カテゴリ:ファンタジー
【暗闇のファンタジー】-宿命のバンパイア1
マギー・シェイン 著/バベーラ・アキコ訳 夢のなかで、タマラは走っていた。深い森を必死に駆け抜ける彼女の脚に、つたやいばらが絡みついて引きとめようとした。誰かを必死に呼び続けていたのに、目を覚ますと、なぜかその名前は思い出せない。最近、タマラは日が暮れるころまで死んだように眠り、生々しい悪夢とともに目が覚めるようになっていた。ある夜、タマラの前に謎めいた男性が現れた。闇のように黒い髪と瞳。魅力的な笑顔と官能的な唇。はじめて会ったはずなのに、なぜか懐かしい。「わたし、あなたを知っているはずだわ・・・・・・」タマラは声を震わせて言い、彼の目を見つめた。 あっ!コピアの簡単感想 ★★★★☆ 良く知られているバンパイアといえば、十字架とニンニク、太陽、がダメ! でもこの話のバンパイアはちょっと違う。 バンパイアになれる人間にしても、特別な種類の血液を持つ人間だけ。 等、なるほどと思える設定。 新しいバンパイアの魅力にとりつかれました。 自分たちバンパイアに必要な血液中の成分を作り出す研究をするエリックも、人間味があって楽しめました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 25, 2005 11:03:30 AM
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