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akiのブログ

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2011.03.24
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 野球マンガについて、まずは『MAJOR』と『巨人の星』を見て行きたいと思います。先に言っておかなければならないのは『巨人の星』は何度も読んでアニメも見ていますがずいぶん前であること。さらに『新・  』の方は原作もアニメも未見です。『MAJOR』の方は原作のマンガは未見でアニメのみ、第3シリーズまでしか見ていません。(あらすじや原作とアニメの差は公式サイトおよびWikipediaで確認しました)
 『MAJOR』満田拓也 という作品はまさに平成版の『巨人の星』といっていいでしょう。
 作者がどの程度意識していたかは知りませんが物語の構造がそっくり。
 どちらの主人公も幼いころから野球漬けの生活を送ります。星飛雄馬はかって巨人のレギュラーだった栄光が忘れられずそのポジションが至高のものだと信じる父によって強制され。巨人のエースを目指す。
 一方本田(茂野)吾郎はプロ野球選手の父にあこがれているが父親は実際には一軍半のピッチャーで肘の故障から引退を考えていた。しかし野球選手である自分に対する吾郎の思いと自軍のエースであり高校時代からの親友である茂野投手の勧めもあり、バッターとして再起を果たす。しかし、メジャーから移籍してきたジョー・ギブソンの豪速球を一度はホームランし再生した姿を見せるも、次の打席で死球を頭部に受け、それが元で志半ばで死亡する。
 一方は生きている父親によって植え付けられた強迫観念により。一方は死によって絶対的な存在になった父親をめざして野球を続けることになります。
 境遇も性格も違う2人ながらたどる野球人生はどこか似ています。
 ふたりとも素晴らしい素質をもち、幼いころからそれを伸ばすためのトレーニングを行い、高い目標を目指して一心に努力してゆきます。
 でもどうして野球なんでしょう。なぜボクシングや柔道のような格闘技あるいは球技でもテニスや卓球のような個人競技。いっそ陸上や体操競技やのような個人技を競うものを選ばなかったんでしょう。
 もちろん父親による刷り込みは大きいし特に飛雄馬に関しては父の強制が無かったら野球を選んでいたかどうかは疑問です。そういう意味では環境に恵まれた巨人への入団は野球をやるという条件の中では最良の選択なのかもしれません。
 何しろ飛雄馬は巨人に入団後も魔球の開発のために勝手に宿舎を抜け出し秘密訓練(何故秘密にするのかが不明)を繰り返しますし、その大リーグボールが打ち込まれるたびに(それも特定の個人によってで他の打者には有効なのに)試合を投げ出し姿を消すということを繰り返します。
 明らかに父一徹の教育の不備でしょう。野球のスキルはあげることが出来ても人間としては協調性皆無、社会性ゼロの欠陥人間としか言いようがありません。
 本田(茂野)吾郎も本格的な野球がしたくてリトルリーグに入ったもののその隔絶した実力ゆえに周囲から浮き、自らの言動によって窮地に追い込まれます。
 一人ではどうにもならなくなった時、他のチームメイトのフォローにより野球が9人で行うスポーツだということを思い出し、何とか切り抜けてゆく吾郎。
 アニメ版第一シーズンのラストは育ての母の桃子と父の同僚だった茂野投手の結婚と彼らと共に引っ越すことになった吾郎が別れも告げず、去ってゆく場面でした。
 そして『巨人の星』のラストは左腕を使えなくなった飛雄馬が新しい夢を捜してかってのライバルたちそして父と姉の前から去る場面で終わります。

 いや『巨人の星』のラストではマジで感動したんですけどね。『新・巨人の星』では飛雄馬は最初打者として、ついで右投げの投手として復活する。それを聞いただけで読む気が失せました。なお、『MEJOR』の吾郎も引っ越し先のリトルリーグで無理をして右肩での投球が不能におなってしまうが不屈(便利な言葉だ)の精神力と努力によって左腕投手として野球に復帰することになります。
 もっともこれ以降も似たような無茶を繰り返すことになるのですが。
 『巨人の星』といえば ど根性、スパルタ、魔球といったところがキーワードでしょうか。でもそれは平成に描かれた『MAJOR』でも変らないような気がします。(魔球については現実のものと違うジャイロボールなる変化球?が登場します)
 ただやはり彼らが野球を選んだ理由がよく分からないんですよね。

 次回でそれが分ればと思います。号泣

★今じゃギャグとしか思われて無いけれど、ちゃぶ台返し、親子でのうさぎ跳びを電柱の影から見守る姉ちゃん、燃え上がるグランド、マウンドで泣きながら抱き合うライバルたち、伝説のすべてがここにある。★


★78巻ですかスゲーとしか言いようが無い。私の持ってるのは多分ワイルド7が最長48巻だっけ。ま、最近は長いの多いからな。ワンピースとかブリーチとか銀魂もってみんなJUMPじゃん。えっとこち亀173巻だって。けど野球マンガではこれが最長だよね。★








Last updated  2011.03.25 01:44:35
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2011.03.22
カテゴリ:カテゴリ未分類
 あなたはスポーツはお好きですか。私はまったくといっていいほど興味が無い。見るのも、もちろん自分でやるのも。思うに少年時代スポーツが不得手でろくな思い出が無いからでしょう。人並み以上といえるのは水泳くらいですか。
 それでも生活しているとそういうものに拘わらざるをえないことがあります。特に日常の会話でそういった話題になって仕方無しに合わせてるうちに同好の士と見られたり。大阪生まれの大阪育ちなんである程度仕方ないとは思うんですけどね。
 ほんと、うっとうしいんですよタイガースファン。
 たとえばタクシーに乗ったときとか、初めての店で散髪するとかそういうときの当たり障りの無い世間話という奴。世間一般ではどうか知らないけど大阪に住んでいればほぼ間違いなく野球それも阪神の話になる。いきなり「昨日は惜しかったですなあ」とか「このところ連勝ですな」といった感じで話しかけられる。
 おれは阪神ファン確定ですか。昨夜の試合結果知ってて当然ですか。そら大阪弁で喋ってるけど阪神のマークのついたキャップもかぶってないし、虎縞の法被着てるわけでもないのに。
 名古屋や広島で同様の現象があるのかどうかは知らないが阪神地区には普通に有ります。  野球のルールくらい知ってるけど覚えたのは「ドカベン」や「野球狂の詩」(月間マガジンに乗ってた奴)読んでやから。選手の名前言われたってわからへんて。情報源は「あぶさん」やねんから。
 
 ふと思った。自分にとって野球漫画というとまず先にあげたような水島新司作品が浮かぶんだけど。世代によって出てくる作品はやっぱり違うんだろうなと。
 ざっと調べただけでも自分の知らないマンガも含めて山ほど出てきた。
 その中から自分の読んだもの見たもので面白かったものを並べてみた。
 
『作品名』(掲載期間、作者)アニメ放映期間
 (『野球狂の詩』は好評のため月一から毎週放映に。『MAJOR』はシーズン1から6まで)

『巨人の星』(1966年-1971年、梶原一騎・川崎のぼる)放映 1968年3月30日~1971年9月18日
『男どアホウ甲子園』(1970-1975年、水島新司)放映 1970年9月28日~1971年3月27日
『ドカベン』(1972-1981年、水島新司)放映 1976年10月6日~1979年12月26日
『野球狂の詩』(1972年から1976年水島新司)放映 1977年12月23日(第1話)、1978年5月20日-9月15日(第2-6話、毎月1回の放送)、11月6日-1979年3月26日(第7-25話、毎週放送)
『キャプテン』(1972年、ちばあきお)放映 1983年1月10日~同年7月4日
『プレイボール』(1973年、ちばあきお)放映 2005年7月より(全13話)。また2006年1月より「プレイボール2nd」(全13話)。
『あぶさん』(1973年-、水島新司)
『すすめ!!パイレーツ』(1977年、江口寿史)
『タッチ』(1981年-1986年、あだち充)放映 1985年3月24日~1987年3月22日 
『H2』(1992年-1999年、あだち充)放映 1995年6月1日~1996年3月21日
『MAJOR』(1994年-2010年、満田拓也)放映 s1 12004年11月13日~ 2005年5月21日s2 2005年12月10日~2006年6月10日s3 2007年1月6日~2007年6月30日s4 2008年1月5日~2008年6月28日s5 2009年1月10日~2009年6月27日s6 2010年4月3日~2010年9月25日 
『おおきく振りかぶって』 (2003年-、ひぐちアサ)放映 2007年4月より9月 ~夏の大会編~ 2010年4月~6月
『クロスゲーム』(2005年-2010年、あだち充)放映 2009年4月5日~2010年3月28日

 こうしてみるとなかなかいいラインナップじゃないすか。『MAJOR』が『巨人の星』の『おおきく振りかぶって』が『キャプテン』の21世紀バージョンといえなくも無いか。あだち充氏は相変わらずのあだち節健在だし。登場人物死ぬし。
 
 次回はここにあげた作品中心に見てゆきます。大笑い

★今一番面白い野球漫画といえばやはりこれでしょう。アニメも素晴らしい。見出すと止まらなくなるので、できるだけ先の分まで借りましょう。でもただいま休載中。早く再開してくれないと甲子園行く前にこっちがあの世行きだよ。何しろ15巻使って一年の夏の大会5回戦までだもん。★


★ついでに古本の方も載せときます。ところでこの作品は意外にも女性に大人気、BLコミックとして読まれているようです。同人誌も山ほど出てます。まあそう読めなく無いことも無くはないけど・・・。★







Last updated  2011.03.23 01:51:21
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2011.03.18
カテゴリ:SFってなにさ
 前回本棚を買った話をしましたが、実はそのとき見つけられると思っていたのに見つけられなかった本があります。買ったはずなのに未読のままどこかに仕舞い込んでしまうなんてアホ過ぎます、それにないとなると余計に読みたくなるのが人の常。
 ネット書店で見つけたものの新品を買うのも腹が立つし、じつは1年かそこら前にその文庫をブックオフの105円棚で見かけていたんですよね。そのときは持っているはずだと思ったので買わなかったのですが新品だと987円ですよなんと半端な値段だ。税抜きで940円ですかなんかそんなに払うのは沽券に関わるような気になって古本屋さんを調べまわったけど、ない。おまけにその続編の方を手に入れちゃったじゃありませんか。ちなみにこちらはちゃんと105円でした。
 買うのを躊躇してたのにはもう一つ理由があって読んだような気もしてたからです。何しろ刊行日は1986年なので読んだとしても20年ぐらい前。引越しのときに読んだ本は極力売り払ったし、そのころはハードカバーも古本屋でよく見かけた気がする。
 何しろ有名な作品なのであらすじは誰でも知ってる。どんな感動が得られるかもガイドブックが教えてくれる。じゃ、何でそんな本を読もうと思ったかといえばジョン・ヴァーリーの「ティーターン」を読んだから。これも三部作だけど三冊目(正確には2作目が2分冊なので4冊目)がでてないな創元さんお願いします。
 さて私の探してた本は何でしょう。
 いや、クイズじゃないから。答えは「リングワールド」著者はラリイ・ニーブン、ね名作でしょ。たしか早川のオールタイムベストにも選ばれてたはず。ティーターンとは異星人の巨大建造物つながりですね。いや明らかにリングワールドのヴァーリーバージョンって感じがするんですよね。
 結局市の図書館で借りて読みました。うーん前に読んだかどうかほんとにわからねえ。いや面白い本ですよでも今読む必要があるかといわれると正直つらい。この作品を読んでSOWを感じられる人もいるだろうけど、私には手垢ばかりが目立ってしまった。
 これが気に入ったなら次は「ゲイト・ウェイ」フレデリック・ポールか「宇宙のランデブー」A・C・クラークあたりでしょうか。
 ところでリングワールドの続編は4冊も出てるんだよね。ノウン・スペースのシリーズは全部絶版なのに。短編にもいいのがあったのにな。創元さんどうでしょう。ウィンク

★おお、今ならあの名作が200円で・・・。ちなみに私が借りたのはハードカバーの方。定価1400円だっけ、今考えるとやすいよね。
 リングワールドという壮大なガジェットが話題に上るけど、物語の焦点はある登場人物の特殊能力にある。ハードSFというよりはホラ話ですね。★








Last updated  2011.03.19 01:56:32
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2011.03.16
カテゴリ:カテゴリ未分類
 おかげさまで順調に退院できました。何しろ8日間ベッドの上でゴロゴロしていたためかなり体力が落ちていましたが、できるだけ歩くこと心がけかなり復調しました。退院して一週間後に検査と診察を受けてきましたが経過は想像以上に順調なようです。検査はレントゲンとピークフロー値という最大呼気流量を測る検査私の場合通常の値が不明でしたが、肺活量とも平均値を上回っており、現時点では普通人と変らない状態のようです。後は薬を減らしながら発作を起こしたり、悪化の兆候が無いか月に一回程度の診察で見ていくとのこと。禁煙も続けてますし、後は春先の気温変化で何らかの反応が出るかが問題です。
 花粉症ではないと思うのですが春と秋の気温が変化する時期にアレルギー性鼻炎のようにくしゃみ、鼻水が止まらない状態が一度は来るのでそこで喘息も併発する可能性は有ります。
 今のところは体力をつけるためになるべく歩くようにしています。いつも車で買出しに行ってるスーパーも徒歩で片道30分。確かに時間はかかりますが思ってるほどの負担でもありません。
 実は今回の件をブログに書こうと思ったのは一人暮らしの生活が結構危険が多いことに気付いたためです。オートロックも隣人との面識の無い都会のマンション暮らしも便利で面倒が無く快適では有りますが、今回のようなちょっとしたことで危険な状態になります。
 たとえば救急車は呼べてもオートロックを外せる状態でなければ、オートロックは他の部屋に連絡して外せても自室のドアを開けることが出来なければ、その時点で人生が終わっていたかもしれません。
 救急車を待ちながらそんなことを考えていました。
 もちろんそんなことは家族と同居していても起こりうることではあるのですが。
 まして体調が悪いからと見舞いに来てくれる相手のいる人もどれほどいるでしょう。また言えば来てくれるにしても仕事仲間などでは仕事を休んだ上に見舞いに来るようにはお願いしにくいし、時間的な制約もあるでしょう。
 正直これまで健康であっただけに、自分が倒れるというようなことは可能性があることは分っていても備えるということは考えたこともありませんでした。
 だから今回のことは私にとってはいい経験だったという気がしてます。


 病気に関してはとりあえず今回で終了します。次回からは従来のように本やドラマの感想中心のブログになると思います。(ウィンク

★ちょうど一年位前に本棚を買いました、引越しのときの本を整理できてなかったからなんですが、引っ越してから何年経ったんだって話ですよね。まったく同じ商品ではないのですがサイズはほぼ同じ、値段はもっと安かったけど今ではこれが相場のようです。棚無しで2段積みが2列で文庫本丁度10段入りました。一列に役50冊、前後2列で棚一本で一千冊。びっくりしたのは未読の本で棚がほとんど埋まってしまったことと重複がほとんど無かったこと・・・整理してなかったので未読本の中に何があるか分らなかったんです。★








Last updated  2011.03.17 01:09:13
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2011.03.15
カテゴリ:カテゴリ未分類
2月の半ばに救急車を呼んでそのまま入院ということになった私は喘息との診断を受けました。腕には点滴、口を覆う酸素マスクと傍から見れば重病人でも、喘息という病気そのものが症状としては気道が炎症により狭くなることによる咳、喘鳴が起こり、重症な場合は呼吸困難から死亡に至るケースもあるものの発作がおきていず、酸素吸入によって呼吸も安定している状態では動き回らない限り健康体と変りありません。
 つまりヒマなのです。
 喘息の治療も特別なものではなく、慢性的になっている気管支の炎症を薬や生活習慣の改善によって和らげてゆき、発作の起こらないようにするのが中心です。私の場合は一気にマックスまで行ってしまったため、点滴で気管拡張作用のある薬や抗アレルギー薬を注入して気道の炎症を抑え、吸入薬や内服薬なども含め総動員で発作が起こらない状態に持っていこうとしているところです。炎症が治まり気道が広がれば点滴も酸素も外れます。
 酸素を吸っている間は元気でもマスクを外すと息が荒くなるようではどうしようもありません。
 点滴と酸素ボンベを担いでる状態ですから尿道カテーテルは外してもらったもののトイレに行くにも看護婦さんの付き添いが要ります。
 それ以外はひたすら寝てるだけ。一応テレビもありますが昼間の番組など見慣れていなければ面白くもなんともありません。親が見舞いに来てくれ雑誌を差し入れてくれましたが病院の売店にあったのは「オール読物」いや時代物や歴史物も読みますが信長関連の話がいくつもあるのはどうなんでしょう。
 唯一の楽しみといえば食事でしょうが、何しろ動いていないし、これまでの食生活からするととんでもない時間に(それが世間一般だと分ってはいますが)食事を供されても腹が減ってるのか減ってないのかよく分からないんですね。
 ちなみに朝食は8時でパンとサラダに牛乳が基本パターン。パンはトーストできないからかチンしてます。ジャムやピーナッツバターがついてます。
 昼と夜はあまり内容に区別は無いですね。昼食は12時で夕食は6時御飯にメインの惣菜(さばの竜田揚げ、牡蠣フライ、ミンチカツ、おでん、など)と煮物、汁物、おひたし、サラダなど3品がつきます。よく言われるほどまずくも無いがお金を出して食べるほどおいしくも無いというところでしょうか。甘味料や塩分控えめ調味料を使っているせいも多分にあります。
 実は私生まれて初めての入院なんですよね。もちろん生まれたときには産院に入院したはずですが当時の記憶は無いもので。
 小説や漫画では結構面白そうだし一度は経験してみたいと思っていたのですが、なんと退屈なことか。大きな総合病院だけにいろんな人が行きかっている分小さな個人病院とかよりはましなはずですがね。月並みでは有りますがやはり健康が一番ですね。

 こんなことなら未読の本の10冊も持ってくるんだったと反省しきり。退院したら救急車に乗るときもって行く10冊を選ばなきゃ。結構本気です。(スマイル

★病院の食事ってこういうのを使ってるんでしょうか実際に使ったら高くついて仕方ないでしょうね。しかし健康食品といいながら健康な人は食べないんだろうなと思うと少し哀しい。★


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★入院してしばらくはトイレのたびにこいつを引きずってゆきました。マスクを外すと息が切れるんですよ情けねえ。★








Last updated  2011.03.16 02:19:36
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2011.03.14
カテゴリ:カテゴリ未分類
 タバコを吸う人間はニコチン依存症、ニコチン中毒だという考え方をどの程度の人が持っているのか分らないけど禁煙治療に保険が効いたり、ニコチンを含むガムやパッチといった禁煙をサポートする医薬品が発売されていたりと昔に比べると禁煙の環境もずいぶん変ってきた感じです。
 私の場合は喘息の発作による入院という原因がありましたから禁煙へと踏み出すことが出来ましたが、それがなければおそらく値上がりしたタバコの価格に文句を言いながらも喫煙を続けていたでしょう。
 でも考えてみれば継続することに何のメリットも無い悪癖を断つことが何故こんなに困難なのか、自分でも分りません。これもニコチンに依存した脳のなせる業でしょうか。
 ネットで調べたところ喫煙によって感じられる、「集中力が高まる」「気分が落ち着く」「ストレス解消になる」といった感覚を感じること自体がニコチン依存症の証拠ということらしいです。
 タバコを吸うことによって実際にはそうでないのにそのように感じるというのはタバコを吸うことによる健康被害と同じくらいまずいことのような気がします。もっともそういった感覚はすべて気の持ちようだともいえるわけですが。
 ところで考えてみると担当の先生が私に軽く「タバコはやめてください」とおっしゃったのは少々不適切だったような気がします。確かに私も軽く「はい、やめます」と答えましたがヘビースモーカーではないものの本当にやめれるのか、何らかのサポートが必要か聞いてくれても良かったような気がするんですけどね。
ま、入院してからタバコが吸いたいとか、また吸えるかとか一度も聞いてませんでしたし、信用されたと思うべきでしょう。
 実際、本日でタバコを吸わなくなってから2週間ほどたちましたがそれほどの苦痛も無く禁煙を継続できています。タバコを吸っているころから会議やイベントなどで半日以上すえない状態でもさほどつらいと思いませんでしたし、喫煙者仲間が律儀に休憩時間ごとにタバコをふかすのを滑稽に思うこともありました。
 だから止めようと思えばいつでも止めれると豪語していたものです。で実際に禁煙してみて最初の一週間は確かに一日中何か物足りなさを感じていました。ちょうど空腹で目の前に食べ物があるのに食べれないような感じでしょうか。逆に言うとその程度でしかなかったのはやはりそういう体質だったのかもしれません。
 口寂しさもあり、自宅療養中は一日中何か食べていたような気がします。ガムでも噛めればいいのですがあまり好きじゃないもので、スナック菓子やアメを食べていました。禁煙すると太るといいますが確かにタバコの代わりに毎日数百円分の菓子を食べていれば太るに決まってます。こちらを習慣化しないようにするほうが大変かも。
 今でも思い出したようにタバコを吸いたくなることがあります。そのときはタバコの値上げに感謝します。ワンコイン100円で売っていたら買って吸っていたかも。今となると410円の出費がひどくもったいなく思えます。

 いや本当にあまり苦労してないんですよね。他の禁煙している方に申し訳ないような気分です。(しょんぼり

★こういうのいいなと思うけど、一つだけだと落ち着きが悪い。つい集めだしたりして看板依存症ですか、集めたのを見てると落ち着くのもビョーキでしょうか。★


★こういうの貼りまくるのもいいかと思うけどどうしても押し付けがましくなっちゃうんですよね。禁煙してからタバコを吸う知り合いが尋ねてきたことはありませんがもしきたらどう対応するべきか、ベランダに喫煙所の立て看でもたてますか。★









Last updated  2011.03.15 02:13:31
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2011.03.13
カテゴリ:カテゴリ未分類
 喘息という診断を受けて、当然のことながらタバコはやめるようにといわれました。私もハイと即答しました。そのときは入院3日目、まだ点滴も酸素マスクも外せない状態でマスクを外すと酸素飽和度が90前後に下がります。当然その時点で禁煙も3日目だったわけですがタバコを吸いたいという気持も、いや禁煙しているという意識すらありませんでした。体がニコチンを欲していなかったということなのでしょう。
 その後酸素マスクが外れ、点滴も無くなってからもタバコが欲しいとは思いませんでした。勿論、病院内は禁煙で吸おうと思えば喫煙所に行くか、病院の外にでるしかないのですが。
 その後順調に回復し結局入院は7泊8日間でした。喘息という病気の特性上発作さえ起こらなければ健康な人と変らぬ生活が送れますが発作の再発を防ぐためには生活習慣の改善が必要です。私の場合は何よりも禁煙が必要でした。
 タバコを初めて吸ったのがいつだったかは思い出せませんが、大学のときは吸っていたはず。それ以来やめる理由もなくなんとなく吸い続けてきたというのが実感です。考えてみればタバコ代だけでも相当な金額。私の場合一日の喫煙量は10~15本くらいですが一日10本と考えても一箱300円換算で一年に55,000円の出費です。昨年の秋に値上がりし私の吸っている銘柄は一箱410円に値上がりしましたから年間にプラス20,000円ほどの出費増になります。
 なんかすごい損をしてきたような気分になりますね。しかし家に帰ってネットで調べてみると禁煙はかなり難しそうです。何しろのどの調子はここ何年も無かったほど良好です。ま、当たり前ですが。こういう調子の良いときに吸うタバコはおいしいような気がします。
 残っていたタバコを一本吸ってみました。別においしいとは思いませんが慣れ親しんだことをやっているという安心感みたいなものがあります。ドーパミンがどばどば放出されているのでしょう。でもそれだけです。
 この程度ならやめれそうだな、と思いました残っていたタバコを全部灰にしてそれから私の禁煙が始まりました。
 ネットや薬屋さんでもらってきた、館ひろしが微笑んでいる『ニコチン依存症』というパンフレットによると喫煙はタバコ依存症、ニコチン依存症というれっきとした病気であるという認識が一般的になってきているようです。
 依存症、禁断症状、と以前なら麻薬にしか使われないようなフレーズが並びます。健康被害については麻薬よりも深刻だという話もありますね。フレンチコネクションでジーン・ハックマンが演じたポパイ刑事を思い出します。

 続いて私の禁煙体験について報告します。(クール

★ニコチン入りのガムですね禁煙サポートグッズということらしいです。ただ結構いい値段に思えますが、ニコレットの公式サイトにある禁煙プログラムによると私程度の喫煙量なら最短で6週間、タバコ代より安くで禁煙できます。またアメリカ人じゃあるまいし仕事中にガムがかめるか!という方には一日一枚貼るだけのパッチタイプもあります。★


★話題の電子タバコですが要するに従来からあった禁煙パイポに煙に似せた水蒸気が出る仕組みを加えたものですね。雰囲気やタバコを吸っているような錯覚を起こさせ禁煙の一助になる可能性はありますがニコチン依存症の方には効果は疑問ですね。★








Last updated  2011.03.14 01:38:47
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2011.03.12
カテゴリ:カテゴリ未分類
 喘息といわれて思い出したのは子供のころのこと。私の育った街は阪神工業地帯の端っこにあり、交通量も多い地域でした。当時小児ぜんそくは公害病の一種として認識されていたようで私も患者として治療を受けたことがあります。治療自体はさほど長期でもなく、症状もすぐにおさまりそれ以降、今回の発作までその病歴を思い出すことはありませんでした。
 ただ記憶には発作時に咳が激しくて息が出来ず苦しかったということ。横になるとより苦しくなるため、中々眠れなかったことなどが残っています。
 では喘息というのはどういう病気なのでしょう。専門的なことについては 喘息 喘鳴 咳き 呼吸困難 といったキーワードから出て来る、詳しく説明されたサイトがたくさん有りますしので興味のある方はそちらをどうぞ。
 簡単に言えば肺に空気を送る気道が炎症を起こし狭くなり空気のとおりが悪くなった状態が喘息です。その炎症を引き起こす刺激が咳や痰を誘発することになります。
 喘息の人の気道は慢性的に炎症を起こしています。健康な人より気道は狭くなり当然空気もとおりにくい状態ですし少しの刺激にも反応して発作が起こりやすくなっています。
 そしてその刺激となるのはハウスダストなどのホコリやタバコ、ペットなどの毛、季節の変わり目の温度変化、風邪を引いたとき、ストレスを感じたときなど日常生活のあらゆる局面で誘発の危険があります。そして何より腹立たしいのは起きてる間はなんとも無かったのに寝入りばなや夜中から早朝の皆が寝静まっているときに限って咳が始まりそれ以降眠ることも横になることさえ出来ず。外が白み始めるまでタオルを銜え、呻吟する羽目になることです。
 私の感覚としては横になって眠りに落ちようとするとき、からだがじんわりと温かくなってきた瞬間に咳の発作が起こるような気がします。夜中や早朝に咳が起こるのは喘息の特徴のようです。心当たりのある方はご注意ください。
 とわ言っても私のようにひどい状態になるのは(先生にはっきりと心臓が止まっても不思議は無かったといわれました)よほどの不摂生の結果だと思われるかもしれませんし事実そういう部分もあるのですが今回のことでも何かの拍子にのどが詰まったり、例えば水を飲もうとして咳き込み気道がふさがったりしていればその時点で死んでいたかもしれません。実際あるサイトによると喘息による死亡者は年間6千人。しかも若い人が多いとか。
 想像するに私と同様たかが咳、風邪の症状と軽視して何らかのアクシデントが重なった結果と思えます。必死で咳をこらえてるうちに呼吸困難に陥り、そのまま酸欠状態になることもあるようです。陸で溺れるようなものでその苦しさは想像に余りあります。
 しかもこれは人工呼吸も効きません。酸素吸入するか挿管するしかないでしょう。そういえばアナフィラキーショックで呼吸困難に陥った患者にボールペン挿管する場面をドラマで見たことがありますが。気道の深い部分まで炎症を起こしていればあれでは持たないでしょうね。

次回は喘息治療のための生活習慣の改善について考えますズバリ禁煙です。(怒ってる

★最近は吸入器といっても電動式のこういったものになるようです。私としては昔のアメリカ映画に出てくるちょっと過保護な少年が持ってる吸い飲み、みたいな奴のイメージが強いのですが。スティーブン・キングの作品にでてくるような、ね。★


★いや別に深い意味はない、三菱鉛筆でもパイロットでも良かったんだけどなぜか最近こればかり使ってます。先端部分が金属になっているから貫通力は強そうだけど、径が細すぎますね、うーんどっちにしろ成人にはボールペンの軸では細すぎるような気がしてきた。二三本まとめていっとく?★








Last updated  2011.03.13 01:59:35
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2011.03.11
カテゴリ:カテゴリ未分類
 救急隊員に引きずられるようにして部屋を出ました。椅子型のストレッチャーに固定されます。変った形だなと思いましたがエスカレーターに乗り込んで納得しました。4人乗りの小型のエスカレーターに寝台タイプのストレッチャーなど入るはずもありません。
 何しろこちらは思考自体はいつもとあまり変わらないものの動かせるのは首くらいです。詳しい形状を見たかったのですが、はたせませんでした。建物から出たところでストレッチャーが私を乗せたまま変形し、寝台タイプになりました。
 そのまま救急車に搬入されましたが後部のドアを閉めると足が伸ばせません。私は身長170センチ日本人男性としては平均的なはずですが、バンタイプでは広々とは行かないようです。
 すぐ発進するのかと思いきや無線による病院との交信が始まりました。患者の状況を説明し、受け入れ可能かどうかを確認しているようです。一瞬冷たく拒絶され、たらいまわしにされるのではないかと期待・・・いや懸念しましたが、どうやらうけいれOKのようです。「市民病院に行きますので楽にしていてください」との言葉は予想通り。近くで一番大きい総合病院です。
 十分ほどで病院に到着。緊急入り口から寝たままストレッチャーで通路を滑ってゆきます。付き添いの方でしょうか暗い顔をした人がポツリポツリとベンチに座っています。
 ER (と書いてあったと思います)と書かれたドアを開けると数人の医師や看護士らしき人々が待ち構えており飛び掛るように上着を脱がせ、ズボンをひん剥き、腕や腿の血管に注射針が差し込まれます。マスクが病院のものに変えられ、はだけた胸に聴診器が当てられます。心電図、血圧計、体温計、パルスオキシメーターなどが四方から伸びた手で取り付けられ、さらに尿道にカテーテルをねじ込まれました。最後のが一番効きました。
 いまさら恥ずかしいとかはありませんが縮み上がっているものに無理やり突っ込むというのはほとんどレイプですね。私ももう少し若くナイーブならトラウマになっていたかも。
 とりあえず周囲では何人もの医療スタッフが走り回ってましたが症状がある意味典型的だったため、病気を特定するための検査はかなり飛ばされたようです。血算検査、生化学検査、薬毒物検査というのがドラマで覚えた検査名ですがほとんど無し。最後のは日本では法医学用語のようですね。レントゲンの器械が迫ってきます。マトリックスにでてきたような形。被曝を避けるため一瞬だけ周囲から人が消えます。
 本当は挿管という奴を体験してみたかったのですが、絶対苦しいだろうし気色悪いだろうし、危険度も高いようですが折角ですからねえ。実際病状がもう少し進行していれば否も応もなく挿管されていた可能性は有ります。
 とりあえず周囲から段々人が減ってゆきます。おそらくは病状が詳しく分ってくると必要の無い方は解放されるのでしょう。医師の一人が計器の数字を見ながら問診します。
 酸素吸入のおかげで呼吸はかなり楽になりました。体のあちこちから管が伸びていることを除けばあまり違和感はありません。ところで私の病名は確定したのでしょうか。私の弱々しい問いにどうやら私の担当医となるらしいそのまだ若い医師は元気よく答えてくれました。
「喘息ですね。ええ立派な喘息です」

 で、そのように決まりました。その夜わたしはICU集中治療室にぶち込まれることになりました。(びっくり

★これが酸素飽和度を計るパルスオキシメーターです。この数値が90以下になったら酸素吸入するか、救急車を呼びましょう★


★どくだみはのどに良いようです。本当に効くかどうかは私からはなんとも。医師にちゃんとかかった上でなら問題は無いでしょうが★







Last updated  2011.03.12 02:10:19
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2011.03.10
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 眠れぬ夜がいつの間にか明けていました。ついうとうとしてしまったようで気がつくとカーテンのすき間から朝日がもれています。しかし体調は回復していませんでした。
 相変わらず喘鳴がひどく、一呼吸ごとに深呼吸しているのに息苦しさは変りません。何とか立ち上がることは出来てもそれ以上身動きすると酸欠状態で倒れてしまいそうです。この状態で病院まで自力で歩行することは不可能に近いと考えるしかありません。
 となれば119番。救急車に出動を要請するしかありません。
 ただ私の住んでいるマンションはロビー入り口がオートロックになっています。インターフォンで来客を確認し、ボタンを押せばロックが外れる仕組みです。
 つまり救急隊員が来た時点でインターフォンを取り、ロックを外し、さらに自室の鍵を開けなければなりません。体が普通の状態なら何の問題も無い動作ですが、立ち上がるのさえやっとという状態ですから前もって自室のロックを外しておくことにしました。這うようにして玄関まで行き、ロックを外すだけでかなり体力を消耗しました。
 インターフォンの下にうずくまるようにして呼吸を整えます。実は119番に連絡することに決めてから、ここまでで30分以上かかっています。動作の一つ一つが非常に困難で少し動いては呼吸を整えるということを繰り返しました。
「119番です。消防ですか?救急ですか?」「き救急です」「住所とお名前を」(繰り返したずねられ目標物の確認なども。こちらは息も絶え絶えのため聞き取りにくかったのでしょう)「どういう状態ですか」「こ呼吸困難」「すでに救急車が向かっておりますので楽な姿勢でお待ちください」
 救急車は十分もせずに到着しました。インターフォンのチャイムにロックを外し、待つことしばし。部屋は2階ですがストレッチャーや救命具を運ぶためエスカレーターを使ったのでしょう。チャイムを聞いてからの方が長く感じられました。
 救急隊員は三名。症状を聞かれ、左の指先を洗濯バサミのようなものではさまれます。液晶の数字は64。後で知ったことですがこれは酸素飽和度を測るパルスオキシメーターなるもので正常値は90以上。誤差も大きい機器のようですが異常に低い数値です。右腕に血圧計を巻かれながら酸素マスクを当てられます。
 鼻と口の部分を覆う透明の半球状のマスクです。これで楽になるかと思いましたが、さほど息苦しさは緩和されません。それでも酸素飽和度が改善されたのと呼吸も落ち着いてきたため、搬送されることになりました。
 とりあえず、財布と携帯、それに家の鍵だけ持って出かけます。健康保険証は最近使用していず通常入れてあるところに無かったためそのまま搬送されることになりました。

 救急車に患者として乗るのは初めてです。一番ポピュラーなバンタイプのものでした。次回いよいよERに突入します。(号泣









Last updated  2011.03.11 01:22:35
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