどなぁ)というのが素直な感想だった。

 その評価は、その後何度も仔猫を拾った経験を経た今でも変わっていない。


 
 その夜、暫くして彼女が部屋に訪ねて来て、さっそく仔猫を抱っこした。

 心底、感動した声でかわいいいいい~~と呟いていたを覚えている。



 仔猫の名前は彼女が付ける事に決まり、その名前は(確か)翌日知らされた。



 「名前は、アキちゃんに決めたよ。」

 「亜紀?この子オスだよ?」

 「オスでもおかしくないよ。」

 「そうか。まあ、いいか。」



 こうして、仔猫の名前はアキに決定した。






Last updated  2007.10.15 19:27:07
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2007.10.12
カテゴリ:アキの歴史
 (カテゴリ分けの為再アップです)

 昼休みを利用して、仔猫を自宅のアパートに連れて帰った。

 ペット飼育禁止の賃貸住宅なので、見つからないようにエレベーターは利用せず、階段で5階までコッソリと上がった。



 まず、牛乳を与える。





    ミルクを飲むアキ





 本来なら猫用ミルクを与えるのがベストだが、買いに行く暇が無かったのと、おそらく離乳はしてるだろうとの判断だった。

 思ったとおり、通常の固形物もちゃんと食べるが、念の為水でふやかせて与えた。



 人心地ついた仔猫をよく見ると、いつも眠そうな目をしている。

 睫毛がやや長いせいで、眠そうな、ボケ~とした目に見えるようだ。
 




    眠そうなアキ





 とりあえず、彼女には「やっぱり拾ったよ」と連絡を入れたが、自分はまた会社に戻らなければいけない。

 自宅に仔猫一匹を残していくわけだ。

 どうするか?

 少し考えて、押入れの中からプラスチック製の収納箱(引き出し付き)を取り出した。

 中身の衣類を全て撤去して、そこに、寝床、食事場、トイレを確保してやる。

 仔猫の大きさからすれば、豪華な1LDKの完成だ。
    


 短くてスミマセン。も少し続きます。
   


 では、また。






Last updated  2007.10.15 19:02:06
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