ユーカリの木陰で里の行
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マックあつこ
オーストラリア・メルボルンから、バイリン・インディー作家マックあつこのブログです。海外生活や国際結婚家庭、本や執筆、チベット仏教修行やリトリート、不思議な話スピリチュアルな話をのんびりと綴っています。 著書に『Tamagoー39歳の不妊治療』、『インスタント・ニルヴァーナ』、英語著書に『Someday, IVF at 39』。 日本ペンクラブ会員。ASA(オーストラリア著者協会)会員。 マックあつこHP:https://www.ako-mak.com/
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ASAオーストラリア著者協会主催のセミナーに久~しぶりに参加してきた。 「Understanding Digital Marketing」、 デジタル・マーケティングに関するセミナーである。 初めての英語の小説『Someday Baby: IVF at 40』が出版され、 AmazonやBarns & Nobleとかオンライン書店で販売されているので、 オンライン・マーケティングとかのことも勉強しておかなくては、と思って。 ちなみに、日本でもアマゾンや楽天さんで扱ってくれているので、 良かったら覗いてみてください。 そうなんです、 亀の歩みで進めてきたプロジェクトだったけど、 ようやっと出版に漕ぎ着けたのでした! 前回のブログに、『Someday Baby』が初校待ちであることは書いたけど、 初校が出てからは早かった。 亀かカタツムリ並だった歩みが突如、超特急エクスプレスのペースで進行、 7月頭にはサンプル本が送られてきたのだった。 今、私のデスクには、本になった『Someday Baby』が! う~ん、感慨。 ―と、感慨に浸ってもいられない、 次はプロモーション。 ここから先、マーケティング活動(苦手な)が始まるのだった。。。 正直、気が重っ… でも昔(太古の)は広告業界で働いていたわけだし… なんとか過去のノウハウを思い出して… などともたもたしていたら、 出版元のBalboa Pressからマーケティングの案内が届いた。 この11月に開催される「マイアミ・ブック・フェア」のお知らせだった。 なんでも合衆国最大のブックフェアで、 ここのAuthor Solutions Book Galleryのブースで 本の展示販売ができるそうな。 だけど参加費が$699(約7万円、あ、もしかしてUSドルかも…)。 いずれにしても、めちゃ高っ。 故に即却下。 こにいたって初めて私はハタと気がついたのだけど、 販促の予算をとっていなかった(つーか、考えてもいなかった)。。。 ひゅるるる~ お金をかけないとなれば、やはり労力でペイするしかない。 となると、やはりデジタル・マーケティングだろうか。 そんなわけで今まで時間もないし忙しいからと避けてきた ソーシャルメディアに参入(?)することにしたのだった。 まずはアマゾンの著者ページを作成し ついでTwitterとFacebook部門に参入。 「参入」とか、ソーシャル系というよりビジネス用語っぽい動詞を使いつつ、 意気込んで始めてみたものの、その実よくわからなかった… 意味不明…、なに、それ…??? 当惑しつつも、とりあえず、自分のアカウントを作成した。 で、訳わからんながらFacebookには 「Someday Baby: IVF at 40」のページも作ってみた。 ものの、ポールって、何? 柱? ゴルティエ? マッカートニー(ビートルズの)?? それでもなんとか「本、見てねん」のポールを1つずつ立ててみた。 で、Facebookの「Someday Baby」のページの方は Amazonの「Someday Baby」のページにリンクすることができたので、 自分的にはここでかなり満足してしまった。 なんとなく本来の目的=PRを果たせたような。 そうして、それを書いてしまったら、もう言うこともなくなってしまった。。。 チ~ン(仏壇の鐘の音) だけど、こんなんで良いのかっ、 巷で聞くソーシャルネットワークをつかったマーケティングって…??? そんなおりに届いたのが、件のセミナーのお知らせだったのだ。 なんでもメルボルンの老舗書店Readingsの デジタルマーケティング部門担当のニーナさんが、 オンラインマーケティングと 本の販売促進のノウハウについて話してくれるという。 これはもう参加しないわけにはいかないタイミングでしょ。 セミナーの参加者は19人だった。 全員が作家で、 年齢層はデジタルマーケティングというテーマ柄、やはり高っ。 一見して80代と思しきおじいさんもいらした。 聞けば、この方は十数冊の著書をもつキャリアの長~い作家さんで、 デジタルの波に対応するようにと 文学エージェントからこのセミナーを勧められ参加されたそうだ。 「今夜はどんなことでも学んでいこうと思っていますので、 よろしくお願いします!」と、自己紹介でもその意欲を熱く表明してらした。 名の知られた作家さんのようなのに、 いくつになっても学ぼうとするその姿勢に感動してしまった。 えらいなぁ。 他にも出版社や文学エージェントから送られてきたという作家の方が数人いらしたけど、 やはり、読んでもらいたいと思うなら、 作品を書いているだけではダメなんだなぁ、と痛感させられた。 自己紹介の後、早速 「ブログとツイッターの違いって何ですかっ?」とか、 それ、かなり危ういだろ、って、 私でも思ってしまったような類の質問が上がり始める。 皆さんもデジタルワールドには疎遠なようで、思わずホッとしてしまった。 て、そんなことでホッとしてどーする、自分っ! かように、かなりネット文化には暗そうな聴衆を前に、 ニーナさんはデジタル・コミュニケーション・ツールに関して説明を始めた。 著者ホームページをつくるとか、 ソーシャル・メディアを活用するとか、 Eメールをつかってニュースレターを等を作成するとか、 オンライン広告とか。 やはり一番時間を割いたのは、ソーシャルネットワークに関するものだった。 ピンタレストPinterest、ツイッター、フェイスブック、 インスタグラム、グーグル+、リンクドイン― それぞれの特色と、 <Doそこでした方が良いこと>と<Don’tしてはいけないこと>なんかにつても。 基本的に、読者が興味のありそうなことを工夫して こまめにポールを立てることが大切で、 月に一度、「Buy my book!」とか 自分の本の広告するだけでは全く意味ないから止めた方がいい、とか。 マズイ…、それって私ですな…。とほほほ…。 たった2時間のセミナーだったけど、 聞いているだけで、かなり疲れてしまった。。。 マーケティングで、ソーシャルネットワークを使いこなすには、 お金は余りかからなそうだったけれども、 かなりの時間と労力を費やさなくてはならないようだった。 でもって、英語だし…。 そうなんだ、好きこそものの上手なれ。 楽しみながら「呟いて」こそ、なんぼのものではなかろーか。 それが結果として自然にPRにつながってゆく、みたいな。 だけど日々楽しく「呟く」には、英語だし。。。 時間もないし…。 とはいえ、せっかくセミナーにも参加したのだから、 せめて新しいポールの1本でも立てるべきだろう。 と、Facebookの「Someday Baby」ページをいじくっていたら― 続きは、9月2日の日記 「Someday Baby: IVF at 40のPR・後編」をお読みください。
虹の朝に 2021.07.10
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