メッチャ悪妻

娘の彼氏が私の行ってるジムと同じとこ通ってる。
って言うから今日もイソイソ、ジムに行ってみました。

二十歳前後の若い男の子を見ると、「これか？これか？」って。
いつしか、若い男の子を見ると自然と笑顔になってしまって。
ついでに色目まで使ってしまって。

とりあえず、好みの男をニ・三人見繕ってみました。

横顔・しぐさ・言葉使い等々。

私、好みがいない。

家に帰って、娘に「たいして、良い男いなかった。」

「今日は行ってない。」

「あーぁぁ、良かったぁ！今日はろくな男、おらんかったわぁ！」

「お母さん、私の彼氏にチョッカイ出すきぃ？」
「心配せんでも、オバハンは嫌いらしいから！」


「アホかぁ～、熟女の魅力、見せたろかぁ～？」
「お母さんも、まだまだ負けへんでぇ～。」
「奪ってやるぅ～。若い男の生血、吸ってやるぅ～。」

「どうでもええけど、初対面の日だけ猫かぶってくれる？」

「ハイハイ。」