言 い た い 放 題 ！ アッキー 28 号

以前にも何度か書いていますが、毎朝かめおかゆみこさんの無料メルマガ
「今日のフォーカスチェンジ」を読んで、心励まされています。

読むたびに、また大阪でたまに開催されるかめおかさんのワークショップに
参加して、どんどん心も軽く、生きるのが楽しくなっていくと感じて、感謝です。

さて、今日は福祉事業所の見学ツアーのバスの中で、スマホいじって、朝
届いたメルマガを読みました。

今日のタイトルは、「カンペキなんです。」

親との関係での悩みについて書かれた文章の中で、長いあいだ、自分は、母を
幸せにできない人間なんだと想っていた、「平凡に普通に無難に暮らしてほしい」
という、母の願いとは、真逆の人生を生きているから、と書いておられるのを
読んで、ほおっと思いました。自己否定恐るべし、でも、今はそんなことはない
ということも続けて書いてあるのですが、なるほど～。

そうか、かめさんは、そんな風に思ってたんだ。

では、私は母に対して、どう思っていたのだろう？　どうもひっかかるところが
ある。完全幸せではない。気になってる。何がどうなっているのだろう？

バスの中で、窓の向こうに移り変わる、隣町のＮ市の景色を見ながら、ふと考えると、
思いもかけない言葉が胸に浮かんできました。

（私、男の子じゃないから、おかーさんに愛してもらえない……）

え？　

（賢くて将来に期待されてた、お兄ちゃんが７歳のかわいい盛りに、水の事故で
死んだから、お母さんは、悲しんでる。その悲しみを和らげてあげたい。

でも、私は男の子じゃないから……）

兄が死んで私が生まれ、さらに二つ下の弟が生まれました。弟は母と気質が
よく似ていて、何でも器用にすぐにできるし、母は弟とツーカーで気が合う
ようでした。

私はといえば、ふつーに道を歩いてても転ぶような、不器用で運動音痴な奴
でありましたし、打ってもすぐには響かない、考え込むタイプ。無口で努力家の
父親に似ていました。

おかーさんは弟、お父さんは私。そう暗黙のうちに納得して、親とペアを組んで
いたような気がします。

（おかーさんは、弟が好きだし。

男の子じゃないから、私は、お母さんには愛してもらえない……）

そう思い込んでいたんだって。ふと感じた、そのことが、本当にあたっている
のかどうかはわからない。

でも、かすかに涙が浮かんで、瞬間ふっと気持ちが軽くなったから。

本当のことじゃないかな。

そして、私は、ずっと気づかず心の中に抱えていた、悲しい気持ちを、手放す
ことができました。

手放してみれば、笑えるような、思い込み。

ほっとくとすぐに悪く考えそうになる、ひがみっぽいところが、私には
ありました。また、すぐにすねようとするところも。

それは、私のこの思い込み、「男の子じゃないから、お母さんに愛されない」
と思って、自己否定を繰り返していたからではないかしら、と。

そんなからくりに気づいて、うわぁって気持ちが明るくなりました。

不思議です、こんなからくりにはまってしまった、心のメカニズム。

そんなことに気づくことができました。

うれしかったです。ありがとうございます！

本当は、私、大切に育ててくれた、おかーさんのこと、知ってます。

「馬鹿正直でまじめで努力家で、お友達のできない子」と母は思ってた、でも
一方、「音楽が鳴れば踊り出したくなるような、はしゃぎ屋で能天気、人が
大好きで、おだてれば山の上まで上ってダンスしようとする、あほな娘」である
ことには、全然気づいてなかったようです。

母の見ていた私の姿は、とっても一面的で、「しかたなくそーしてた」んだけど。
そして、そんな母の見ている姿に、私は一生懸命合わせようとしてたんだなぁ、
とか。

そんなことはどーでもいーんですね。

かめおかさんがメルマガで書いておられるように、「母は、私を産んでくれた
ことで、もうカンペキなんです。私も、母に産んでもらったことで、もうカンペキ
なんです」よね！

ふふふっ。

私たち、みんなカンペキ～～～！

わ～～～～～い！！

気づいて、うれしい午後でした。大大大感謝！！！