カテゴリ:C 【知的生産・情報カード】
あまりにも有名な「こざね法」
あるHPからの引用 ― ― ― ― 整理・分類法の中では圧倒的にKJ法が有名ですので、 今回は、あえて次に有名な「こざね法」をご紹介しましょう。 こざねとは、「小札」と書き、鎧を構成する最小単位の部品を指します。 この「小札」を半分ずつ重ねながら連結して板状にし、鎧を作ります。 魚の鱗(うろこ)をイメージすると分かりやすいですね。 こざね法とは、まさにこの鱗のように紙切れを用いて進めていきます。 <こざね法のステップ> 1.紙切れにキーワードと内容を要約した文章を書いていきます。 2.キーワードを元に、関連性のありそうな紙切れをまとめます。 3.まとめられた紙切れを論理的に並べ替え、ホッチキスで留めます。 (これがこざね法の由来ですね) 4.ホッチキスで留めた「こざね」同士の関係をつけながら、 さらに並べていきます。 こざね法にせよKJ法にせよ、組み替え作業が発生するため、 アイテム/データ/コンテンツを、カードにする点が共通です。 一説では、「KJ法」は、この「こざね法」を元に作られたのではないか? ともされています。 さて、気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、 この「こざね法」、名前は知らなくても普段からよくやっているのでは? はい。 オフィスツールである「付箋」が普及したことで、 このカードを作りやすい環境ができたため、 「こざね法」と名乗らずとも、 似たようなアプローチで議論するケースが増えているのが現状です。 ■こざね法の活用シーンと注意点 こざね法は、主に文章の整理をするときに用いることができます。 得られたインプットを元に、章節構成を考えるには、 ピラミッド構造を用いるようにしてこの方法を用いることになります。 さて、そんな「こざね法」を実施する上での注意点を紹介しておきます。 1.1枚1項目に収める 2つ以上はいっているとグルーピングするときに困ることがあります。 必ず1枚1項目にとどめるようにしましょう。 もし複数言いたいことがあれば、関係整理はその後で行えばよいので、 複数枚作成しましょう。 2.見出しをつける カードには分かりやすい見出しをつけましょう。 さらに、グルーピングした「こざね」にも見出しをつけましょう。 カードの組み換え/並べ替えを頻繁に行うため、 この見出しが目印となって、作業を進めやすくしてくれます。 3.内容が分かる文章で書く 項目(見出し)だけだと、間違って捉えてしまい、 間違ったグルーピングをしてしまう可能性があります。 見出しだけでなく、中身の文章も書くようにしましょう。 ある程度分かる範囲で大丈夫です。 4.柔軟に組み替えを行う しっくりこないと思ったら、グルーピングを柔軟に変更しましょう。 一旦作ったグループに固執するとなかなか次に進められず、 時間だけが過ぎていくということになりかねません。 むしろ柔軟に組み換えすることで、より良いグループを見つけられます。 早速、みなさんも手元に準備した付箋を使って、 発想したアイデアの山を整理・分類してみましょう。 ■最後に 今回は番外編第1号ということで、 「整理・分類法」をご紹介しました。 より多くのアイデアが出たとしても、 しっかりグルーピングされずに、バラバラ目の前にあるだけだと、 適正な評価は難しいです。 ● そこでグルーピングが重要なわけですね。 (以下省略) ―――― I意見 ―――― 「KJ法の方が圧倒的に有名」と、この人は書いているが、そうでもあるまい それに、KJ法の発明者、川喜多氏は、梅棹先生の弟子だし、KJ法は、こざね法の改良型に過ぎない 梅棹先生については、私は、いろいろ語ることが多いのだが 主に、その探検に関してだが 若い頃、山岳部だった私は、ワクワクして、先生の「モゴール族探検記」などを読んだものだ ---- こざね法は、梅棹氏の古典的名著「知的生産の技術」で提唱した下記の3つの内の1つ 私も、かなり、影響を受けた 1 こざね法 2 カタカナタイプライター 3 京大式カード 商社の伊藤忠が、カタカナを社内文書に採用したのは 梅棹氏の影響があったのか? これは、あまり有効とは言え無かったし ローマ字でのテレックスの方が、よほど実用的だった ただし、 1 こざね法 3 京大カード は、ブームになったし、いわゆる知的生産術ブームを巻き起こしたと思う 私も下記の情報カード3種を利用して、情報収集に努めた ・ 京大式カード ・ 5 X 3 カード ・ 名刺型カード 中でも主に使用したのは、京大式カード オフィスの自分の席の通常のキャビネの横に 自分で購入したB6カード(京大式カード)コンテナーを設置して 中東プラントプロジェクトのあらゆる情報を収集した 情報源は、主に、中東プラントの専門情報誌・MEED(MIDDLE EAST ECONOMY DIGEST) および日経記事、それに人脈による情報 その後、このキャビネットは、米国での起業に伴って米国へ送り 今は、米国で放置状態(だろう) このごろ、英単語や興味のある事象・海外旅行情報などを整理するのに この情報カードを、また、利用し始めている PCでの情報は、一応、情報として集まっても なにか、しっかり掌中に把握したという実感が無い それに比べて、情報カードに書き込んだ情報は 自己満足を伴って(笑)実に、収まりがいい 愛でることさえできるのだ 米国に残留孤児として老いてきてしまったB6カードコンテナー 今、日本で購入すると、十万円以上するのだ 今度、米国に行った際には、日本に返送しようか とは言え、小さいながらも、下記のコンテナーは購入した ・ 京大式カード ・ 5 X 3 カード ・ 名刺型カード カードが貯まって行くのが楽しくてたまらない 今、中心に据えているのが ・ イタリア旅行に備えて、イタリアのリーズナブルなホテル情報 ・ 英単語 ・ 知的用語 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[C 【知的生産・情報カード】] カテゴリの最新記事
現在の私だが
B6京大式カードは全廃した もう、ビジネスマンでは無い私にとって 詳細且つある程度のボリュームのものを書き込む事は少なく B6カードからサイズダウンして 5X3カードに移行 今私の情報生活は5X3カードで回っている ■ データベース ■ TO DO LIST この2系列に分けている PCでの情報整理もやってはいるが PCソフトの立ち上がりが遅いし 案外一覧性に欠けている 取り回しも不便である カードは TANGIBLE それに いつも手元にあるし いつでもメモできる これが私としては気に入っている (2019.05.11 14:34:41) |
|