釣りと車 と  etc

2010/05/11(火)00:17

惨敗続きの天草でも…VOL2

釣り(102)

親父のボートから帰ってきて、ヤエン用の竿を選び、道具を揃えていると、大阪から持ってきた筈のヤエンが無い。確かに用意したはずなんやけど無い、実際大阪に帰って探したけど有りません、不思議。仕方なく近くの釣り具屋さんに電話を掛けると、置いているとのことで、早速買いに走りました。予想はしてましたが、数が無い、サイズも一種類、やはりポピュラーでは無く、最近は此方でもそうですが、ウキ釣りの方が多く、勿論エギはもっと多い。 波止場の先端には一本の街灯が灯って、周囲20メートルは明るく照らし、水面を見ると、小魚が無数泳ぎまわって、イカにも釣れそうな予感。私が仕掛けを投入するころに、Tさん(アジをくれた人)ごやってきて、もっとこっちに泳がせないと掛らないからと、2人で並んで竿出ししました。 ヤエン釣りを知らないかたの為に簡単に説明します。仕掛けは簡単、私の場合、1.5号の磯竿に道糸2号を巻いた、リヤドラグ付きのリール、道糸の先にグレ針7号を付け、それをアジの背に通し、尾のあたりで糸をクルリと巻くともう外れません。これで仕掛けは出来上がり、そのまま目指す方えと泳がせます。泳がせ方も鮎の泳がせとよく似ています、少し後ろにテンションを掛けると、前に進み、上向きにテンションを掛けると潜る、こんな具合にうまくいけば最高ですが、アジによっては嫌がって潜らないのもいます。ブクブクを長く続けているアジはお腹に空気が入って、うまく潜れないのもいますから、少し握って、お腹の空気を抜いてあげるといいでしょう。 自分の仕掛けを投入してから、Tさんから色々話を聞くと、昨日はアジを3匹持ってきて、アオリを3匹釣ったそうです。モンゴイカなら、タモですくえるよ!エッ!タモで掬う?実際ホンマかいな?そこらにイッパイおるやろと、海を眺めると本当に泳いでる。しかも纏まってではありませんが、引っ切り無しに泳いできます。ただ潮の加減で波止場の近くまで来るのはいませんでしたが、モンゴとアオリのコラボなんて初めてです。 話に夢中になっていると、アジが泳ぎ過ぎたのか、私の竿が横向きに、しかも張っている、もしかして?恐る恐る竿を立てると、ズシリとした感触、これは乗ってるぞ!慌てず、ヤエンの用意をして竿を立てると、離した?軽くなった。そのまま同じイカが乗ってくることがあるので、そのまま待ってましたがアタリは無し。上げてみると、アジは無残にも尻尾の部分が残っているだけ、う~ん悔しい、乗ってたんや!実際ならリールが逆回転するギーギーと音が出るはずなんですが、全くわかりません。 今度はTさんの竿にあたりが、でもあまり走らない、少し早いがヤエン投入。暫く待つとヤエン届きイカが逆噴射、なんかとんでもないヤツが掛っているようです。相当大きいようで慎重に寄せて、やっとタモに入ったアオリが↓目安が無いからサイズはわかりずらいでしょうけど、右上のイカの足に見えるようなアジが見えますか、頭は獲られてますが、20センチ程のアジの頭が無い状態です。実際私はサイズを測ってませんが、ギャラリーの話では胴長40センチの2.6キロやなと皆さんの話です。釣った本人は3キロオーバーやろって叫んでましたが、私も2.5キロ位かな?しかしデカイと興奮気味なのは私だけ、他の皆さんはもっと大きなのを何度も見ているそうです。流石天草と今回初めて思いました。しかも!しかも!土産にと貰って、今ウチの冷凍庫に入ってるんです。その後アタリも無く帰りましたが、イカは泳いでます。悔しいやら、嬉しいやら、ヤヤ興奮気味でしかもアジはまだ残ってる、でも明日は雨なんて考えながら寝ましたが、翌朝よくあたる天気予報に頭にきましたが仕方ないなぁ~6日は1日中のんびり過ごし、しかし頭の中はモンモンしている、夜ご飯に出されたビールには手を付けず夜8時。やっぱり行って来るわ!両親もあきれてましたが、今に始まった性格でないのはよくご存じです。カッパに着替えて、船に生かせておいた残りのアジを取りに、雨で弱って無ければいいけどな、みるとまだまだ元気です。港に付いた頃はドシャ降り状態で波止場の先端もよく見えません。こんな日には誰も居ないだろうと、歩いて行くと居ました、一人だけですが、ココにも〇〇バカ。全く釣れなくても、初めての人でもこんな日は仲良しのように、話が途切れない、あっと言う間の3時間。雨でアジも弱って、半分も使わなかったけど、餌のアジも放流して帰りました。 今回の天草の釣果は最低でしたが、新しい釣り場所に仲間が増えました。ヨシとしましょう。

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