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田舎者の智則、町へ出掛け、帰って来て、女房の紀香に言った。
「俺が町にいるとき、何度も続けざまにくしゃみが出たけど、どういう訳だろうな?」 すると、女房の紀香が言った。 「それは、わたしが家でお前さんのことを思っていたからだよ」 その翌日、肥え桶をかついで丸木橋を渡っているとき、また何度も続けざまにくしゃみが出て、危うく足を滑らして落ちそうになった。 そこで、智則、舌打ちをして言った。 「ちぇっ、あの助平( すけべ )女め、俺のことを思うにしても、場所柄を考えて思えばよいものを。見境なしに思いやがるから困る・・・」 < はて紀香、何処で亭主のことを思っていたのでしょうか? 「くしゃみ」は、古語では「くさめ」とも。このくさめは、「糞食( くそは )め」から転じた語と言いますから、亭主のことを思った紀香の場所柄も肥え桶をかついでいた智則の状況もピッタリ一致します。> 本編へのコメントです。 (Edelstoffさん) 私の知り合いは便秘気味ですが、彼と電話すると不思議にお腹が動き出して、お通じがよくなるという、変わった人です。でも意志が通じると、下の方の意思疎通もけっこうよくなるのかもしれませんね。 (偏屈老人) Edelstoffさん 意志強固な人は、石のようにコチコチの便秘気味、意志薄弱な人は、薄いお粥のように下痢気味。 二人の意思が通じ合えば、中和され、程よいお通じに・・・。 (goriyさん) 「just allergy」 宿六と私は、まったく噛み合わない二人組。傍に立っていても気づきませんので、宿六は私にとっては、空気ですらなく、アメーバみたいな存在。 なお、私のくしゃみは、ただのアレルギー性、宿六も不摂生の祟りでございます。 もうひとつ、宿六と話しておりますと、毒舌が冴えに冴えて、全身毒毒、背赤後家蜘蛛状態です。 (偏屈老人) goriyさん そこはそれ、ご当人たちが何と仰有られようと、微妙な気が流れ、お通じ合っているものでございます。 (goriyさん) そんな気は全くございません!頑強に拒絶致します。 そして、クソハメ、と。 お世話になった携帯に、そんなご恩返しをするような輩でございますゆえ。 (偏屈老人) goriyさん 「ウシも食わない」、いや「犬も食わない」範疇の事柄に関しましては、三十六計なんとやらで・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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