2018/09/04(火)01:14
記事 米国政治 かんべえさんの米国 中間選挙予想<9月3日>(月)
記事 米国政治 かんべえさんの米国 中間選挙予想<9月3日>(月)
今、楽天ブログ、おかしいのでは無いかな・
記事を書こうとしてもコントロール不能
フォントのサイズも、マーカーも思うようにならない
とりあえずこのままアップする
○本日はアメリカにおけるレイバーデイである。この日を過ぎたら、いよいよ選挙戦は本番と見なければなりませぬ。今年の場合、6月くらいから「今年の中間選挙はどうなるんですかっ!」と聞かれて、そのたびに「いやいや、まだ予備選挙も終わってないうちから、それは時期尚早ですよ」と言ってごまかしてきたのだが、そろそろそれも難しくなってきた。ということで、本日時点での選挙の予想をメモしておきましょう。情報源はReal
Clear Politicsです。
●上院 民主党44議席、共和党47議席、Toss
Up 9議席
○Toss Up(形勢不明)とされている9つの選挙区は以下の通り。共和党はアリゾナ(AZ)とテネシー(TN)で現職が引退して空白区となっています。
AZ: Open (R)
FL: Nelson (D)
IN: Donnelly (D)
MO: McCaskill (D)
MT: Tester (D)
NV: Heller (R)
ND: Heitkamp (D)
TN: Open (R)
TX: Cruz (R)
○テキサス州のテッド・クルーズ上院議員の再選が危うくなっていて、そこへトランプ大統領がお助けマンでやってくる、というのはほとんどジョークのような光景でありますな。2016年は予備選挙で辛辣なやり取りがあったものですが。それでも困ったときは相身互い。これが俺たちの麗しい友情の始まりだな、ふんっ。
○とはいうものの、ここから民主党が与野党逆転に持ち込むのは簡単なことではないだろう。それはToss
Upとなっている9つの議席を、7勝2敗以上で切り抜けなければならないことを意味するからだ。
●下院 民主党199議席、共和党193議席、Toss
Up 43議席
○こちらは民主党側に流れができているように思われます。現在の下院の状態は、民主党が193議席、共和党が235議席、空白が7議席となっているのですが、共和党側に厭戦ムードが漂っていて、選挙予想が行われるたびに「ときに利あらず」という情勢が伝わってきます。
○ということで、「上院は今のまま共和党が優位、下院は大逆転で民主党が多数に」というのが現時点での読み筋となります。まだ11月6日の中間選挙までは2か月あります。まだまだ先は分かりませぬぞ、と言っておきましょう。