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【愛の記念日】リン グレアム著/柿原 日出子 訳
アンドレアスと出会って二年目の記念日を目前に、ホープの心は弾んでいた。だがお祝いの計画を練るホープに、友人が心ない言葉を浴びせかけた。ギリシアの大富豪で、プレイボーイのアンドレアス。その彼にとって、ホープはただの愛人でしかないというのだ。だから、記念日を祝ったりするのは逆効果だと。そんなわけないわ!でも…本当にそう言い切れる?確かに将来を話し合ったことも、家族や友人に紹介されたこともない。私は彼にとって、都合のいい存在だったのかしら。数日後、その不安は現実となって彼女に襲いかかった。 あっ!コピアの簡単感想 ★★★★☆ この著者の作品は、ヒロインがつらい思いをしても健気に耐えるという設定が本当に多いですよね。 そしてヒーローは、ハンサムで金持ちで傲慢でヒロインの気持ちになかなか気づかない。 どうしてヒロインはこうもお人好しなのかとイライラさせられます。 でもヒロインもそれなりの才能を持っており、しっかり自活できる能力があるところは好感がもてます。 ヒロインの人の良さと、ヒーローとヒーローの妹の愚かさにおもうぞんぶん腹を立て、終盤になって傲慢で我儘なヒーローの妹が自分の行いの報いを受けることと、ヒーローがヒロインへの愛を認めたことでやっとイライラがおさまる感じでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 27, 2006 08:27:33 PM
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