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2011年07月10日
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カテゴリ:お気に入り
はやぶさの生みの親、川口淳一郎氏は、次のように述べていました。


イトカワにタッチダウンしたはやぶさだったが、2005年12月8日に
燃料漏れによって姿勢が安定せず、地球との通信が不能になりました。
状況はかなり厳しいものでした。広い宇宙空間で迷子になったはやぶさを見つけ
復旧する確立は1%かもしれないし0.1%かもしれない。
この状況で出来るのは、送信も受信も考えうるすべての範囲を想定しながら、
ひたすら呼びかけ続けること。計算や確率を超えた「祈り」のような感覚が
そこにはあったと思います。

救出運用をはじめたからと言って、最初の1、2ヶ月で「はやぶさ」との交信が
復活するとは予想していませんでした。運がよければ半年、普通に考えて1年以内に
どうなるかならないか・・・
2006年1月23日、我々は人生の中でも数少ない奇跡に立ち会えたのかも
しれません。

3億キロ彼方の宇宙から届いた「はやぶさ」のSOS。
電波はきれぎれにしか受信できていませんでした。
行方不明になったときとは逆方向に回転していました。

太陽光圧を使って姿勢を制御し、赤ちゃんのよちよち歩きから
なんとか運用できる目処が立ち始めました。
もう一つの問題は、試料採取容器の帰還カプセルへの移動です。
帰還カプセルは地球の大気圏再突入時の熱に耐えられるように
何重にも対策を施してありますが、試料採取容器がはやぶさの本体のなかに
入ったままだと、大気圏突入時の熱に耐えられず中に入っているかもしれない
イトカワのサンプルが失われてしまいます。

このカプセル移動に必要なのが、瞬間的な大きな電力です。
そのために、リチウムイオン2次電池を搭載していたわけですが
このリチウムイオン電池は過放電する(カラにする)と再充電できなくなるのです。

通信途絶直後、太陽電池が使えなくなったはやぶさは、リチウムイオン電池に
切り替えていたはずでした。リチウムイオン電池を使えるのは長くて40分。
ということは、とっくに過放電になっている可能性があるのです。
バッテリーが死んでしまっていてもおかしくありません。

不思議なことが起こっていました。
なぜそんなことが起こったのか、答えは当時も今も分かりません。
一つだけ確かなのは、やはりはやぶさには人知を超えた特別な何かがあるということです。

搭載された11個のリチウムイオン電池セルのうち、4個は過放電によって
使い物にならない状態でした。ところが補充電回路が「ON」になっていたため
残りの7個は無事で行方不明の間も微弱電流で少しずつ充電されていたのです。
つまり太陽電池からリチウムイオン電池に切り替わり、それが空になって過放電する
一歩手前で微弱ながら充電するような命令をはやぶさが自分で出していました。

これがなぜ不思議なのかというと、補充電回路を自動的に「ON」にする命令は
プログラムのどこにも書き込まれていなかったのです。
はやぶさには搭載されていなかったはずの機能なのです。

ではいったいどうやって補充電回路が「ON」になっていたのか、
いまとなっては記録が失われていてわかりません。
いろいろ調べてみましたが、結局、わからないままです。
はやぶさが自分の意思で、危機を回避するために補充電源を「ON」にした?
それは科学の原理としてあり得ないことです。
では、なぜ?いったい何が起こったのか?技術者としては。説明できない何かが
起こったとしか考えられませんでした。



はやぶさは、何度もの危機を乗り越えながら、2010年6月13日、
大気圏に再突入し、その命を終えました。

7年60億キロの旅の途中、何度も絶体絶命のピンチに見舞われながら、
奇跡と思える出来事によって助けられ、そして地球に帰ってきたはやぶさ。
川口氏にとってはやぶさは、機械ではなく、一つの命だったように思います。

照さんの言う「不思議な世界の人達」が、はやぶさに地球の未来を託して
はやぶさを地球に返してくれたのだとしたら、私達はそのメッセージを
しっかり受け止めなければならないと思います。

私には科学のことも物理のことも、宇宙のことも全く分かりません。
その内の一つでも分かれば、と今は悔しい気持ちでいっぱいですが・・・


「イオンエンジンが実用化されるようになると、地球は美しい星に戻るでしょう。」


イオンエンジンとは、「イオンを飛ばして進む」「イオンの力を使う」エンジンの
ことです。
簡単に構造を説明すると、燃料(といっても、燃やすわけではありませんが)は
キセノンガス。
キセノンガスに電子レンジと同じマイクロ波を照射すると、原子の周りをまわっていた
電子がエネルギーを得て弾き出されます。
電子を失ったキセノンは「+」の電荷をもった「キセノンイオン」になる。
「キセノンイオン」で加速するエンジンというのがイオンエンジンの名前の由来です。

低燃費がイオンエンジンのメリットですが、デメリットは推進力が小さいこと。
探査機を前に進めるために得られる力は。わずか「1グラム」弱です。

空気抵抗のない宇宙空間では、この少ない推進力でも、長時間かけ少しずつ
加速していくことで、大きな力を得られるようですが、不思議な世界の方が
おっしゃられるように、この技術は本当に地球上で生かせるのでしょうか・・・?

照さんと同じように、私もはやぶさに対して今まで知識はほとんどありませんでした。
はやぶさについて知っていた事は、「日本で初めてイトカワという星に行って
帰ってきた探査機」という事くらい・・・
本を読んでも専門的なことはとても難しく、ちんぷんかんぷんでした。

でも、はやぶさが、もしかしたら、不思議な世界の人達の力を借りて
もう一度地球に戻ってくることが出来たのかもしれないと考えたら、
そして、イオンエンジンを解明することができたら今の世界を救ってくれる
救世主になってくれるかもしれないと思ったら、とてもワクワクしました!

照さんの日記を、イオンエンジンの研究者の方が見て下さったら嬉しいなぁ・・・





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最終更新日  2011年07月11日 01時30分13秒
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