2013/01/10(木)15:25
かんべえさんの記事 2013/01/05
<1月5日>(土)
○そろそろユーラシアグループの「2013年版TOP10リスク」が発表されたかなーと思ってHPを見たところ、今年は1月7日(月)発表ですって。その代わりに、こんなものが出てました。
●The world's most powerful people according to Eurasia Group
1. Nobody :Gゼロ時代においては無理ないよね。国際的な責任なんて負いたくない、とばかりにみんなが内向きです。
2. Vladimir Putin(プーチン)(
:昔ほど人気はないし、国のシステムもガタが来てるけど、これ以上の権力者は地球上にはいません。
3. Ben Bernanke(バーナンキ) :アメリカ経済はなおも苦闘中。何とかしてほしいけど、これ以上に影響力を持つ人はおりません。
4. Angela Merkel :彼女の言葉だけが欧州をつなぎとめている。なおかつ国内人気を保っているのは偉大な業績なり。
5. Barack Obama (オバマ大統領):ワシントン内部のことに忙殺されつつも、ユーロ圏を睨み、中東から離れず、アジアとの関係を強化する。
6. Mario Draghi:(ドラギ)欧州に血液を流すという中央銀行の仕事を担う。歴史的な危機ではあるが、その仕事は終わらない。
7. Xi Jinping(習近平) :向こう10年の中国を担う。経済および政治改革がないと中国は回っていかず、引いては世界も困る。
8 (tie). Ayatollah Khamenei(ハメネイ):アフマディネジャドは6月でお払い箱だが、その後もイランの最高権力者として注目。
8 (tie). Christine Lagarde(ラガルド):世界の消防隊長。IMFの専務理事として世界を睨むが、特にお足元の欧州にご用心。
10. King Abdullah Bin Abd al-Aziz (アブドラ国王):サウジ国王は世界の市場を動かすユニークな存在。健康問題はあるが果たして次世代は?
○イアン・ブレマーらしい上手な人選でありますな。なんだかんだ言って、彼はまだ「鮮度」を保っておるような気がします。ワシなら受け狙いで10位くらいに金正恩を入れるかな。