あらかると

[旅の思い出] カテゴリの記事

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• ベニス・バロック・オーケストラ

  今ＴＶ見ながら、このコンサート行くんだった！と、とても悔しい思いをしています。それは芸術劇場で放送されたベニス・バロック・オーケストラ演奏会です。バロックかという思いと、「四季」かという思いと、平日の夜か．．．などど迷いながら、行かなかったのです。演奏を聴いて、なんと面白い自由な演奏！というか、やりたい放題の演奏！と取ればいいのか。ともかく、つまらないと思っていたあのヴィヴァルディの「四季」がこんなに面白い曲だったとは。下手なオーケストラを聴くよりは、弦だけのこのオーケストラを聴くことをオススメします。古楽器の音に耳を澄ませ、ヴィヴァルディーの描く「四季」に思いを馳せます。美しいだけではなく、自然の厳しさにも目の当たりすることになります。春、夏、秋、冬と飽きさせることなく一年が過ぎました。（バイオリン）ジュリアーノ・カルミニョーラ（管弦楽）ベニス・バロック・オーケスト（指揮、チェンバロ）アンドレア・マルコンああー、生の音聴きたかった．．．

  January 8, 2006

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• モーツアルト・イヤーを祝おう！

  来年2006年はモーツアルト生誕250周年です。生地オーストラリアにおいて、様々な行事が予定されています。モーツアルトの生地ザルツブルグ。音楽家として活躍したウィーン。この2つの都市は、私が行った初めてのヨーロッパの都市でもあります。それだけに思い出深いところです。シェーンブルン宮殿も、ミラベル庭園もお花が引き抜かれた痕だけでした。当然ながら、モーツアルト像の前のト音記号の型にも花はなく、淋しい思いをした記憶があります。行ったのが11月始めだったから、しょうがないですけどね。詳しくはオーストリア政府観光局モーツアルト生誕250周年

  November 5, 2005

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• ボカラトンへようこそ

  松岡直也の「日曜島へ」というアルバムは、リゾートを思い出させます。もっとも、「夏」をコンセプトに作られたようですが。曲の始まりと共に、なんと飛行機の着陸音が入っているのです。もうどこかリゾートで過ごす休暇の始まりです。島もいいけれど、私のイメージはフロリダ州ボカラトン。マイアミからすこし北に行ったところにあります。私が泊まったのはBOCA RATON RESORT & CLUB。仕事とは言え、視察はなく、半日のフリータイムだったのです。ホテルの前には、大西洋が広がります。初めて見る大西洋！と、お客さんと一緒に水遊びしてしまいました。このホテルは映画「ステラ」の舞台、G７の舞台にもなりました。アメリカ人が憧れるリゾート地でもあります。ホテルは1920年代に造られ、まるでお城のようです。インドア派の私のこと。当然、ゆっくりとティータイムです。ホテルの高層階のレストランで夕食をとりましたが、変り行く夕暮れ風景に飽きることはありませんでした。このボカラトン・リゾート＆クラブ。最近ではこのホテルに泊まるツアーも設定されています。以前は知る人ぞ知るホテルで、日本人はあまりいませんでした。日本人スタッフの永野さんの努力の賜物です。お元気かな～なんて思い出していたら、ネットでこんなページを見つけました。永野さんのことさてさて、このアルバムの最後は、飛行機の離陸音です。ああ～休暇が終わる．．．主婦の休暇も欲しい！です。「ボカラトンへようこそ！」って言われたいじゃない？

  August 6, 2005

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  タージマハールにて

  昨日に引き続き、インドのお話です。インドに行ってみたいと思ったのは、タージマハールをこの目で見たかったから。単純なのです。 初めて見たときは、ただただ大きさに圧倒されました。本当にこれがお墓？と思わずにはいられませんでした。白い宮殿といえる美しさです。門に入る前には手荷物チェック＆ボディチェック。（訪れるたびに厳しくなっていて、テロを警戒しているとのことでした。）門から長い庭を抜けて、建物の中へ。 お墓への入り口です。上の全体の写真の中央の部分です。建物が大きいのに、入り口はこんなに小さいんです。周りの模様のように見える文字はコーランが彫られています。入り口上部のお花の模様はこの地方特産の象嵌細工。お墓そのものにも象嵌細工が施されています。がらんとした部屋の中央に大きな模造のお墓があり、その下の部屋に本物のお墓があります。（ここも、最初に行ったときはお墓の大理石に手で触れられたのですが、次からはしっかりとガードされ、ちょっと離れて見るようになりました。）模造のお墓は、下にある本物のお墓の上を人が歩かないようにと作られたものです。これを造ったのはムガール帝国5代皇帝シャー・ジャハーン。亡くなった王妃ムムターズ・マハールのために造りました。その川向に自分のための黒い大理石のお墓を造る予定だったのですが、巨額のお金を使ったかどで、息子からアグラ城に幽閉されてしまい残りの生涯を終えました。 遠くに見えるのがタージマハール。こんな感じで見ていたんですね～。これはタージマハールの裏側から見た風景です。 牛がのんびりと水遊びしています。この風景は何度来ても変りません。まさに時間が止まっているという感覚に陥ります。100年後に来ても風景が変っていないと思えるのです。タージマハールを取り囲むように4本のミナレット（尖塔）があります。これはかすかに外側に傾いています。地震や戦争などの事態になっても、内側に倒れないように配慮されているのです。また、タージマハール自体は、攻撃の目標になることを避けるため、いざと言うときは屋根全体に黒い布を掛けて被うよう留め金が付けられています。近年白い大理石が、酸性雨や工場の煙等でだんだん黒くなっているとも聞いています。インディアンピザ（牛糞の乾かしたものでピザの形をしてる）を、燃料にしているのも関係があるのかも。どこからともなく、ぷ～んと臭ってくるんです（笑）。タージマハールにいる間、不思議な時空に迷い込んだ感じでした。

  August 4, 2005

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• インドは暑かった

  夏なんだから暑いのは当たり前。でも、暑い一日でしたね～。今まで体験した最高気温は43度。それはインド旅行したとこのことです。とにかくインド人もビックリという暑さでした。日中は35度を超える暑さのため、午前中の観光は11時でおしまい。午後の観光開始は夕方4時。それでも43度だったのですから、暑いはずです。旅行会社のスタッフ向けのツアーだったゆえに、移動中はエアコン付きのバスが用意されていました。エアコン付きのバスは、数が少なく超デラックスの位置づけ。でも、クーラーといっても戦力外の扇風機のような風しかでないのです。まあ、それでも無いよりはマシってところです。当然のことながら、暑ければ汗をかきます。そして、これまた当然のことながら喉も渇く訳ですが、これまた大変。冷たいお水～といきたいところですが、そう簡単に水を口に出来ないのです。なぜかって？。生水が怖いんです。（現地の人は大丈夫らしいですけどね。）水がダメって事は、氷もダメなんです。ミネラルウォーターも売っていましたが、どれも信用できず、日本から持っていった生ぬるいミネラルウォーターで我慢です。（スーツケースの半分は水だったよな記憶が．．．）安心して飲めるのは、熱を加えたものだけでした。インドと言えば紅茶なのですが、いいところは輸出されていて、普通に出されるのは、ほとんどが粉茶の一歩手前のものでした。まあ、煮出したチャイには良かったんですけど。なんだかんだ言ってもインドは好きです。

  August 3, 2005

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• ハワイアンメロディーから

  こんなにまったりとしていいものか．．．今聴いているのは、ハワイアンです。ＨＡＰＡという二人組みのグループのギターと歌です。ハワイには、プライベートや仕事で何度も行きましたが、こんなにリラックスできるような曲は、あまり流れていなかったような気がします。ハワイというと、観光はもちろんのことですが、マリーンスポーツやショッピングなど楽しみは一杯。そんな中、ただボーっとしているというのは、少数派でしょうね。というかたぶんいない．．．大きな声ではいえませんが、ハワイの海に入ったことも無ければ、プールに入ったことも無いのです。旅行に出かけるときは、必ず水着は入れてあるのですが、ハワイで取り出したことはないのです。(ヨーロッパ行きなどでは、時差の解消にプールで人泳ぎが一番ですが）で、何をしているかというとプールサイドでお茶やお酒を飲みながら、本を読む、エアーメールを書く、ボーっとするのです。フローズンマルガリータやフローズンダイキリといった、冷た～いカクテルもここなら美味しく飲めます。地ビールもこれまたおいしい！のです。仕事（添乗）で行った場合、フリータイムに部屋にじっとしているのは、もったいない。だからといって、ホテルから離れるわけにはいかないといった事情もあります。部屋にいなかったら、ロビー周辺か目立つところでじっとしているのが一番なのです。そうすると、大体の人は見つけてくれますから。唯一ショッピングで必ず買うものがあります。それは、ハワイの塩です。とても綺麗なピンク色の塩なのです。湿度も低くからっとしたお天気に、こんなことを思い出しました。

  April 8, 2005

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  ブリュッセル国際空港にて

  二週間のヨーロッパツアーの最終日。パリからブリュッセル経由で帰る途中のトランジットタイム。お客さんは、ゴディバのチョコや当時はやっていたベルギーワッフルやらおみやげを求めて、免税店でお買い物です。こんな時間、添乗員はすることがないのです。行くときは現地スタッフへのおみやげで一番重いのですが、帰りはそれがないので私自身のスーツケースは殆ど空。おみやげを買いに走ればいいのでしょうけど、そんな気力は残っていません。そんな時、空港の片隅にオイスターバーを見つけました。以前、パリで食べた牡蠣にあたって苦しんだことがありますが、そんなことお構いなし。やっぱり好きな物はやめられません。牡蠣だけはなくて、ちゃんとワインも置いてあるではないですか。それも、私の好きなサンセール。牡蠣にはシャブリとよく言われますが、私はこのサンセールの方が好きなのです。もちろん、ワインとの相性もバッチリで美味しく頂きました。さて、支払いの時になって。あらあら、お金がない！というか足りないのです。ベルギーには2日間の滞在だけで、すぐにパリに移動しました。実質1日なので、あまりお金を変えていなかったのです。しかし、ここは国際空港。フランス、スペイン、イタリア、各国のお金を出したら、ちゃんと換算してくれました。ふ～、よかった！。もっとも、最後はドルで払えばとか、いざとなったらカードを使おうと考えてはいましたが。まだユーロになる前の事でしたが、各国の通貨で支払われることには、慣れているようでした。島国とはやはり感覚が違うんだな～と、妙なところで関心しました。ベルギーというとムール貝の料理が有名ですが、慌ただしい時間の中でのこのひと時の牡蠣をワイン。お金のエピソードと共に忘れがたい味とひと時でした。追記：このときは、サベナベルギー航空を利用していました。サベナ・ベルギー航空の東京～ブリュッセル線が２００１年１０月７日東京発のSN２０８便をもって廃止されました。ほどなく、倒産といニュースを耳にしました。残念です。私のちょっとした趣味ですが、乗った飛行機のトランプを集めていました。探して見たら、その時のトランプがありました。今となっては、もう手に入らないものなんですね。

  February 7, 2005

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• 何をしていたかしら？

  なんだかこの日だけ、日記がぽっかり空白です。一体何をしていたのでしょうか。まあ、いいけど。

  February 6, 2005

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• ブームの作り方

  元業界の珍しい友人からメールがありました。お互いに年に１度連絡するかどうかと言う人です。彼とは、ある政府観光局のパーティで出会いました。そのときに、旅行会社の企画のスタッフ向けにパーティするよりも、映画やＴＶドラマの舞台として宣伝する方が、売れるのにね～なんて話をしていたのです。そうです。今の韓国ブーム。この話とぴったりじゃないですか。旅行会社のどんなパンフレットよりも、集客力があるんですから。みんなが行くから売れるツアー。それが本当に自分にあった旅行なのでしょうか。次はどこでしょうか。旅行業界を離れた今となっては、冷ややかな目で見つめてしまいます。

  January 28, 2005

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• 添乗員 高山病にかかる

  高いところが好きなんです。でも、かかってしまいました高山病。それも仕事中に。ジュネーブからモンブランを観光して、ミラノへバスで移動という日でした。モンブランの麓のシャモニーからロープウエイで３８４２ｍにあるエギュイ－ユ・デュ・ミディへ。約20分で２７５０ｍの標高差をロープウエイで登ります。急激に空気が薄くなるんです。徐々に頭痛が始まり、呼吸が浅くなり、気分が悪くなりました。エギュイ－ユ・デュ・ミディについてまもなく、動けなくなりました。添乗員としての仕事は出来るはずもなく、もう一人が全てやってくれました。原因は酸素不足による高山病です。ロープウエイで降り始めると、先程までの不快感はす～と消えたのです。そのツアーはお医者さんのツアーでした。その先生たちも、高山病の患者を目の前にするのは初めてだそうです。下りロープウエイの中で、呼吸が楽になり、顔色が戻るのをしっかりと観察していたようでした。麓に戻ってからは、昼食のオーダーやら何やらで忙しく、高山病にかかったなどウソのようでした。その後もモンブランへ行きましたが、やはり同じ状況でした。2度も行ったのに、せっかくのパノラマを見ていない！レストランがあっても、何も飲めない食べられない！記念の絵葉書も出せない！なんとも残念なことです。2回とも、お医者さんのツアーで、ほんとお世話になりました。おんぶしていただいたり、ずっと手をとって歩いて下さったり。ありがとうございました。（こんなところで言ってもしょうがないのですが）それ以来、高い山は下から見るものと思っています。

  January 8, 2005

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• 馬は賢い！と実感した瞬間

  スポーツ嫌いの私にひとつの例外があります。それは、旅行に出かけたときの乗馬。（これってスポーツですよね？）転んで怪我をしてからは、自転車でさえ乗りたくないのですが、乗馬となると話は別です。最初に馬に乗ったのは、カナダ、レイクルイーズ。馬はよく訓練されていて、全くの初心者でもＯＫでした。歩くところも、馬が安全なところを歩いてくれました。初めはおっかなびっくりで、馬にしがみついているだけ。次第に馬の歩くリズムに慣れてくると、高いところから見渡せるようになりました。ちょっと視点が高くなるだけで、視界が広くなったように感じます。初めて馬に乗り、楽しかった、面白かったという思いと同じぐらいに、お尻が痛い、太ももが痛いと筋肉痛も味わいました。それ以来、何処かに出かけてチャンスがあれば乗馬を楽しみました。一番心地よかったのは、ハワイ・オアフ島の海岸沿いを、潮風に吹かれながら走った時です。観光客が乗る馬ですから、どこでもきっちり調教されていています。馬は賢いと聞いていましたが、本当に賢いのです。オーストラリア・ケアンズの牧場でそれを実感した瞬間がありました。そこでは、おとなしい馬を与えられました。いざ、出発！と言うときになって、馬に進めとお腹を足でポンと蹴って指示したんですが、動かないんです。その後何度かやってみましたが、やはり動きません。そこで、思いっきり進めとポンと蹴ったのですが、私自身がびっくりして手綱を引いてしまいました。そうです。馬に、進めと止まれを同時に指示してしまったのです。その時「おいおい、いったいどうすればいいの？あなたはどうしたいの？」という表情で、馬にジロリと睨まれました。馬が賢いと思った瞬間であり、馬に馬鹿にされた瞬間でもありました。その日一日、馬がおざなりな態度で私に接したのは言うまでもありません。振り落とされなかっただけでも、よしとするべきかもしれません。ケアンズというと、海のイメージが強いのですが、馬の賢さを実感した土地でした。

  December 21, 2004

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• イスタンブールの思い出

  「イスタンブール、時はゆるやかに」澁澤幸子著。久々にこの本を読んで、だいぶ前に行ったイスタンブールを思い出しました。行く前にに何度も読んだものです。イスタンブールでの観光を済ませ、カッバトギアへ向かう予定で空港へ行ったところ、雪のため．．．とアナウンスしているではありませんか。イヤな予感です。が、しばらくして搭乗させてもらえました。そして、滑走路近くへ移動。しかし、その後うんともすんとも動きません。他の飛行機はどんどん飛び立っていきます。そうです。いやな予感が的中してしまいました。カッバドキア付近は雪のため空港がクローズされてしまったのです。アンカラから車という手もありましたが、あまりにも時間がかかりすぎます。泣く泣くイスタンブールの、朝チェックアウトしたばかりのホテルに戻ってきました。まあ、こんなことはよくあることです。おかげで、イスタンブール市内をゆっくりと歩くことが出来ました。ガラタ橋の近くの漁船で、サバを揚げてパンにはんさんでくれるサバサンドをほおばりながら、散策しました。時間を気にせずにバザールをひやかしたりと、ぶらり旅を満喫できました。予定に無かったボスポラス海峡クルーズも楽しみました。ちょうどこのときに長野オリンピックの開会式で、衛星放送を見た記憶があります。本の話に戻りますが、この本には旅の楽しさのエッセンスがびっしりです。食べること、見ること、異文化に触れること。そして、何よりも旅を楽しくしてくれる人との出会いと触れ合いが書かれています。もちろん、誰もがこんな経験ができるわけではありません。むしろ、普通の観光客だったら危ない部類の経験になるでしょう。だから余計にこの本が楽しめるのです。自分の代わりに危ないことを楽しんでくれていると。トルコに旅行に行こうと思っている人にはもちろんのこと、旅行したいけど時間が無いって言う人にも、お薦めの一冊です。今日、３０００アクセスを超えることが出来ました。訪問してくださったみなさま、ありがとうございました。

  December 19, 2004

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