みんな知らない!?障害者扶養共済制度が変わる!
昨日、障害福祉室で聞いてきた障害者扶養共済制度と、来年度(今度の四月)からのその改正について、周囲のお友達に「知ってる?」 と聞いてみると、「そんな制度あるの? 知らない!教えて!!」 と、みんな。こりゃー、大変。しっかりした制度なのに、知ってる人が少ない。四月改正の大幅値上げの前に新規加入しようとすれば、申し込みは二月中旬までくらいが、ぎりぎりなのに。「あなた、大至急でみんなに伝えないといけないわよー」 支援者のお友達にもそう言われて、発奮、アッキー。次のように、「お知らせ文書」を作って、加入している市内のメーリングリストやお友達に、今夜、次々と、送っています。ついでに、こないだ知り合った外国人のお母さんのA子さんにもー。日本語、話すのは全然ご不自由ないけど、メールは英語でね、と言われて、たまに連絡する時は電話で(だって、英語、書くのしんどいじゃんー)でしたが、今日はそんなこと言ってられましぇーん。送り状にあたる数行は英語で。「詳しくは、パパさんに読んでもらってねー」 と、後の「お知らせ文書」はそのままメールの後ろにひっつけて送ります。というわけで、いろんな人に送っている真っ最中のお知らせ文。東京都を除き、全国の方にも通じる内容であると思うので、こちらにもアップいたします。但し、金額は、道府県・指定都市によって、違う? かもしれませんーのでご注意を。==障害者扶養共済制度が変わる! (文責: アッキー28号)==今日は、障害児・者についての障害児扶養共済制度のことでお伝えしようと思うのですが、あまり関係ない方は、ごめんなさい、読み飛ばしてくださいねー。この制度、私もよく知らなかったのですが、しっかりした制度で、親の死後も障害を持つ人の生活を支えてくれる仕組みなんだそうです。それが、来年度の四月の申し込みから掛け金がぐっと上がる、特に新規加入者はめちゃくちゃ厳しいことになるのだと、小耳にはさんで、昨日障害福祉室に聞きに行きました。これは、道府県・指定都市が実施主体(窓口は、各福祉事務所等。我が町では、障害福祉室らしい)となって、独立行政法人福祉医療機構と扶養保険契約を結び、更に、福祉医療機構が生命保険会社と生命保険契約を結んで行っている制度らしいです。ややこしいけど、早い話、道府県が責任もって行ってる制度ということらしいです。で、仕組みはどうなっているかというと、心身障害者の保護者が制度に加入し、毎月一定額の掛け金を払います。そして、その加入者が65歳になり、かつ継続して20年以上掛け金を払うと、一応払い終わり、ということで、掛け金が免除される。そして、加入者が亡くなると、障害を持つ子に対して毎月2万円(一口加入の場合。二口なら、4万円)が、その子が死ぬまで支払われる、という仕組みです。保護者が65歳までに亡くなると、支払いはなくなり、逆に、それからは、子どもに月々死ぬまで、2万円(または4万円)支払われます。但し、保護者が生きているうちに障害を持つ子どもが亡くなると、弱冠の弔慰金(現行だと、2万円~10万円)が払われるだけで、それまでかけてきたお金は戻りません。また、保護者が65歳になるまでにやめたり、65歳になっても20年間支払い続けることができなければ、小額の脱退一時金が支払われるだけで、掛け金は殆どぱあです。要するに、親が死んだ後に、障害者年金だけでは暮らしがたちにくかろう、その時に少しでも余裕のある生活ができるようにというようなプラスアルファの年金、相互扶助の共済制度というわけなんですね。毎月いくら払うかということは、加入時の保護者の年齢によって、異なります。現行だと、35歳未満は、月々3,500円(一口。二口だとその倍)あと5年刻みで、40歳未満だと、4,500円、45歳未満6,000円、50歳未満7,400円、55歳未満8,900円などなど、て感じです。それが、来年度からかなり上がって、35歳未満5,600円、40歳未満6,900円、45歳未満8,700円、50歳未満10,600円、55歳未満11,600円などなどとなります。ところが! 平成20年4月1日以降に新たに加入しようとすると、35歳未満9,300円、40歳未満11,400円、45歳未満14,300円、50歳未満17,300円、55歳未満18,800円などなどと、大幅にアップしてしまいます。もうそれを20年以上払い続けるくらいなら、月々2万円ずつ貯金していったほうがましなんちゃう!? て感じ?? ですね。というわけで、しっかりしているこの制度に、加入するなら今のうち! みたいです。但し、3月1日までに府で受付されないと、今年度中の加入にならないので、20年度の加入の新料金になってしまいます。さらに、市から府にいくのに弱冠日数がかかるので、大体二月中旬には申し込みしておかないと、間に合わないみたいな感じです。申し込みには、加入者の健康状態についての告知書と、印鑑が必要。告知書はA4一枚の簡単なものだけど、自著でないといけないそうです。(というと、夫さんに加入してもらう場合、夫さんが出張中で不在だったりすると、すぐには書いてもらえない、申し込みが遅くなる、などということも、当然起こり得ますね)それから。この制度、もともと国の制度なんだそうですが、東京都だけはやってないそうです。ですから、東京都に転入された方は、権利を喪うんだそうです。(大阪府も今知事が変わって、酷い財政赤字の見直し、削減対象を探してるから、この制度もなくなるんじゃないかとちょっと怖くなりましたが、いくらなんでも府民が払い込んだものをおしゃかにすることはできないでしょう。。。)大体のところ、こんな感じです。(が、細かいところなど、詳しくは、担当課の障害福祉室で聞いてみてくださいねー)私は、支援者のお友達がたまたま新聞でそんな記事を見て教えてくれて、はじめてこのことを知ったのですが、もっと早く知っておれば、と後悔です。今からだと、四月からちょっと高くなってしまうのですが、それでも、来年度加入よりましなので、子どもの将来に向けての保険のつもりで、加入を検討しています。この制度のことは、我が町の障害福祉室で手帳対象者に手渡されている『福祉の手引き』には一言紹介されているそうですが、結構額も多いし、途中でやめると丸損の「厳しい制度」なんで、あまり障害福祉室の職員さんも、この制度のことを積極的には伝えられていないのだそうです。また、ケースワーカーさんでも、この制度の担当の人でないと、あまりはっきり知らなかったりするみたい。私はこのことを昨日知ったばかりですが、周囲のお友達に聞くと、みんな初耳だと言われました。で、今、この情報をお伝えすることはとても大切だと思い、ここにお伝えさせていただきます。皆さんも、情報が必要な方にどうかお伝えしてあげてくださいー!以上というわけで、アッキー28号、伝える努力、鋭意奮戦中です。伝えた情報を、利用するか利用せぬか、我が家にとって使える制度か、要らない制度か、それを決めるのは、知ってからですよね。情報は、すべからず流通さすべし。風通しをよくして、みんなで幸せになっていきましょう!なぁんちゃって。風邪っけだし、明日も早いんだし、そろそろお風呂に入って、もう寝なくっちゃ!