2006/03/09(木)22:39
『阿弥陀堂だより』
今日、友人と映画『阿弥陀堂だより』を見た。
長野県飯山市を中心とした奥信濃と呼ばれる地域の
四季折々の美しい風景と人としての生きかた。
あり方を静かに語る映画でした。
阿弥陀堂をまもるおうめ婆さんがとても可愛くて
私はこんな人になりたいと思いました。
人ではなく、魂で生きるとこんなふうになるような。。
何もかもを受容し悲しみも喜びも、そして感謝の気持ちを
そのまんまで表現できる。
『今、ここ』を生きるとはこういうことだと感じました。
今の私と重なる部分がたくさんあっておうめ婆さんの言葉にいっぱい泣きました。
(ほんま涙もろいので。。)
その他の台詞にもいっぱい泣きました。
等身大の自分をかっこつけることなく
そのまんまを表現すると、ただの日常がとてつもなく
愛しく、かけがえのないものになるんだと気がつきました。
自然に抱かれた風景に溶け込むようにして歩く夫婦。
いつか私も誰かとあんなふうに時間を過ごしたい。。
きっと、過ごせているような気がします。
誰かと。。。