キカイダー01
誰だ!誰だ!ダ!ダ!ダ!ダ!キカイダー01!!!!と言うわけで、今日はキカイダーのお時間です。このキカイダー01は、名作 人造人間キカイダーの後番組として放映されました。当時、19時からキカイダー01、19時30分からキューティーハニーだった・・・・・、のではないかと思います。子供心に、ドキドキしながら01を観ていた・・・・・・、様な記憶があるような無いような??まあ、それはさておき、01です。とある山寺の仁王像の中に閉じこめられていました。原作では、ハカイダーから脳を取り戻した光明寺博士(凄い表現だな・・・)が寺の名前を言って、そこにジロー=キカイダーが向かう、という話でしたが、TV版がどうだったのか、古すぎて覚えていません。仏像(仁王像ですが)を破壊して現れるのは派手ですが、ちょっとイナズマンっぽい感じでも有りますね。原作では、キカイダーの登場人物の一人に過ぎない、可哀想な01=イチローですが、TV版では、堂々の主役を張っています。ジロ=キカイダーのように不完全な良心回路のために悩むという弱点など無く、ひたすら熱血な兄貴キャラだったように記憶しています。TV版でどういう設定だったか、既に忘却の彼方ですが、何処かでイチローには完全な良心回路が埋め込まれている、という噂を聞いたことがありますので、事の真偽はともかく、この日記では、その線でいきたいと思います。そもそも01は、ジローの前に作られているから、良心回路など付いているはずはないのですから、この設定絶対間違ってるんだけどね!まあ、気にしない、気にしない!ジロー=キカイダーの登場シーンも、ギターを奏でながら、と意表を突きましたが、イチロー=01は、もっと派手です!トランペット吹きながら登場しますからね。この辺のお約束は、昔々の、仮面の忍者 赤影 の「赤影 参上!」から受け継がれた、伝統芸能とでも言うべき素晴らしいものだと思います。いや、マジで!事の善悪については、一切迷わない01ですが、一つだけ弱点が有ります。それは、動力が太陽電池だということ。人間と同等の動きをするアンドロイドの動力を太陽電池にするなんて有り得ませんよね!?まあ、01らしいシンプルな弱点です。観てる子供達にも分かり易いです。そして、ピンチの時にはジロー=キカイダーが助けに現れます。おいキミ!弟に助けられてどうするね!とか言っちゃダメよ!この辺も日本の特撮界の伝統芸能、ウルトラ兄弟や仮面ライダーもピンチの時には助け合うのです。ウルトラ兄弟みたいにたくさんいないもんね。二人っきりなんだから助け合わなくちゃ。ハカイダーにビジンダー、ワルダーといった、色々なアンドロイド達が出演して独特の世界を醸し出していました。ビジンダー役の志保美悦子さんが可憐でしたねえ。深いテーマを持ったキカイダーの暗さを吹き飛ばすような、この作品の明るさが大好きでした。