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August 4, 2005
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カテゴリ:旅の思い出
昨日に引き続き、インドのお話です。

インドに行ってみたいと思ったのは、タージマハールをこの目で見たかったから。
単純なのです。

タージマハール 2

初めて見たときは、ただただ大きさに圧倒されました。
本当にこれがお墓?と思わずにはいられませんでした。
白い宮殿といえる美しさです。
門に入る前には手荷物チェック&ボディチェック。
(訪れるたびに厳しくなっていて、テロを警戒しているとのことでした。)
門から長い庭を抜けて、建物の中へ。

タージマハール 入り口

お墓への入り口です。上の全体の写真の中央の部分です。
建物が大きいのに、入り口はこんなに小さいんです。
周りの模様のように見える文字はコーランが彫られています。
入り口上部のお花の模様はこの地方特産の象嵌細工。
お墓そのものにも象嵌細工が施されています。

がらんとした部屋の中央に大きな模造のお墓があり、その下の部屋に本物のお墓があります。
(ここも、最初に行ったときはお墓の大理石に手で触れられたのですが、
次からはしっかりとガードされ、ちょっと離れて見るようになりました。)
模造のお墓は、下にある本物のお墓の上を人が歩かないようにと作られたものです。

これを造ったのはムガール帝国5代皇帝シャー・ジャハーン。
亡くなった王妃ムムターズ・マハールのために造りました。
その川向に自分のための黒い大理石のお墓を造る予定だったのですが、
巨額のお金を使ったかどで、息子からアグラ城に幽閉されてしまい
残りの生涯を終えました。
幽閉されたアグラ城からみるタージマハール
遠くに見えるのがタージマハール。こんな感じで見ていたんですね~。


これはタージマハールの裏側から見た風景です。
ハージマハールの裏側からの風景
牛がのんびりと水遊びしています。
この風景は何度来ても変りません。
まさに時間が止まっているという感覚に陥ります。
100年後に来ても風景が変っていないと思えるのです。

タージマハールを取り囲むように4本のミナレット(尖塔)があります。
これはかすかに外側に傾いています。
地震や戦争などの事態になっても、内側に倒れないように配慮されているのです。
また、タージマハール自体は、攻撃の目標になることを避けるため、
いざと言うときは屋根全体に黒い布を掛けて被うよう留め金が付けられています。

近年白い大理石が、酸性雨や工場の煙等でだんだん黒くなっているとも聞いています。
インディアンピザ(牛糞の乾かしたものでピザの形をしてる)を、
燃料にしているのも関係があるのかも。
どこからともなく、ぷ~んと臭ってくるんです(笑)。

タージマハールにいる間、不思議な時空に迷い込んだ感じでした。





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Last updated  August 5, 2005 01:30:51 PM
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