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2011年03月12日
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夜中の１時頃に実家に着きました。 玄関のベルを鳴らすと両親が出てきました。 両親は無事で、怪我もしてなかったのでほっとしました。 父と母は私たちが来たのでびっくりしていました。 地震に合ったとき父は仕事が休みでパチンコをしていたとの事… 母は買い物に行っていてすぐに店の外に出たそうですが 車の運転が怖くてしばらく家には帰れなかったそうです。 いままで宮城で何度か地震がありましたが、 今までで一番強くて長くて気持ち悪くなったそうです。 実家に電話しても出ないわけです。 母は、私の携帯にメールを返信したとの事ですが 私の携帯には誰からもメールが届きませんでした。 普段は２階で寝ているのですが、部屋ののドアが開かないとの事で １階でこたつ布団とお客さん用の布団を敷いて寝ていたとの事。 私達も布団を敷いて客間に着てきた服にジャンパーを着たまま寝ました。 余震があると目が覚めましたが何とか寝ることが出来ました。 寒くて朝起きたら、障子は閉まっていたのですが部屋のの窓が開いていました。 実家に着いたときは暗くて見えなかったです。 何で戸を開けてたのと実家の母に聞いたらちゃんと鍵をかけていたとの事。 地震の時にぐらぐら揺れて鍵が回って窓が開いてしまったようです。 昨日は明るいうちに懐中電灯やラジオを用意してあるものを食べて寝たそうです。 明るくなって、脱衣所の棚の物や洗面所の物が落ちて散乱していました。 片づけて持ってきた水でうがいをしました。 居間も台所も食器棚や飾り棚から落ちた皿や ガラスのコップが割れて散乱していました。 実家では停電していてテレビが見れないので、 太平洋沿岸の津波の映像を見ていなくて恐怖心が少なくて かえって良かったのかなと思いました。 ラジオは電池があって使えて、 １２日の朝方に長野で震度６の地震があったと言っていました。 宮城の実家にいる時何度も余震がありました。 午前９時頃、携帯が鳴ってサーバーにメールがありますとの表示。 新着メール問い合わせをしても受信されず・・・ 携帯は電波が届いているのですが、つながりにくくなっているようです。 軍手をして割れたものを片付けて、壊れてしまったものをゴミ袋に入れました。 ガラスの破片が多くて、軍手をしていても 切り傷が出来ました。 実家はモノが多いのでゴミ袋がたくさん出ましたが、 ゴミの回収は当分来ないようです。 ２階は本棚が倒れて戸が開かなかったようです。 父は隣の部屋からベランダを通って寝室に入ったそうです。 ベランダの窓が開いてよかったです。 動いてしまった箪笥やピアノはだんなさんと父と力を合わせて元の位置に戻しました。 だいぶ片付いたので、プロパンガスのボンベ周りを点検して ガスを点けてみました。 ガスが点いたのでお湯を沸かしてコーヒーを作って、 持ってきたおにぎりや桜餅、お漬物やお菓子を食べました。 その後は母夜食べるようにおこわを鍋で炊いて、 ホウレンソウなどをゆでてお味噌汁を作りました。 家には山から汲んできた湧水が２０リットル以上はあって、 缶詰や冷蔵庫や冷凍庫の物もあるし、米もあるので食料は何とかなるとの事。 停電していて炊飯器と電子レンジは使えないし、 水も出ないので洗濯もできないしお皿も洗えません。 お風呂も入れないしトイレの水も流すことが出来ないので、 米沢に一緒に行こうと言いましたが、そのうち復旧するからと 実家にいるとの事。 天気が良いので少し市内を歩きました。 小学校や中学校が避難所になっていて家が倒壊した人や ガラスが割れたり屋根が壊れた人などが避難してきていました。 亡くなった方もいて、掲示板には親戚の家に行きますとか 無事ですとか書いたメモがありました。      屋根のかわらが落ちていたり、白壁の落ちた蔵や、 道路が陥没していたりかなり被害が出ていました。 電線が切れているところが多くて、電気の復旧には時間がかかるようです。 あいているお店には行列ができていて、 飲み水などが不足してきているようです。 停電しているので自動販売機が使えないし、不便です。 早く食料などの支援があるといいなと思います。 津波の被害の多い地区ばかりテレビで報道されていますが、 宮城県北部や長野・福島などの地震の被災地にも 救援が行き届くことを願います。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2011年03月14日 03時50分08秒
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