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2018/05/19(土)19:31

スポーツ記事 監督指示 日大アメフト部、廃部必至 刑事事件化も

V 【過去ログ 迫田さおり選手 その1】(187)

​​​​​​   ーーー 記事 ーーー 監督、試合前に「QBにけが」指示 日大アメフト部、廃部必至 “殺人タックル”で刑事事件化も​ 2018/05/16 17:05 悪質過ぎるタックルが、アメリカンフットボール名門校の歴史を破壊した。 今月6日に行われた関学大と日大の定期戦で、日大の選手が、パスを投げ終え、無防備な状態の関学大のクオーターバック(QB)に後ろから激しくタックルし、けがを負わせた問題が波紋を広げている。 傷害事件として刑事事件化する可能性も浮上、識者は「永久追放や廃部も当然」と指弾した。  タックルを受けたQBは全治3週間の診断を受けた。 QBの右脚にはしびれも出ているという。 スポーツ庁の鈴木大地長官は14日の記者会見で「危険な行為で、普通ならレッドカードに値するプレーではないか。なぜああいうプレーが起きたのか考える必要がある」とし、 関東学生アメリカンフットボール連盟に事実確認することを明らかにした。  他校は日大との試合を拒否。春季オープン戦で予定されていた5月20日の法政大戦、6月9日の東京大戦、10日の立教大戦が中止となった。  危険なタックルをめぐっては、日大の内田正人監督が試合前のミーティングで「最初のプレーで相手のQBにけがをさせる。何か言われたら『監督の指示』と言っていい」と話していたと報じられた。 内田監督は試合後、「選手も必死。あれくらいやらないと勝てない」とコメントしており、アメフト関係者からは、タックルを選手個人の暴走と捉えることに疑問の声も出ている。  「本番の秋の試合が控えているのに、なぜこんなにメリットのないプレーをしたのか。理解できない」と戸惑いを見せるのは、日大OBでアメフト部との関わりも深い男性。「関学大選手らへのタックルは、選手個人としても、監督の指示としてもあり得ない悪質なプレー」と指摘し、「相手の悪質なプレーで選手が負傷する可能性があるのだから、試合中止を求める大学が相次ぐのも当然だ」と話した。 「今の日大アメフト部は、相手校に対してのリスペクトが欠けている」ともOB男性は指摘する。日大は、昨年12月にアメフトの全日本大学選手権決勝である第72回甲子園ボウルで関学大に勝利し、27年ぶり21度目の優勝を果たしていた。 「優勝を受けて天狗(てんぐ)になっていたのかもしれない」とOB男性は話す。  高橋裕樹弁護士によると、「スポーツのルールにのっとってプレーしていれば、『正当業務行為』であり違法性はない。 ​ ただ、もしルールを明らかに超えていると判断できるのであれば、暴行・傷害罪になる」と指摘。 「もしも監督が選手に明らかな加害行為の指示を出しているなら、共謀共同正犯で暴行・傷害罪の共犯者、むしろ首謀者になる。 一般にスポーツの中での立件は可能性は高くないが、刑法犯として処罰される可能性はある」と話した。​  2012年には、フットサルの試合で相手チームの男子大学生を転倒させ、審判からレッドカードを出された直後、大学生の首を蹴り上げたとして、傷害容疑で元日本代表の男が奈良県警に現行犯逮捕された例もある。27年ぶりの栄冠を手に新時代を築こうとした日大だが、最悪の形で歴史に幕を閉じるしかないのか。  ■スポーツ評論家の玉木正之氏の話 監督指示なら「永久追放になって当然」 「今回の事案は明白な暴力行為であり、被害にあった選手へのケガの謝罪だけではダメだ。 どのように原因を究明するのか、日大の判断が待たれる。 もしも監督が選手に対し、暴力を助長するような指示を出していたとするなら、永久追放になって当然だ。 日大アメフト部の廃部もあり得る。 日大自らがどれだけ重い処分を科せるかが今後の課題となる。 このような行為があるのは、スポーツのレベルが低いことを露呈しており、 大学スポーツそのものを見直すことも必要だ」​​​ ​  ーーー 私の意見 ーーー 私の高校のアメフト部、実際には、高校では、タッチフットだったんだが 昔の話だが強豪校だったことがあって それもあって私は、昔から、アメフトにはなじんできた 高校時代、ナイターの甲子園ボウルを見に行ったりもした 今も、米国のNFLは、テレビ観戦をよくする 私のみた所、この「事件」は この事件の要諦であるさ「殺人タックル」 あれはもう、完全に、QBに怪我をさせようという「チーム・オーダー」で成されたプレイである ラグビーは英国スポーツの特徴である「選手の自主性」によるスポーツで 選手達自身の自主判断で進められる しかし、 アメフトは、軍隊的なトップダウンの指揮命令系統で総ての細かいプレーが組み立てられ決められ、選手はそのための歯車として動く その中でも、QBというのは、アメフトに於いて ヘッドコーチ達からの指令を受ける司令塔であり、パッサーであり 他のスポーツで例えれば バスケットボールのポイントガードのような・・・ しかし、さらに次元が違う最重要なポジション 軍艦であれば、艦長がいて操舵手もいる艦橋のようなもの その艦橋を爆撃された軍艦は運行不能になるのと同じように そのチームも、動きがとれなくなる 日大、内田監督は、あの試合で、相手の関学のQBを「負傷させる」「最も汚く激しい反則行為」を特攻機の使命を負わされた選手に命じ、しかも、その他もコーチも 「必ずやれ!」と選手に迫っている(傍証) これはもう、明々白々な、日大アメフト部の組織的な犯罪行為である  ーーーー アメフトの試合は、まず、攻撃陣の先頭の列の選手が、すぐ背後にいるQBにボールをスナップすることで、プレーが始まる 試合はすべてこのあとのQBのプレーからの展開次第 QBがボールをどう動かすか、を判断するのである QBは、その時 1 前方にロングパス ーワイドレシーバーなどへ 2 周辺に近距離パス ータイトエンドなどへ 3 後方から突進して敵陣突破をはかる選手に手渡す ーランニングバックやフルバックに 4 自分自身でボールを持って走る ースクランブル おおよそこの4種の選択肢でプレーを発進させる こういうオプションを持ち、決断する 相手チームは、相手チームの攻撃の総ての起点であるQBを捕獲すべくラッシュする QBを捕獲、少なくとも自由にさせなければ、相手チームの攻撃は失敗するのだから このスナップを受けたQBが瞬時にプレーする それを阻止すべく守備側のチームがQBめがけてラッシュする 行歴側の選手は、その守備側のラッシュを阻止し、壁を作ってQBを守る(ポケットを作る) QBは、弾丸のようにラッシュしてくる守備側の選手達をかいくぐって 1 2 3 パスする あるいは 4 ボールを自寸自身持ちながら敵陣に向かってランニングする この、わずか、一、二秒間が、アメフトの総てが凝縮された時間なのである QBが首尾良くパスを投げ終えたら、みなの注目は、もうすでにQBには無い 今度は、ボールの行方に向かって全員がラッシュである 肉弾戦の中心は、瞬時にして前方に移動するから、 ボールを投げ終えたQBは、瞬間的にはお役御免になり 後方に置き去り状態になる あの事件が起こった瞬間は、まさに、この瞬間なのである もちろん、ボールを投げようとするQBは、激しいラッシュ・タックルを受けるが それは、QBがボールを保持しているからである アメフトの原則は、ボールを持っていない選手に対して攻撃は許されないのだから、ボールを投げ終えたQBは、もはや攻撃を受けないのだから、タックルする予想もせず、身構えもせず、受け身の用意もしていない つまり、QBが、1,2,3,においてパスをし終わったら、QBは、相手のラッシュからルールによって守られる パスし終えたQBにタックルをすることは許されない わずか数秒分の一の遅れで、勢い余って、そういう行為をしてしまった場合でも、「レイト・タックル=遅いタックル」という厳罰を受ける 罰として15ヤード後退させられる アメフトは敵陣へ前進する陣取りゲームだから、これは極めて大きなハンディである 今回の日大のラインバッカーは QBがパスを終えて、全員がそのボールに集まっている状況の中で ただひとり、そのボールには見向きもせず パスを終えて後方で脱力状態のQB向かってまっしぐら ダンプロラック並みの衝撃を与えている 死の危険性がある犯罪行為である  ーーーー テレビでも言われていることだが 大学スポーツは大学のブランド力に大きく貢献する 今回の事件で、日大は、ブランドに致命的な毀損を受けたと思う

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