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個人メモ ビデオテープの映像をBDに保存する方法

E 【情報機器・家電・TV・ブルーレイ】(60)

これは、情報を保存するための個人メモ    ―――― ◇ ―――― 2012年12月28日 19:00 (ASCII.jp) ビデオテープの映像をBDに保存する方法 http://topics.jp.msn.com/digital/topics.aspx?topicid=271  バリバリに使いこなされているBDレコーダーの傍らで、もはや電源を入れられこともなくなって久しい、そろそろ役目を終えようとしているVHSビデオデッキがあったりするのではないだろうか。保管されているVHSテープにはビデオデッキで録画した過去のTV番組がたくさん保存されているから、デッキと共に処分するのもなかなか忍びない。ということで、今回はVHSビデオで保存したTV番組をBDで保存し直す方法について解説しよう。 VHSデッキとBDレコーダーの接続  まず、VHSビデオデッキとBDレコーダーを接続するところからスタートしよう。接続に利用するのは「アナログAVケーブル」だ。 いまや出番も少なくなった「アナログAVケーブル」。赤白ケーブルが音声を、黄色ケーブルが映像を転送する。機器によっては映像ケーブルにS端子ケーブルが使われていることも  AVケーブルを使って、VHSデッキの「映像・音声出力端子」と、BDレコーダー「入力」端子を接続する。BDレコーダーには複数の入力端子が搭載されていることが普通。本体背面もしくは前面に入力端子があるので、ケーブル接続する。ビデオデッキによっては映像出力にS端子が用いられていることもあるが、その場合はS端子に対応したAVケーブルを用意するか、S端子ケーブルを用意してAVケーブルの黄色いケーブルは使わないようにして接続。もちろんBDレコーダー側でもS端子に映像ケーブルを接続すること。  なおこのとき、VHSデッキはアンテナケーブルなど不要なケーブルを外した状態の、いわば「再生専用」としておくといいだろう。  接続が完了したら、BDレコーダーの映像入力を「外部入力」に切り替えて実際にVHSデッキでビデオテープを再生してみよう。ノイズなどがなく(といってもビデオテープへの録画状態によっては多少のノイズが発生することもあるだろう)、問題なく再生できているようなら無事接続されていることとなる。  これで準備は完了だ。 VHSからBDレコーダーへのダビング  あとはダビング、つまりVHSデッキでビデオを再生してBDレコーダーで録画する、という作業になるのだが、VHSデッキからの番組はBDレコーダーのHDDに録画していくこととなる。そもそもBDレコーダーの機種によっては、外部入力からのBDメディアへの直接録画が不可能なことも多い。  そして、このときの録画品質はできれば高画質なものにしておきたい。BDレコーダーのHDDにVHSの録画番組を高画質で保存しておけば、編集を行なったり、画質を調整したりしてBDメディアへ保存し直すことができるからだ。  録画画質の設定に関しては、BDレコーダーの機種によって対応が異なる。ライン入力(アナログ)による外部入力なので、一部の機種(ソニー製BDレコーダーが中心)ではAVCモード(HD画質)に変換しながら外部入力からの録画が可能なこともあるが、一般的にはSD画質で録画されることとなる。このあたりの録画画質の設定はBDレコーダーによって異なるので、各機種のマニュアルなどを参照してほしい。といっても、過去に録画したVHSビデオの画質自体がよくなるわけではないのだから、SD画質の高品位モードで録画できれば十分だろう。 筆者が使っている東芝「DBR-Z160」では、デフォルトの録画画質を設定できるが、ライン入力からの録画の場合は強制的にVRモード(SD画質)となる  画質についても設定が完了したら、いよいよVHSデッキ→BDレコーダーのダビング開始だ。VHSデッキで再生を開始するのと同時にBDレコーダーで「録画」ボタンを押して録画を開始する。このとき、録画時間はテープの再生時間と等しくなる。つまり120分テープならBDレコーダーでの録画に120分かかるということとなる。  録画が完了したら、通常の番組同様BDレコーダーのHDDに番組がダビングされているはず。あとはライブラリなどから、通常の録画番組と同様にBDメディアに焼いていくこととなる。このとき編集なども自由にできる。  ただ、BDメディアに動画を再生可能な状態で保存するには、その動画がBDAV形式である必要がある。デジタル放送はDR(TS)モードやAVCモードで録画すればBDメディアへそのまま焼くことができるが、VHSビデオからダビングされた番組は、AVCモードのようなBDAV形式に対応した動画ファイルへの変換が必要となる。そしてこの変換操作も、録画番組の長さと同じ時間が必要となるのだ。  つまり、120分テープの内容をBDメディアにダビングして焼こうとした場合、HDDに録画する120分、変換に120分と、「テープの長さの2倍」の時間が必要となるのだ。これは心して作業する必要があるだろう。VHSのライブラリをBD化しようと考えていて、これからBDレコーダーの購入を検討しているなら、変換時間を短縮できる「外部入力の映像をAVCモードで録画できる機種」を選定しておくといいだろう。  このようにしてビデオテープの映像をBDメディアに焼いていくと、だいたい120分のビデオテープ4本の内容をBDメディア(2層)にダビングできる。また、BDメディアに焼いておけば、数年から数十年は劣化することなく保管しておける。さらに、このダビングの途中で、いままでビデオテープに録画しっぱなしだった番組をキッチリ編集できる機会も得られる。  もちろんいくつかの手間は必要だが、VHSテープの劣化やVHSビデオデッキの故障が心配な人は、なるべく早めにBDメディアへ保存しておくことをオススメしたい。

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