937321 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

言 い た い 放 題 ! アッキー 28 号

2008.03.05
XML
カテゴリ:最近読んだ本

福祉会館の情報資料コーナーの「新着図書」 で見つけた可愛らしい本。

入れ子になって飛んでいる五羽の小鳥が可愛いなぁ……、て。

思わず手にとって中を見たら、次のような言葉が、いきなり飛び込んできて、びっくりー!

「でも、ホント、幸せ、と最近思う」

「子どもたちが三人とも障害を持って生まれてきても」

「障害が不幸のモトということは絶対ない。私は今、実感を持って、そう思う」

あー、この本、絶対、読みたいー! 

あ、すみません、今日は一冊でいいと言いましたが、これも借ります、これもー! 

と叫んで、貸し出しカウンターに持っていったのです。

『さんさんさん~幸せは、いろんなかたちでそこにある~』(佐々木志穂美、新風舎、
2006年6月)

よかったですよー。楽しかった。元気が出た。

とっても読みやすくって、うなづきながら、半泣きになりながら、あっという間に読んで
しまいました。

障害を持つ子を授かって、最初はその重荷の重さに押しつぶされそうになりながら、
そこからどーんと立ち上がり、笑顔と度胸で、子ども達と共に、地域で仲間を増やし、
楽しく、今一瞬のこの人生を生きている母の問わず語りの物語。

母から子どもへの手紙コンテスト大賞など、ここ数年次々に賞をとって、この本は
新風舎の出版賞大賞を受賞しての出版であるらしい。

すってきすてきー。著者の方は、親として、一人の人として、アッキー28号の理想と
するような生き方を、実際に今生きておられるんですよねー。

羨ましいなー。いいなー。どーして、できるの、そんな生き方? 

三人の障害児の親で。

と思ったら、お連れ合い様がとてもやさしく豊かで大きな心の方であるらしい。

一番上のお子さんが赤ちゃんの時、目が見えないと病院で言われた直後に、
「この子に海を見せたい」 と車に乗せて、はるばる海まで連れて行ってやった
という話が書いてある。信じられないほど大きなやさしい心を持ったお連れ合いさん。

だからこそ、著者も、悲しい時には手放しで泣き、苦しい時には苦しいと大声で叫び、
聴いてもらい、励まして助けてもらうことができたんだろう。

だから、大変な子育ての中でも笑って、明るい未来を見ることができるようになれた
んだろうなぁ、て。

そう思うと、大変うらやましくて。

生まれた家のお父さんやお母さんのお話、小さい頃からの友達との関係についての
エピソードも、それぞれほろっとするほどあったかい話がいっぱいで。

これまた、大変うらやましい。

では、身内のそういうあったかい関係にはあまり恵まれてこなかった私だけれど、
この本の著者のような「元気で明るい障害児の母」 として、生きていくためには、
うらやましがるだけではなく、何をどう考えていけばいいのだろう?

そんなことを思ってみたりもしながら。

まさに、今の私のロールモデルそんなすてきな生き方をされてる著者に、共感のお手紙を
送りたいと考えたのですが。

新風舎といえば、今年はじめに経営が破綻した「自費出版」の大手会社です。

残念! 手紙を書いても、送り先がないー!!


障害児の親にも、そうでない人たちにも。

読んだら確実元気がでるよなこの本、たくさんの方に、ぜひ読んでもらいたいなぁ……。

「がはは」 と時々大笑いしたり、時には、ほろりと涙しながら、この本を読んで、
「障害児の母は、なかなかすてきな商売だ」 てこと、分かってほしいなぁ……。

そして、ふつーの子の親やふつーの人も、障害児の親と手をつなぎ、平たくやさしい
関係の社会を一緒に作っていけたらいいのになぁ……。

て思ってます。







Last updated  2008.03.06 00:12:58
コメント(2) | コメントを書く


PR


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.