2004/10/17(日)08:19
リアル書店で買ってしまった 「日本の古本屋」に問題有り
大変なことをしてしまった。
今日、ミドル英二さんが言うところのリアル書店で月刊文藝春秋を買ったら、新刊書コーナーが目について、その結果ついつい下記の本を、衝動買いしてしまったのだ。
リアル書店での散財は(古書店は除いて)実に久しぶりだったのだが。
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★ 月刊文藝春秋 11月号
★ 図解 哲学は図で考えると面白い ―はじめての思考の手引きー 白取春彦(監修) 青春出版社(発行)
★ ヘッセの読書術 ―世界文学リスト付きー ヘルマン・ヘッセ(著) 草思社
★ 脳の進化学 ―男女の脳はなぜちがうのかー 田中富久子(著) 中公新書 ラグレ(発行)
★ 犬は「びよ」と鳴いていた ―日本語は擬音語・擬態語が面白いー 山口仲美(著) 光文社新書(発行)
★ 平和の歴史 ―人類はどう築き、どう壊してきたかー 吹浦忠正(著) 光文社新書(発行)
★ 日本人なら知っておきたい神道 武光誠(著) KAWADE夢新書 河出書房新社(発行)
★ 一神教の誕生 ―ユダヤ教からキリスト教― 加藤隆(著) 講談社現代新書(発行)
★ 平凡パンチ1964 赤木洋一(著) 平凡社新書(発行)
★ 禅と武士道 ―柳生宗矩から山岡撤収までー 渡辺誠(著) ベスト新書 KKベストセラーズ(発行)
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「文藝春秋」はもちろん月刊雑誌。
「図解 哲学は図で考えるとおもしろい」はムック。
「ヘッセの読書術」はハードカバー。
他は新書だ。
このところ本の購入はあまりなかったのに、今月は、もう20冊ぐらい買ってしまった。
来月は買うのを止めよう。???
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あと「日本の古本屋」で、山本太郎の詩集を二冊買った。
夢の助.さんによると、古本検索・販売のライバルである「スーパー源氏」は凋落したと言うことで、普通に古書をネット上で探すとなると、各個別の書店の在庫を検索する以外は「日本の古本屋」で探すことになる。
ただ、到着したものを見ると、一冊はもう持っているものと同じもの、山本太郎の詩集であることはたしかなのだけれど、もう一冊は掲示されていた本とは別物。
これはトラブルと言っていい。
夢の助.さんの日記でもコメントしたのだが、今までは私が通販で買った本で後悔した本は無かった。
ほぼ私がイメージした通りの内容の本を入手できた。
題名で判断したほぼその通りの内容が書かれて本ばかりだった。
これは、本の内容の問題だけれど、今回は問題の種類が違う。
題名の掲示が不十分で、情報が正確・詳細でなく、購買者側が正確な情報を得られず、結果的に間違った商品を購買することになる。
この原因の第一は、「日本の古本屋」での出展された本の情報が極端に少ないことだ。
本の題名と古書店しか情報が掲示されない。
アマゾンなら新刊書は読者の書評が掲示されるから、ある程度それを参考に出来る。
アマゾンのマーケット・プレイス、つまり古書部門の場合、新刊書もある場合はそれを参考にすればいいし、古書だけの場合は題名だけを頼ることになるが、題名と実物がちがうと言うことはない。
アマゾン側の指導もあるのだろうが、題名が正確に表示されているからだ。
しかしこの「日本の古本屋」では、本の題名が不正確だから、こういうことになる。
別物のケースだが、掲示では「山本太郎詩全集 3」となっていたのに、現物はただの「山本太郎詩集」。
もう一つは「山本太郎詩集」とだけの掲示で出版社名がなかったが、到着したらたしかに「山本太郎詩集」だが、先日やはり「日本の古本屋」で買った思潮社の「山本太郎詩集」そのものだった。
「日本の古本屋」さん!
通販の場合は、手にとってチェックできない。
掲示されている情報がすべてなのだから、本の題名だけという情報では不十分、本の題名が正確なものでなくてトラブルを起こすのは最低だよ。
もっともこれは、相当程度、情報を提示する古書店側のモラルの問題なのかもしれないが。