グラシェス・スサーナ 唐街慕情 その2
「その2」まで書くほどでも無いのだが(笑)
特に何があるわけでも無い(笑)
ただ、この頃
PCを立ち上げて、この曲を YouTube で聞くことが多い
二日に、一度、ぐらいかな?
特にメッセージがある曲でも無く
雰囲気の曲であるが
知らぬ間に心に入ってきて、頭に残る、心に残る曲である
冒頭の、と言うか、前奏のポルトガルギター
鮮烈な音がはじけて
スサーナの物憂い、情感のこもって
それでいてサラリと何気ない歌声が続く
私の聞いている YouTube では
雨に濡れるオランダ坂の永劫があり
このサブミナル効果(笑)が大きい(笑)
この歌をカラオケで歌ってみようかとも思うのだが
どういうものか?出だしの歌詞が思い浮かばない
途中の歌詞は、所々、脳裏に浮かぶのだが(笑)
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ところで、このポルトガルギター
正確に言えば現在のギターと言われる楽器と
同一の楽器では無い
例えばリュートがギターでは無いように
ギターでは無いのだ(笑)
ポルトガルギターには
・リスボン・タイプ
・コインブラ・タイプ
の2種類があるのだが
この演奏者
作詞・作曲もこの人だが
どちらを使っているのだろう?
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この歌詞の中に
「愛しい貴方に合いたくて」
と言う1節がある
「いとしい あなた」
今まで私の生活には無かった言葉だ(笑)
ささやかれた事も無い
すくなくとも
「愛してるわ 貴方」
と言うセリフなら、すぐ脳裏に浮かぶし
よく言われたし(コレコレ)
歌の中でも、良く聞く気がするが
「いとしい」
「あなた」
言われてみたかったが
もう、遅い(笑)
この言葉は、私は、ひらがなで、感じている
漢字で「愛しい貴方と書くと、ちょっと違う様な気がする
「会いたくて」も、もし漢字を使うなら
「逢いたくて」と書く方が情感がある
とにかく、本来
「いとしい」
「あなた」
は、本来、漢字変換してはいけない、大和言葉である
だから、心に、裸の触感があるのかも知れない
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じつは
「いとしい あなた」
私には、スサーナは、ひらがなで歌っていると思いたい
実際には、ローマ字で覚えているのだろうけれど
そのせいかもしれない
漢字の感じが無い(笑)
スサーナは、アルゼンチン人で母語がスペイン語である
スペイン語は、ロマンス語族で、印欧語だが母音が多い
そのせいもあるのだろう
もし、スサーナに、あの声で
「いとしい あなた」
なんてささやかれたら、・・・
時速1000マイルの速さで心を貫かれそて
心が甘くしびれそうである
ここは、かっこよく「マイル」でなければならない
「キロ」では、現実的だし
「里」では、「人生の 半ばを・・・」などと、徳川家康になってしまう(笑)
「いとしい あなた」
ささやいてくれるのも
スサーナだからいいのであって
瀬川瑛子ではいけない(笑)
石川さゆり・・・ぐらいなら、許そう(笑)
ーーー 過去ログ ーーー
日本の歌を歌う歌手の中で
私が一番好きな歌手は
グラシェス・スサーナである
その彼女の唄で一番好きなのは
『唐街慕情』・・・かな?
つい最近まで、知らなかった唄である
『唐街慕情』
https://www.youtube.com/watch?v=G52gNv3ECCo
気のせいか?
同じく長崎が舞台の「長崎犯科帳」 (萬屋錦之介主演)の
印象的なエンディング主題歌「坂道」
(歌:日暮し、作詞・作曲:中村幸雄)
と曲調が似ている
と思う