|
テーマ:癌(3549)
カテゴリ:ダンナのこと
今日は、ダンナを巻き込んでのアラシゴト(まあ、色々事情が変わりまして)も1つこなして(笑)、そのあと、大学病院まで付き添って行きました。今飲んでる薬は「グリベック」という薬なんですが、これを副作用の少ない「タシグナ」にしませんか?という話がでまして。私も先生の意見が聞きたかったので、行きました。
実は大学病院に行くのは、がん宣告を受けて以来、2度目。病院が近づくにつれて、なんだか、最初のことを思い出してしまって、ちょっと胸がドキドキしました。 昼ごはんをBROZERS(智くんの誘拐・・・のドラマででてきたところです。お話聞いてきたので、また明日日記に)で食べながら、どうするかちらっと相談。やはり先生に副作用の意見を聞いてからにしようということで病院へ。 まずは採血。結果がでるのに30分ぐらいいつもかかるんですって。そしたら、先生がひょっこり顔だして、「◯◯さん、結果でるまで話しちゃいましょうか。」ってよんでくれて。私はお目にかかるのが2度目(実は、肺炎を無理にがまんしてたことがあって、先生に私が強制的に電話して話したことはありますが)なので、「ご無沙汰してます。」のご挨拶。そして、早速の話。「決めてきていただきました?」って言われたので、ダンナが「実は迷ってまして・・・副作用のことなんですが・・」と切りだすと、私もいたので、もう一度タシグナについて説明してくれました。 まず、最近の第一選択薬がグリベックから、タシグナやスプリセルに移行しているということ、そして、前回ダンナが胸が苦しいといって検査してもらった時に、心電図もついでにみてくれて、薬の移行に関しては問題ないこと、また、グリベックに比べて、格段に副作用が少ないはず・・とのこと、また、薬価も抑えられるはずということ。 今症状がでている、ひどい倦怠感、喘息のような症状、アレルギー症状、胸苦しさ、漂白作用(白髪になったり、肌が白くなったり)というグリベックでの副作用がなくなる期待がもてるということ。 ダンナは、今の段階は、CMR(complete molecular response)という段階で、分子遺伝学的完全寛解というもの。グリベックでこの最終段階まで到達できる人は、10%なのだそうです。(つまりラッキーということ)薬を飲んでいて、これ以上いい段階はないということです。つまり、この状態を保つ、将来的に薬をやめられるようにもっていく(まだ試験段階だそうですが)というのが目標になります。 私としては、はたでみていて、どうしても「倦怠感」をとってあげたいのです。それを先生に訴えたところ、「タシグナでそれは軽減される可能性が高いです」といってもらいました。ただし。他の副作用も出る可能性があって。頭痛や、吐き気、発疹などがあげられますが、ほんとに薬ですから、飲んでみないとわかりません。先生もわかりません。 もう一つ心配なのが、その「現在ベストな状態」がタシグナにすることによってバランスが崩れて、悪い状態に戻らないのかということ。先生曰く、「それはない」ということで太鼓判を押してもらいました。もし、タシグナでひどい副作用がでて、どうしようもなければ、グリベックに戻すということも可能ですといってもらったため、ダンナも「それでは、やってみます。」と決心を固めたようでした。 タシグナは、食事との兼ね合いが非常に難しい薬なのですが(お腹が空いてないとダメ)、ダンナの場合、1日就寝前に200mg(カプセルを2つ)飲むということで落ち着きました。 約1ヶ月の処方で(試しに)約7万円・・・・・でも、これをもし3ヶ月処方にしてもらえば、グリベックの時よりも、6,7万円下がるのかな?これは大きいですね。 今日はもうグリベックを飲んでしまったので、明日の夜からの服用開始になります。どんな作用がでるのかドキドキしています。早ければ、1,2日で副作用がでるそうなので・・・・どんなささいな変化でも、先生に報告するように言われています。心配ですが・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ダンナのこと] カテゴリの最新記事
|