Portlandの暮らし

2006/03/15(水)15:19

セクシャルオリエンテーション(性指向)の科学

アメリカ、CBS局の「60minutes」というニュース・インタビュー番組があるんだけど、 昨日の放送で面白いのをやってたのでたまにはこんな話題でも・・・。 題して「セクシャルオリエンテーションの科学」。 9歳の双子の男の子、ジェラードとアダム。 彼らのママは双子が18ヶ月の時にアダムの性不一致に気がついたのだという。 18ヶ月の時に消防車のおもちゃを欲しがったジェラードに対し、 バービー人形を欲しがったアダム。 番組では二人それぞれにインタビューをしてそれぞれの部屋を見せてたんだけど、 ジェラードは飛行機とか男の子のおもちゃが大好きで部屋もいかにも男の子!  一方、アダムの部屋はぬいぐるみが一杯の可愛いピンクと紫の部屋。 しかも爪には星やラインストーンの入ったデザインの凝ったマニキュア。 その日はそれで学校に行ったのだと言う(ここがアメリカ!)。 話し方もしぐさも女の子のようなアダム。 インタビュアーが二人それぞれに聞いた 他人に自分のことを説明するとき何と言うか?という問いに対して アダムは「女の子みたいだと答える!」と自身を持って答えていた。 「女の子に生まれたかった」とも。 幼少に過度の性不一致がある子供は将来ゲイになる確率が高い。 ゲイになる要因として、以前は後天的な因子があげられていたそう。 しかし、最近の研究結果では遺伝や脳の構造などの 生理的なものが原因だということが分かってきたらしく、 それからホルモンも要因なのではないかと言われているらしい。 そして、驚いたことに、「兄がいる男の子はゲイになる確率が高い」と言うのだ。 しかも長男がゲイになる確率は2%で、 その次からの男子がゲイになる確率は高くなる一方なんだって。 しかも兄が一人増えるごとに 下の子のゲイになる確立は1/3ずつ増えていくのだそうだ~。 ちなみにレズビアンには当てはまらないらしい。 しかも、はぁ?と思ったのは、 そのセオリーは男の子が右利きの場合のみ当てはまるらしい!  左利きの場合は脳が違う構造になっているので影響がないのだそうだ。 なんだか興味深かったので書いてみた。 アメリカって結構こういう研究が多い~。 レズビアンの方も研究結果出て欲しいなー。 さくらの将来が気になってみたりして・・・(笑)。 興味のある人は番組のビデオもあるみたいだからどうぞ(英語です)↓ "The Science Of Sexual Orientation"

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