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テーマ:お勧めの本(7687)
カテゴリ:旅の思い出
「イスタンブール、時はゆるやかに」澁澤幸子著。
久々にこの本を読んで、だいぶ前に行ったイスタンブールを思い出しました。行く前にに何度も読んだものです。 イスタンブールでの観光を済ませ、カッバトギアへ向かう予定で空港へ行ったところ、雪のため...とアナウンスしているではありませんか。イヤな予感です。 が、しばらくして搭乗させてもらえました。そして、滑走路近くへ移動。しかし、その後うんともすんとも動きません。他の飛行機はどんどん飛び立っていきます。 そうです。いやな予感が的中してしまいました。カッバドキア付近は雪のため空港がクローズされてしまったのです。アンカラから車という手もありましたが、あまりにも時間がかかりすぎます。泣く泣くイスタンブールの、朝チェックアウトしたばかりのホテルに戻ってきました。 まあ、こんなことはよくあることです。 おかげで、イスタンブール市内をゆっくりと歩くことが出来ました。ガラタ橋の近くの漁船で、サバを揚げてパンにはんさんでくれるサバサンドをほおばりながら、散策しました。 時間を気にせずにバザールをひやかしたりと、ぶらり旅を満喫できました。予定に無かったボスポラス海峡クルーズも楽しみました。 ちょうどこのときに長野オリンピックの開会式で、衛星放送を見た記憶があります。 本の話に戻りますが、この本には旅の楽しさのエッセンスがびっしりです。食べること、見ること、異文化に触れること。そして、何よりも旅を楽しくしてくれる人との出会いと触れ合いが書かれています。 もちろん、誰もがこんな経験ができるわけではありません。むしろ、普通の観光客だったら危ない部類の経験になるでしょう。だから余計にこの本が楽しめるのです。自分の代わりに危ないことを楽しんでくれていると。 トルコに旅行に行こうと思っている人にはもちろんのこと、旅行したいけど時間が無いって言う人にも、お薦めの一冊です。 今日、3000アクセスを超えることが出来ました。 訪問してくださったみなさま、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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