南の島に住んでました 自然にふれて子育て

2007/09/26(水)00:48

十五夜とふちゃぎ

季節(194)

今日は十五夜のお月見です。 久しぶりに我が家に帰ってきました。 本島から帰ってくる時月見団子を買おうと思ったのですが、 ふちゃぎを売っていたのでそちらにしました。 お皿にのっている餅のまわりに小豆がくっついているのが「ふちゃぎ」です。 沖縄では十五夜に「ふちゃぎ」を食べるそうです。 本来は白いお餅に塩味のお豆のようですが、紅芋のお餅を買ってみました。 長い豆大福を食べている感じでした。 夕方散歩しながらススキを取ってきました。 沖縄はまだ暑いからか、ススキの葉っぱは沢山ありますが 穂があまり出てないようです。 バッタに食べられてしまうからでしょうか? ススキは20日の柴差しの時に大活躍でした。 (写真はイメージです。) 20日に島を出る前に島の人の車の前にススキの葉を結んで差してありました。 お正月のしめ飾りのようでした。 名護に行く途中の道路沿いの家では、右と左の門のところに ススキの葉を結んだものを差してありました。 与論島に行ってきたのですが、与論島の民俗村には 正方形の家にススキを葺いた円錐状の屋根の家が残っていました。 茅葺屋根の茅は葦(アシ・ヨシ)だけではなくて ススキなども使われていたことを初めて知りました。 茅葺のために、畑や家の周りにススキを生やして 長く切って葺いていたそうです。 東北だと稲の藁葺き(ワラブキ)の家もあるし、 宮城の北上川の河口に広い葦原があります。 その葦原は日本の音風景百選に選ばれていて、 沢山の種類の鳥が集まっていました。 山形から届いたプルーンは秋の味覚にちょうど良かったです。 1つ100グラム以上あって大きくて甘いです。 今年の十五夜の月は満月ではないし太陽が沈む前から空に出ているのですが、 糸満の大綱引きや、与論十五夜踊りなどが行われるようです。 与論島に行くのを少しずらせば見れたかなと思います。 首里城の観月会「中秋の宴」は、28・29日に行われるようです。

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