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東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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2017.11.04
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「苦難の意味するもの(2)」    2017年11月5日

インターネットのテレビ局CGNTV(⇒みことばに聞く⇒関東⇒
東京B)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しました。
  2015年3月4日放映「信仰に成長する秘訣(1)

 説教要約 875   摂理と運命

 説教要約 876 三つの現実
 
「苦難の意味するもの(2)」 
                   甲斐慎一郎
                   ヨブ記、42章1~6節

  あらゆる恵みに満ちた神がキリストを信じる者に備えられた永遠
のご計画は、この世においては、罪の解決(救いと聖化)と苦難に
よる完成(成長)であり、次に来る世においては、永遠の栄光(天
の御国)です(第一ペテロ5章10節)。ヨブ記は、苦難による完成
を教えています。

  一、苦難について

  聖書は、苦難について次のような5つの説を教えています。

  1.刑罰説――「だれか罪がないのに滅びた者があるか。……不
幸を耕し、害毒を蒔く者が、それを刈り取るのだ」(4章7、8節)。
 苦難についての第一の説は、罪に対する刑罰として来る苦難です。
ヨブの三人の友は、ほとんどこれによってヨブの苦難を説明しよう
としています。しかしこれでは苦難について全部説明することはで
きず、5つの説の中の一つにすぎません。

  2.教育説――「悩みのなわに捕らえられると、そのとき、神は、
彼らのしたことを彼らに告げ……神は彼らの耳を開いて戒め」(36
章8~10節)。
 苦難についての第二の説は、前のよりも少し高尚で、私たちを教
え諭し、教育するために来る苦難です。エリフは、このように説明
しています。これは、罪を犯したことを教えるために苦難が来る場
合と、その時点においては、正しい動機で行い、罪がなくても、知
恵がなく、幼稚で未熟なために、教育される必要がある時に、苦難
が来る場合とがあります。

  3.試験説――「神はアブラハムを試練に会わせられた」。「今、
わたしは、あなたが神を恐れることがよくわかった」(創世記22
章1、12)。
  苦難についての第三の説は、もう少し高尚で、私たちの実質や実
力を試し、試験するために来る苦難です。アブラハムの苦難の説明
はこれです。これは、前の二つと違って、その人には全く罪がない
のに来る苦難です。

  4.代償説――「彼は、私たちのそむきの罪のために刺し通され、
私たちの咎のために砕かれた」(イザヤ53章5節)。
  苦難についての第四の説は、さらに高尚で、自分には全く罪がな
いにもかかわらず、他の人の罪を負い、代償として来る苦難です。
キリストの苦難は、贖罪の死てあり、身代わりの死ではありません。
私たちも罪に陥っている人を救いに導くためには、代償の苦難を受
けなければならないことがあります。

  5.栄光説――「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありま
せん。神のわざがこの人に現れるためです」(ヨハネ9章3節)。
  苦難についての第五の説は、最も高尚なもので、神の栄光が現れ
るために来る苦難です。キリストは、生まれながらの盲人に関して、
このように説明されました。

 ヨブの苦難は、個人的には彼の姿と神の偉大さを教えるために起
きた「教育説」ですが、摂理的には聖書を通して全世界の人々に神
のわざを知らせるために起きた「栄光説」です。

 二、苦難の結果について 

  最後の章である42章には、次のような四つの幸いな結果が記さ
れています。

◇神を目で見る(5節)――より深い神経験
◇全く悔い改める(6節)――より深い謙遜
◇友のために祈る(10節)――より大きな愛
◇二倍に祝される(10節)――より高い恵み 
   
 私たちも、苦難を乗り越えるなら、私たち自身がより高く成長し、
ほかの人がより大きな恵みに与かり、神のわざがより広く現れます。

 ヨブ記の主題は「完全な人の完成」です。苦難に会う前のヨブは、
「潔白で正しく、神を恐れ、悪から遠ざかっていた」完全な人でし
たが(1章1節)、この苦難を乗り越えることによってきよめられ、
完成したのです(1~6節)。
 
 甲斐慎一郎の著書説教集 
 
 















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Last updated  2017.11.04 17:07:21
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