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カテゴリ:チベット仏教
今日は午後からシドニーでのパブリックトーク。 せっかく家族でシドニーにまで来たのだからと これにはダディンや子どもたちも一緒に参加することにしていた。 けどその前に、私はまだ何も観光をしていなかったので、 午前中は子どもたちを連れて、水族館へ。 娘は人魚伝説の原型とも言われるジュゴンに、 息子はサメに狂喜しておりました。 ちなみに水族館でジュゴンが見られるのは、 世界でもここをふくめて三か所だけなのだそうで。 さて、中華街で飲茶ランチを食べてから、 会場となるSydney Entertainment Centreに向かった。 会場には既に大勢の方々。 子どももお年寄りも、様々な人種の聴衆が集まっておられた。 子どもたちに会場でのマナーを確認した後、 口約束だけじゃまだまだかなり怪しい三歳児を黙らせておくために、 普段はあげないペロペロ飴とか賄賂を準備して、シートに向かう。 ダライ・ラマ十四世法王は、 「Our future ―― Who is responsible?」のテーマで 私たちが個人的に、同時に人類的に、自分たちの未来に責任を持って 日々を生きるための知恵について、一仏教僧として話をされた。 ユーモアを交えて語られる法王の実利的で温かいアドバイスに、 会場からは笑いや拍手が沸いていた。 心配した息子だけれども、最初の十分ほど落ち着かなかっただけで、 その後はペロペロ飴をなめながら眠ってしまったのだった。 天よ、ありがとう! お陰で周囲にご迷惑をおかけすることもなく、 私たちもゆっくりと話を聞くことができました。 これで今回のシドニーでのツアーも終わり、 私たちも明日はメルボルンに帰る。 ほんと、あっという間だったな~ 法王はこれからニュージーランド、タスマニアを回られて、 9日の水曜日にメルボルンにいらっしゃる予定だそうで、 うっ、次はメルボルンですね! でもシドニーは最後の夜――、 ここにダライ・ラマ法王の言葉を一つ記しておきたい。 これは去年のシドニーでの講義で、私の前に座っていらした方のTシャツの 背中に書かれていたもので、すごく印象に残っていたのだ。 それが先月のMind Body Spirit Festivalに出ていたチベット系のブースで、 この有名な言葉を記したカードが売っていたので、買ってきたの。 今は朝の瞑想をするときなんかに、取りだして読み上げている。 今日一日を少しでもBeneficial、有益に生きられるようにと願いつつ。 A PRECIOUS HUMAN LIFE "EVERY DAY, THINK AS YOU WAKE UP, TODAY I AM FORTUNATE TO HAVE WOKEN UP, I AM ALIVE, I HAVE A PRECIOUS HUMAN LIFE, I AM NOT GOING TO WASTE IT, I AM GOING TO USE ALL MY ENERGIES TO DEVELOP MYSELF, TO EXPAND MY HEART OUT TO OTHERS, TO ACHIEVE ENLIGHTENMENT FOR THE BENEFIT OF ALL BEINGS, I AM GOING TO HAVE KIND THOUGHTS TOWARDS OTHERS, I AM NOT GOING TO GET ANGRY, OR THINK BADLY ABOUT OTHERS I AM GOING TO BENEFIT OTHERS AS MUCH AS I CAN" H. H. The 14th Dalai Lama お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.16 05:53:47
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