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ある専門家によると日本列島はこれから地震多発期に入るという。
もともと、日本列島は火山列島・地震列島で、世界の地震の一割は日本で発生しているというのに・・・である。 それに、ある専門家によると現在日本で確認されている活断層の数は、実際にあると推定される活断層の数の0.1%にすぎないと言う。 言い換えれば、現在知られている活断層の1000倍の活断層があるという恐ろしい話だ。 なぜかというと現在知られている活断層は歴史的に確認されている地震や地層によって確認されているが、有史以前の地震はその存在を知るよしもないらしい。 あえて知ろうとすれば、地表上のあらゆる部分をボーリングして地下深く地層の検査をしなければいけないが、そんなことは全く不可能なことなのは当然である。 ・・・だから千倍? そういえば、今回の玄海島の地震も、地震地図で言えば空白地域で発生している。 これも逆に言えば、どんな地域でも地震はありえることになる。 外国なら、ほぼ地震がないだろうという地域はあると思う。 例えばニューヨークなどは固い岩盤の上の都市だから摩天楼林立などが可能になったのだが、地震列島の日本が近年これをまねて、超高層ビルを林立させているのは、たとえ優秀な耐震あるいは免震技術があるとしても、「天をもおそれぬ行為」と言うべきかもしれない。 ある専門家によれば(こればっかりだが)、今回の第二次スマトラ沖大地震は、前回の地震の余震ではなく、別の独立した地震だという。 ただ、別個の地震ではあるがこの二つ目の地震は、一つ目の地震の影響を受けて、連動して発生したものだろうという。 日本においても同じようなことが考えられるという。 太平洋側に並んだ3つの【プレート境界型地震】が過去に何度も発生し、また近い将来の発生が確実視されている。 それは下記の三つの大地震である。 ○東海地震 ○南東海地震 ○南海地震 その歴史的実例が日本の歴史上知られる三つの大地震(慶長・宝永・安政)として示されていたが、本当にきれいに連動しているのである。 東京(江戸)から始まって東海地方から紀伊半島、それから四国。 1707年(宝永地震)では三つが、なんと同時(1時間違い)に発生した。 1854年(安政地震)では1日違いで起きている。 一番最近では1944年(昭和19年、東海・東南海地震、M7.9)から2年後、1946年(昭和21年、南海地震、M8.0)が発生した。 【活断層型地震(直下型地震)】としては、東京直下型地震が予想されている。 過去には関東大震災として発生している。 これらを含めて、日本における要警戒の大地震とは、下記の8個の地震だという。 1.平成版「関東大震災」 南関東地震 2.東海地震 3.東海地方から四国・高知まで 南東海・南海地震 4.内陸直下型 糸魚川-静岡構造線断層帯地震 5.紀伊半島から四国まで 中央構造線断層帯地震 6.京阪神・直下型地震 7.神縄・国府津-松田断層帯地震+富士川河口断層帯地震 8.宮城県沖地震 明日は、この大地震が経済(世界・日本・個人)におよぼす恐ろしい影響と、それへの個人の対策を考えてみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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