TOEIC(R)990点満点 スコアアップナビゲーター                                                   長田(おさだ)いづみのブログ

2010/06/27(日)06:48

春の試合結果(生徒さん編)その1

英語塾の話(22)

ポンポンさんのアドバイスにより最初にバナーを貼り付けます。 izumiが歓喜のジャンプをしている姿を想像しながらポチッとしていただけたら嬉しいです ^ ^ 春の試合結果(生徒さん編) ピーチさんが受験。初受験で830点の快挙! しかしこれも、順調にここまできたというわけではなかった。 ピーチさんが準備を始めた頃、 彼女は初受験で900超えの意気込みだった(笑)。 私の話や中村澄子先生の本で、 高得点の免疫が出来すぎていたのだと思う。 ところが、実際に公式問題集を時間を計って解いてみると600点前後。 600点を切ってしまったときは 「先生に結果を見せたくない」と言うほど落ち込んでいた。 このとき、私が「目標」として示したスコアは800。 「ものすごく高いスコアを目指していたのに(しかも届くと本気で思っていたのに)、 自分の現実を見据えて落ち込んでいる状態」 その先にある、「相当背伸びをすれば届くかも」というスコアだと判断した。 黄色い大判の付箋(これについてはまた後ほど)に 「目標 L 400 R400」と大書きしてピーチさんにお渡しする。 「少しだけ背伸びをする学習や目標」って、英語学習をやる上で とても大事なことだと個人的に思う。 このときも、リーズナブルな彼女の目標点は700だろう。 しかし彼女の性格からして、「少し背伸び」より「相当背伸び」のほうが 彼女の英語力も伸びるだろうと判断し、ここは800を目標にすることに。 「私にこんなスコアが取れるわけがない」 と落ち込むピーチさん。 ・・・しかしそれからの快進撃はすごかった。 そもそも、仕事も忙しいし、下のお子さんは当時まだ入園前。 「そんなに忙しそうに見えるのにいつ勉強しているのですか?」と 私はよく聞かれる。 ここで「早朝に起きて勉強している」と答えたときに 「すごい」という人はいても、実際に真似して しかもずっと続けたのは彼女が初めて。 公式4冊を、宿題として出していた分以上に すごい勢いで解こうとするので 「ちょっと待って。分析をしながら反省点を改善していかないと、 8つとも同じぐらいのスコアだよ。 今全部解いてしまうのはもったいない」 と少しスピードをゆるめるように言ったのもこの頃。 「先生に隠れて全部解こうと思っていたのにバレていましたね」とのこと(笑)。 その後、Part7の情報の探し方を徹底的に練習。 また、中村澄子先生のリスニングセミナーにも参加。 そして、うちにあったリーディングBOXやイクフン本や Tactics for TOEICをまたすごい勢いで解く。 お子さんの水疱瘡で試験直前に1週間勉強できなかったり 仕事で家を空けたりが続いたが、それでもあきらめなかった。 試験後の答え合わせをしていたときに Part7は私も落とした言い換え問題以外、ほとんど落としていないことが判明。 「これはいけるかも」と秘かに思ったのだけれど 蓋を開けてみたら、予想以上の結果だった。 「模試ではこんな点数取ったことありませんでしたよね!?」 「はい、2連続で解いて答えを覚えていて、予想スコア 920とか出たことはありますけど(笑)」 「公開テストを受けている最中も英語力は伸びる」と 金井さやかさんがおっしゃっていたけれど、私も本当にそう思う。 そして、TOEICの出題形式に沿ってやった勉強が 彼女の英語力の底力アップにも役立ったことは、 2級の問題を解いてみて9割5分取れたことをみても明らか。 次回の目標は(今度こそ、笑)900超え。 そして今回は、これが彼女のリーズナブルな目標であることは間違いない。 その後、英検準1級も見据えているそう。 準1級は「受からない試験ではない」と個人的には思っているので 2級でほぼ満点とれる実力で、コンスタントに頑張れる彼女なら取れると思う。 さらにオソロシイことに。 うちの塾の生徒さんで、一番勉強しているのが彼女なのは間違いないのだが 「先生、ブログに私がすごく勉強しているって書かれてましたけど 私の勉強は”すごく勉強している”というレベルじゃないですよ」 そう、「すごく勉強している」の基準が高いのだ。 そして彼女の最大の武器は「素直さ」。 「素直」という点に関しては、塾の生徒さん全員「素直」だと思う。 私が何か言ったことに対して 「でも○○だから」「○○だからできません」とは言わない。 そして素直に実行する。 過去の例を見てみても、「そこまではできません」「先生みたいにはなれなくていい」 「○○が理由で勉強が進みません(私にとっては取るに足らぬことだったけれど)」 と言った方は全員、塾をやめていかれた。 自宅だと勉強がつづかないから、とコーチを求めて塾に来られたわけで 「塾をやめる=英語学習をやめる」になってしまう。 それまで頑張って来たのに非常にもったいない。 さて、ピーチさんの場合はその「素直さ」が 良い意味で突き抜けているなと思う。 先日、 「あのL 400 R 400の目標を見て、あのときは高すぎると思ったけれど 実際は先生の予想通りでしたね! 900点のシナリオをまた書いて下さい!」 そしてさらにオソロシイ(笑)ことに 「私、TOEICの勉強が大好きなんです。 子どもの幼稚園で大変なことがあっても ”家に帰ったらTOEICの勉強が待ってる♪”と思ったら頑張れます」 とのこと。 「ここまでTOEICが好きでTOEICにハマっている人を、 自分以外に先生しか知らないんですけど、これは特殊ですか?」 ・・・はい、たぶん特殊だと思います(笑)。 かわいらしい虹をクリックいただいたら、公式問題集を抱きかかえてジャンプします♪

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