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2009.08.06
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カテゴリ:ヘタリア

ヘタリア Axis Powers 第5巻(初回生産限定)

ヘタリアドットコム


「WW2」

 ある日のこと。
 定例の連合国会議で、アメリカが意気揚々とある物をみんなの前に提示する。
「みんな、凄い物を入手しだぞ! ドイツの野郎が描いた軍部日誌だっ!」(OSSを使ったのかアメリカ!)
 アメリカが何処からか秘密裏に入手したドイツの極秘資料「ドイツ軍部日誌」を見て、イギリス、フランス、中国、ロシアが称賛し、その内容に大きな期待を抱く。(まさか、この所劣勢だったのチーム連合?)
 軍部日誌というからには、ドイツ軍の戦略や部隊配置、軍上層部や師団長達の会話内容や傾向、新兵器の開発や弱点、戦場の兵士達の士気や補給状況、秘密作戦や工作活動など、上手く逆手に取れば一気に戦況を一変させることが可能になる。(ルルーシュ的、圧倒的戦略勝利!)


「○月×日 今日は、イタリアが俺のために料理を作ってくれるといいだした。」

「ドイツ、ドイツ。友達になった記念に料理作るから台所使っていい?!」(イタリアンだね!)
「構わんが、出来れば綺麗に使え、粉類には気を付けろ、後油にも」(注文が多いなドイツ)
「はーい!」(判っているのかなイタリア?)
 早速粉を練って麺棒で丁寧に伸ばし始めるイタリア。(生パスタかな? やっぱり、イタリアは、パスタッーだね!)
 すると、ドイツが透かさず飛び散った粉汚れを拭き取る。(部屋はよく磨け!)
 次に大きな煮込み鍋でコトコトと煮込みながらお玉で丁寧に掻き混ぜるイタリア。(パスタを茹でてるのかな? それとも、ミネストローネ? 美味しそうです!)
 でも、やっぱり、ドイツが透かさず飛び散った汁汚れを拭き取る。(弱音を吐くな!)
 最後にパスタにチーズを削ってトッピングするイタリア。(やっぱり、パスタッーでした! 美味しそうに出来たね!)
 そして、最後も、ドイツが透かさず飛び散った粉チーズ汚れを拭き取るのでした。(秩序を守れ!)
「ああ、気にするな」(気にするよドイツ!)
 イタリアに気にされて気を遣うドイツだったが、やっぱり、気になります。(俺はメイド・イン・ジャーマニー!)


「○月×日 今日、俺がいないあいだにイタリアがイギリスとフランスに攻撃された。」

 痛みで蹲るイタリアにイギリスが手刀を何度も繰り出す。(イタリアが一方的にイギリスの攻撃を受けています!)
「こらぁ、俺がいない空きにイタリアを叩くのは止めろ!」
 ドイツに気付いたイギリスは、イタリアを叩くのを止めて一目散に逃げていく。(おい!)
「あっ、待て。今度叩いたらアイオナ島ハート型にするからな!」(何故、ハート型なのドイツ?)
 逃げるイギリスを追撃するドイツ。
 しかし、その隙にフランスが得意の「漁夫の利」戦法で無防備になったイタリアを叩く。(連携攻撃か?!)
「コラァっー! 逃がしたかあのワイン野郎!」(急激な迎撃転換、見事ですドイツ!)
 イギリスを追撃していたはずのドイツがフランスに叩かれているイタリアを守る為に、急いで舞い戻るが、危険を察知したフランスは、一目散に退却する。(やっぱり、逃げるのかフランス!)
 すると、ドイツがいるのにまた新たな国が透かさず木の枝でイタリアを叩き続ける。(えっ!)
「おい、ちょっと待てブルガリア。お前は枢軸だろ?!」(初登場、枢軸国ブルガリア! いたんだブルガリア!)
「あっ、何かこいつの顔見てたら殴りたくなったんです」(気持ちは解るが、ダメだよブルガリア!)
 WW2当時、枢軸国として参戦していたブルガリアは、ユーゴスラヴィア南東部とギリシャ東部を占領して領土を拡大するが、同じスラブ民族で親近感を持っていたロシア(ソ連)が連合国として参戦した為に、侵攻してきたロシアに殆ど無抵抗のまま降伏し、連合国に鞍替えしてしまう。(ブルガリアも、ヘタリアモード?)
 そして、連合国ブルガリアは、そのまま同盟していたはずのドイツに対ドイツ戦を仕掛けることになった。(→イタリアを叩く?)


「○月×日 今日は、イタリアが自ら頑張ってエジプトを攻めた。」

「ドイツは、順調に勝ってるのに何もしてねぇや・・・・」
 WW2勃発で電撃的に連戦連勝の成果を上げるドイツに対してイタリアは、何も成果を上げていなかった。(って、開戦してるのに戦争の準備全くしてなかったし!)
「気合い入れて俺もアフリカでも行こうかな・・・・」
 地図を見ながらイタリアなりに領土拡大できそうな場所を探して、アフリカ侵攻を考える。(古代ローマ帝国の再興をスローガンに第二次エチオピア戦争でイタリア領東アフリカを獲得しているし、勝算は大いにあったしね!)
「とういう訳で、早速エジプトに来てみたよ。おい、そこのエジプト。俺と勝負しろ!」
 意気揚々とイタリアは、史実イタリア領リビアからイギリス領エジプトに「これで勝てなければ貴様は無能だ!」というぐらいの圧倒的な軍勢でエジプトに攻め込んだ。(イタリア軍、25万 VS イギリス領エジプト軍、3万6000。普通に力押しで勝てる軍勢でした!)
 そんなイタリアをミステリアスな目で見詰めるエジプト。(母親の古代エジプトは、イタリアのローマじいちゃんに負けています! っていうか、蹂躙された?!)
「えっえっ、ちょっと、痛い。痛いよ、木振り回したら危ないよ! いたた、痛いよ。ご免なさい、ご免なさい。さっきの謝るからぁーぁー」(何故、負ける!)
 勇猛果敢にエジプトに勝負を挑んだイタリアだったが、エジプトに木の棒でベチベチと一方的に叩かれ捲れる事になる。(ブレダM37重機関銃で応戦しろよイタリア!)
「結局、俺が助けに行くことになる・・・・」(ドイツアフリカ軍団、出撃!)
「うぁぁぁ、ドイツー、ドイツー、助けてー、ドイツー!」(イタリア軍壊滅!)
 エジプトにボコボコにされながら必死にドイツに助けを求めるイタリア。(ローマじいちゃん程の強さは、孫のイタリアには無かった。残念っ!)
「クソ忙しい時に!」(お察しします)
 イタリアが欲張ってアフリカまで戦線を広げた所為で、圧倒的に優勢だったドイツは、欧州戦線での軍事力を割かれてしまう。(もし、イタリアがエジプトに侵攻せず、又は、勝っていたなら、枢軸国側が勝利していただろう・・・・)


「その後も、俺はイタリアがヘマをするたびに西へ東へ奔走した。」

 欧州戦線で手一杯でクソ忙しいのにイタリアからの救援要請が鳴り続ける!
「さすがにもう限界だ・・・・」
 砂漠でパスタを茹でて水不足で軍勢が壊滅寸前!(ヘタリア七不思議!
 20世紀の近代軍なのに弓兵に負ける!(何でぇー! 白兎騎士団ゲール族オーファン王国と圧倒的な陸海空の軍勢で戦ってもイタリアは負けてしまうのか?!)
 そんなイタリアの状況に頭を抱えるドイツ。(お察しします)
「本当に弱すぎだぞ! しかも、その度に俺が尻拭いをし、くそぉー! 腹の虫が治まらん、他の奴に愚痴溢してやる!」
 抑えきれない怒りに電話を取るドイツだが、ダイヤルを回そうとする指が止まる。
「イタリアしか友達いないし、日本は何考えているか解らんし・・・・」
 電話を取ったがいいものの誰に電話していいか解らず、肩を落とすドイツ。(日独伊三国同盟で、親友はイタリアと日本だけなのドイツ?!
「一体、誰に電話すればいいんだ・・・・」(そんなに落ち込まなくても、オーストリアとか、ハンガリーとか、フィンランドとか、枢軸国なら他にもいるよドイツ。それに兄のプロイセンもいるし!)
 ドイツの軍部日誌を読み進めている内にドイツが友達が少ないことに落ち込む事にチーム連合も、他人事でないように察する。
「友達か・・・・」(連合も、友達と言っても、纏まりはないし、それぞれ表向き建前をいい気取っているが、覇権を狙っているし、ギアス的な仮面連合な所もある。)


「○月×日 晴れ イタリアの奴が又、訓練をさぼりやがった。」

 ドイツの定時訓練をエスケープしたイタリア。(学生かよ!)
 すると、道端で小さな子猫を見付ける。(ドイツ猫?)
「うわぁぁぁ、可愛い。ここに住んでいるってことは、ドイツの猫かな? ドイツも、これぐらい可愛かったらいいのに・・・・」(ドイツの見た目と性格では、子猫にはなれません!)
「にゃんこ可愛い、にゃんこ、にゃんこ、にゃんこー。可愛い、可愛いー」(何か、凄いことしているぞイタリア!)
 子猫を抱き締めて牧草地でごろごろと楽しく子猫と一緒に戯れるイタリア。(一体、どんな戯れ方だよイタリア!)
 しかし、その転がりを一撃で止められてしまう。
「済まんが、そんな風にはなれん!・・・・」(無理です!)
 すると、顔が凄く怖い怒り狂ったドイツに睨まれ、顔を思いっきり踏み付けられてしまうイタリア。(ドイツの本性は、兄と同じドSです!)
「ギィヤァー。どぉ、ドイツぅー・・・・」
 長閑に子猫が可愛く鳴いていました。(ヘタリア!)


「ドイツ版 ED「まるかいて地球」」

 ドイツが歌うエンディングテーマ「まるかいて地球」。
 昔くれたヴルストのあの味が忘れられないんだ!
 遊びにも、掃除にも、真剣だ!
 ドイツらしく、ヴルスト好きで何事にも真剣でした。(ゲルマン賛歌も好きです!)


 今回のヘタリアは、ドイツの軍部日誌。
 ドイツの真面目すぎる性格とイタリアが弱すぎる所為で、クソ忙しいのに振り回されてしまうドイツ。(イタリアVSエジプトは、面白かった!)
 誰かに愚痴溢したいのに友達がイタリアと日本しかいないて落ち込むドイツ。(日本は、何を考えているのか分かんない!)
 そして、それを聞いて他人事でないように同情するチーム連合。(ギアスの仮面?)
 次回のドイツの活躍を期待しています!


『萌え萌え2次大戦(略)』応援中!






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Last updated  2009.08.06 15:18:13
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