【不眠症カフェ】 Insomnia Cafe

2015/11/19(木)18:32

パンに関する過去ログ

E 【食物 飲み物】(44)

昨日、川西阪急で買ったパンが、日本のパン離れした美味しいパンだったので 突然ですが(笑) パンに関する過去ログ    ―――― 過去ログ ―――― 2005/06/11 帝国ホテルでメルバ・トーストを食べていたマリリン・モンロー あるサイトで、パンの話題が出ていた。 「庄内拓明の知のヴァーリトゥード」 http://d.hatena.ne.jp/tak-shonai/#check 庄内さんのブログは以前にも二・三回引用させていただいている。 今回も失礼して、以下に引用させていただこう。 ―――― ◇ ―――― 2005-06-11-Sat 欲しい商品が買えないパラドックス 以前にもコラムに書いたが、我が家では天然酵母の自家製パンを作っている。こねるのは私で、焼くのは妻の役割。全粒粉を 50%ブレンドした素朴な風味が特徴だ。 しかし、なにぶん手作りなので、生産が追いつかず、仕方なく市販の食パンを買うこともしょっちゅうである。 市販のパンは、ライ麦パンか発芽玄米食パンというのを買うことにしている。我が家の自家製パンの素朴な風味に近いからだ。 真っ白なふわふわすぎる定番の食パンは、あまり好みではない。あんなのは、カリカリにトーストしないと食えたもんじゃないと思っている。 ―――― ◇ ―――― 庄内さんのパンについての記述の一部だったが、今日はパンについて、様々な角度から深~く考察してみよう・・・、と言うほどのことはもちろん考えていない。 実は昨日はろくなものを食べていなかったので(いつもそうだろうという声がかかりそうだが)、今朝目が覚めたら腹ぺこで、そこへパンの話題となると、腹がグ~っ!と鳴りそう。        ~~~~~~~~ マリリン・モンローが新婚旅行で日本を選んだことはご存じだろうか? 本当なのです。 あのマリリンが、しかも美しさの絶頂のマリリンが日本に新婚旅行! 考えてみたら、これはすごい! 結婚した相手は、野球の大リーグの大スター、ジョー・ディマジオ。 歴代の大リーグのスターの中でも、ベーブ・ルースにならぶ人気選手だった。 正に【スーパースター同士】のカップルといえる。        ~~~~~~~~ マリリンがなぜ日本を新婚旅行の地に選んだのか? 私には情報がない。 ただ、ジョー・ディマジオには、日本を選ぶ理由があった。 彼がまだ大リーグのスーパースターだったころ、昭和26年(西暦1951年)、彼は全米選抜軍の監督として来日した。 この全米選抜軍には、ジョーの弟のドム・ディマジオもいた。 弟のドムもジョーと同じく外野手で、俊足好打。 この時のジョー・ディマジオの日本での人気はすざましかった。 日本中が彼を英雄として遇した。 その佳き想い出が、もう野球界を引退してしまってスーパースターの座を去ったディマジオの脳裏に深く残っていて、ハリウッド一の人気女優である新婚の妻、マリリンに日本での自分の人気を見せつけたかったのだろうと思う。        ~~~~~~~~ 帝国ホテルの名物シェフ長だった村上信夫さんと言う人をかなりの人がご存じだと思います。 私は、村上さんの「卵料理」の本を買ったことがあります。 美味しいオムレツの作り方が、写真を一杯使って説明されてあります。 (あぁ!美味しそう) マリリンが宿泊した時は、マリリンはメルバ・トーストばかり食べていたそうです。 このメルバ・トーストというのは、「薄く切ったパンを水分が抜けるまでパリパリに焼いたもの」だそうです。 この料理を考案したのは近代フランス料理の祖、エスコフィエと言う人。 でも彼はシチリア出身のイタリア系ですから、このフランス風の名前は本名じゃないかもしれません。 彼がロンドンのサヴォイ・ホテルの料理長をしていた19世紀末、当時最高の歌姫と言われたのはネリー・メルバです。 (ただし、メルバはたしか、意外にも、オーストラリア出身のはずです) 彼はオペラが好きだったのかな? メルバの大ファンだったのかな? とにかく、エスコフィエは、彼女が出演した歌劇『ローエングリン』に因んで、氷で作った白鳥の器にバニラアイスクリームを盛り、その上に桃のシロップ煮を飾ったデザートを考案し、【ピーチ・メルバ】と命名、同時に彼は、薄切りのパリパリのトーストをメルバ・トーストとして残しました。        ~~~~~~~~ ついでに言うと、音楽関係者の名前が残る料理もかなりありますね。 ロシアの名歌手、シャリアピンが好んだステーキを帝国ホテルが【シャリアピン・ステーキ】と名付けたと言う。 なんだか忘れましたけれど「ロッシーニ」という料理もありますね。        ~~~~~~~~ ところで、このメルバ・トースト、私は大好きなんです。 私はパリパリで薄めのトーストが好きなんで、その点、メルバ・トーストはぴったり。 白いフワフワしたトーストは、あまり食べる気がしません。 ロンドンのホテルに泊まるときの「イングリッシュ・ブレイクファースト」では、このトーストを好んで食べました。 不思議なことに、英国以外でこのメルバ・トーストを見たことがないんですが、帝国ホテルならありますね。 今度、東京へ行ったら食べよう。        ~~~~~~~~ ピーチ・メルバやアイスクリーム、いろんなパンについては、出来たら本日の二つめの日記に書くつもりです。 それにマリリン・モンローについてもちょっと。 一作目の日記は、ひとまずここまで。

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