ハーレクインロマンスなどなど

【愛のゆくえ】ダニエル スティール著／矢倉 尚子 訳

ニューヨークの名家出身のセーラは、最初の結婚に失敗。両親に連れられての傷心旅行中、ロンドンで公爵のウィリアムと出会い、お互いたちまち恋に落ちる。そして王位継承権を捨ててまで、ウィリアムは離婚歴のあるセーラと結婚するのだった。新婚旅行中に見つけたフランスのシャトーに住み、長男も生まれて幸せな日々を送っていたが、やがて戦争が容赦なく二人を引き離す。数々の困難にぶつかりながらも、希望を失わず、宝石のようにきらめくセーラ。その波乱に満たち人生を高らかに描きあげる、ベストセラー第4弾。

あっ！コピアの簡単感想　★★★★☆

主人公セーラの半生の物語です。

高貴な家柄（皇室・王室）の人々の苦悩を中心としているようにも思えます。

王位継承権を捨ててまで結婚したいと思うほど愛し合う二人。

戦争により、愛する夫と引き離され、身近にいる敵国の男性と心を通わせるセーラ。

そして、あきれるほどどうしようもない子供たちの行状。

誇り高く美しい魅力あふれるセーラの人生は、まさに波乱万丈。

子供たちのことに関しても、母として女性として考えさせられるものがあります。