2017/05/01(月)19:23
クラシック音楽とオーディ装置
自分本位のブログ記事とするのであれば
「日記」にするのも一方だと思い至った
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クラシック音楽とオーディ装置
テレビで次の番組を見た
「ドキュメンタリー
エルプフィルハーモニー
ハンブルグの新LAND MARK」
および
「こけら落とし演奏会」
ハンブルグ市が巨額の経費をかけて
さまざまなトラブルを経て
大幅な工期遅れを伴い
クラシック音楽用のコンサートホールを新設するのだが
その斬新な先端的なアイディア
とても日本人の及ぶところではない
と思ったが
日本人の音響エンジニアの設計なのだが
こけら落とし演奏会のでの音色の繊細さと明晰さと透明感
今まで聞いたことのないものだった
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私は、若い頃、オーディオ装置にはまった
タンノイをはじめ、いろんな銘器をもっていたのだが
アントレプレナーをやっていた米国に置いてきてしまった
私は、聴覚(だけ)は鋭い
そのころ、秋葉原にあった、ある電気店のオーナーが趣味で作り
一般に開放していた音響装置のコレクション
そこで、ブラインドテストをしてくれるのだが
私は、スピーカーはもちろん
アンプもカートリッジも、ほとんど、どのめーかーのものか
聞きわけることが出来た
この頃は、レコードではなく、CD全盛だが
私の耳は、レコードの方を好む
あのスピーカーから、弦楽器の松ヤニの粉が飛び散るような
そんな微妙で精緻な音が、CDだと、聴くことが出来ない
これは、CDでは、高い周波数をカットして詰め込んでいるからだが
残念なことだ
もっとも、昔のように、タンノイなどを持っている訳では無いので
フェアな比較ではないかも知れないが
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それと、もうひとつ
懐かしいし、また聞いて見たいと思うのは
真空管アンプの深く静謐な音色である
トランジスタアンプのそれとは、全く違う
真空管の音には、鮮烈な色彩がある
視覚的に音色を感じる事が出来るのだ
私は、一時、真空管に惹かれて
レシーバーまで、ラックスの真空管のものにしていたが
あの音色ももちろん、素晴らしかった