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東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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2017.10.14
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「神のご計画の全体32  2017年10月15日
  心を見守れ(5)神への信仰と感情」

インターネットのテレビ局CGNTV(⇒みことばに聞く⇒関東⇒
東京B)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しました。
  2015年1月6日放映「信仰の妨げ(1)人への恐れ
 
 
 
「神のご計画の全体32  
  心を見守れ(5)神への信仰と感情」
         甲斐慎一郎
           コリント人への手紙、第二、2章4節

  一、感情には四種類がある(シェーラー)

  1.感覚的な感情――肉体的な刺激によって起こる快感や苦痛の
感情です。これは刺激がなくなると感情も消えてしまいます。
  2.生命的な感情――からだの内部から湧き起こってくる充実感
や倦怠感また緊張感などの感情です。
 3.情緒(情動)――一般に喜怒哀楽と呼ばれている感情です。
これは激しい感情なので、断続的です。  
 4.情操――情緒よりもいっそう高等で、音楽、絵画、芸術など
で感じる感情です。これは穏やかな感情なので、持続的です。

  感覚的な感情や生命的な感情は、「からだの感知器」として、か
らだを健康に保つ働きをしています。情緒は、説明を抜きにして感
じで分かるという「直感」の働きをし、情操は、推理によらず直接
知るという「直観」の働きをしています。

  二、感情には四つの目的がある

  1.真の人間らしさを与えるためである
  感情は、ことばでは表現することのできない微妙な表情をつくり、
人に豊かさや深さ、またうるおいやこまやかさを与えるものです。
もしこれがなければ、機械に過ぎず、木石のような人間になってし
まうでしょう。
  2.人の喜怒哀楽を知るためである
    私たちが、人の心の喜びや楽しみ、また悲しみや怒り、そして苦
しみや痛みを知ることができるのは、自分自身もこのような心を持
っているからです。もしこれがなければ、血も涙もない人間になっ
てしまうでしょう。
 3.直感や直観を与えるためである
  感情は、論理や思考によらない一種の知識です。論理や思考は時
間がかかるので、急を要する時や突発的な出来事には間に合いませ
ん。神は、私たちに論理や思考による知性とともに、論理や思考を
抜きにして一瞬にして知ることができる感情を与えてくださいまし
た。ただし直感や直観は推測で、不正確ですから、知性によってそ
れが正しいものであるかどうかを確かめることが必要です。
  4.意志の決断の正否を教えるためである
 知性による観察と判断の前に直感と直観がありますが、知性によ
る観察と判断によって意志の決断をし、意志の決断の結果が行為で
あり、その行為には感情が伴います。すなわち良いことを語り、良
いことをするなら、喜びと平安な感情があり、悪いことを語り、悪
いことをするなら、悲しみや苦しみの感情があります。感情は、意
志の決断が正しかったかどうかを私たちに教えるものです。

 キリスト者も世の人も直感・直観・知性・意志の決断・行為には
感情が伴い、その表情に現れる感情は、その人の個性なので、善悪
の判断をしてはならないのです。

 三、感覚は脳で知識に変換される

  感情が物をとらえるための道具(ツール)は、五感(視覚・聴覚
・嗅覚・味覚・触覚)ですから、感情で目に見えない神を知り、と
らえことはできません。それで人の脳は、五感でとらえたものをす
べて信号化して脳に送り、脳は、五感でとらえた情報を知覚そして
知識に変換しています。
 
 
 
 聖書は、「信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストに
ついてのみことばによる」と教えています(ローマ10章17節)。

 私たちは、まず「神のことばを聞き」(聴覚)、次に「よく考え」
て(思考)(第一コリント15章2節)、それが「真理であること
を知り」(知覚)、最後にその知った真理を「信仰によって、結び
つけ」る(ヘブル4章2節)、すなわち「信じる」なら、「神を知
る知識」になります(コロサイ1章9節)。

 エバは善悪の知識の木を見た時、「食べるのに良く、目に慕わし
く……いかにも好ましかった」ので(創世記3章6節)、取って食
べました。彼女は、感情で判断して罪を犯しました。人は、感情で
はなく、「取って食べてはならない」(同2章17節)という神のこ
とばに基づいた知性によって判断して、生きなければならないのて
す(マタイ4章4節)。
 
甲斐慎一郎の著書説教集  






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Last updated  2017.10.14 18:43:46
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