2021年の予測 【かんべえの不規則発言】より

​​​​​​​​​​​​​2021年の予測 ​【かんべえの不規則発言】より​＜12月1日＞（火）​〇師走である。2021年の予測を考えなければならない。いくつかの"if"を考えてみよう。今の時点では、以下はあくまでも思考実験と言うことで。​​（１）東京五輪（オリパラ）は開催されるのか？​――イエス。案ずるより産むがやすし。極端な話、参加国が20か国程度（ただし米中を必ず含む）で、ほとんどが無観客試合であっても構わない。ここでやらなかったら、二度と世界で五輪大会は開かれなくなる公算が大である。それではIOCもNBCも困ってしまう。だから、やりましょうよ。こういうやせ我慢、日本人はきっと好きなはずです。alex99  私の意見私は開催は難しいと思うのだが選手・観客共に世界中から来るのだ今でも第三波で医療崩壊寸前だそうなのにこんなに大量の多種多様な価値観・行動様式の人間の健康管理が可能かと考えてみればよいまた、観客は街に出て高揚したまま酒を飲みコロナで欲求不満がたまってる 大暴れするのじゃないだろうか？旅の恥は掻き捨てである残るは大量の感染者となりかねない私は専門家では無いが（笑）こういう前例のない状況の専門家などいるはずが無いそれに想定外のことが起こる可能性がある​（２）コロナワクチンは完成するか。そして役に立つのか？​――たぶんノー。ワクチンはできるだろうが、効果は未知数であるし、そもそも実用のためには千万、億単位で生産しなければならない。これは笑い話だが、ワクチンを輸出したくてうずうずしているロシアは、国内の生産能力が足りないそうである。日本の製薬会社が代わりに作ってあげてもいいが、その代わり全量ロシア引き取りでお願いしますよ。日本が買うなんて冗談じゃありません。alex99  私の意見「たぶんノー」って言っておきながら、かんべえさんは あまりその根拠となるポイントを示していない なぜなの？ 大事なポイントじゃないか 私は、多少のアレルギーなどの副作用などのトラブルはあっても ワクチンは良い方向に作用すると思う 特に高齢で疾患のあるハイリスク・グループにとっては ありがたい話である ​（３）前大統領となったドナルド・トランプ氏は訴追を受けるのか？​――イエス。脱税からスパイ容疑まで、あらゆる種類の裁判を起こされそうだが、たぶん致命傷にはならないでしょう。新設される「トランプ・チャンネル」が、バイデン政権の悪口を言うとともに、トランプ裁判の不当性を訴えることでしょう。なにしろ7400万票の民意が後ろについている。「ウィズ・トランプ時代」を甘く見ちゃいかんです。alex99  私の意見まあ、そうだろうなただ、私が気にかかるのはここにきて、気が狂ったようにー　トランプ賛美ー　バイデン罵倒を叫ぶ日本の特殊なネトウヨの出現であるヤフコメなどは、米大統領選及びバイデン就任ニュースにはこういう特殊ネトウヨコメントで埋め尽くされているこれは、いったいどうしたことなのだろう？ 彼らは、もともと、それほど米国事情に詳しくないと思うのだが （コレコレ）​（４）中国共産党は無事に共産党結党100週年を迎えられるのか？​――生ぬるくイエス。来年7月、上海市で中国共産党が結党されてから100周年を迎えます。彼らは厚顔無恥に祝うことでしょうが、習近平の求心力は下がる一方でありましょう。再来年に、無事に党書記の3期目を迎えられるかどうかはわかりませぬ。とりあえず株価を下げないようにするだけで苦労しますわな。alex99  私の意見中国内部の問題については、私はあまり知識が無い​（５）日本で解散・総選挙は行われるか？​――ノー。たぶん任期満了解散でありましょう。このままコロナ感染者は増えたり減ったりを続けながら、ずるずると秋まで続くはず。なにしろ「第×波」が終わるのを待っている間に、次の「第×＋１波」がやってきますから。だからと言って、菅政権は安泰です。今の野党は、政権を獲る気なんてこれっぽっちもないのですから。alex99  私の意見そうなんだよね今の野党は、自ら墓穴を掘りまくり（笑）共産党は論外として、立憲民主党って、どんどん絶望的な党に成り下がって行く彼ら自身にその自覚は果たしてどの程度あるのだろうか？特に辻元清美とか、福山哲郎この二人は性格が極悪（笑）​（６）ジョー・バイデン氏は、米大統領としての務めを無事に果たせるのか？​――たぶんYes。犬と戯れていて足を骨折してしまうような老人に、多くを期待することは普通は難しい。それでも「わらしべ長者」の強運は続いていて、議会の共和党多数が続く限り、民主党左派は彼を担ぎ続けるしかない。そして議会共和党は、ときどきは彼に妥協しなければならない。でないと2022年中間選挙に負けてしまうから。気候変動問題は断固無視しても、コロナ対策をやらないわけにはいかんでしょ。alex99  私の意見そうでしょうねバイデンは政治的功績ゼロの人間だが、国対議員なので 議会で多数を占めそうな共和党との協調には好適な大統領間もなく結果が出るジョージア州の最後の2議席の結果次第では ねじれ体制が決定的になるのだバイデンの四年間は、カラフル・シッチャカメッチャカ・個人プレーの トランプ時代とは対照的に 地味でボトムアップの国際協調・同盟重視・環境重視だけの 時代になるかもしれない​（７）アンゲラ・メルケル独首相は任期満了とともに政界を去るのか？​――イエス。2018年の地方選大敗でそのように宣言しました。こういうことで食言するような方ではありません。あとは野となれ、山となれ。新型コロナは世界の指導者の新陳代謝を促します。最初が安倍さん、次がトランプさん。この調子でどんどん変わっていくと思いますよ。え？来年が任期最後の年となる文在寅とマクロンはどうなるかって？　そんなの知ったこっちゃありません。alex99  私の意見メルケルの後任が全く未定なんだよねどうなるんだろう強力な政治家はいそうに無いし韓国のポスト文在寅やはり左翼大統領だろうな～難儀なこっちゃ ま、いずれ、韓国とは 「制裁の応酬」の厳しい対立関係になる事必定​（８）中東情勢は大丈夫か？　イランといい、イスラエルといい、トルコといい、まことに物騒に見えるのだが？​――たぶん大丈夫。トランプさんが4年間、無茶苦茶をやった（シリア向けミサイル発射、米大使館をエルサレムに、イラン核合意破棄、イスラエルのゴラン高原の主権承認、スレイマーニ司令官爆殺など）けれども、その割に中東は平穏無事である。しかもイスラエルはUAEやスーダンとの国交正常化を果たしている。こんなこと、中東専門家は誰も予想していなかった。つくづく怖いもの知らずの素人外交は怖いです。とはいえ、これはこれで認めるべき成果なのではないでしょうか。alex99  私の意見最近、アラブの対立構造は変容して「イランおよびシーア派」 vs 「イスラエルとスンニ派湾岸産油国」こういう構図になってしまって、しかし、それなりに安定パレスチナが可哀そうに（笑）蚊帳の外​（９）英国は本当にブレグジットしてしまうのか？​――ノー。2021年の英国はG7の議長国ですし、COP26（グラスゴー）の開催国でもあります。そして米国ではアイリッシュの大統領が誕生する。ちっとはいいところを見せたいじゃないですか。そして通商交渉というものは、領土交渉や神学論争ではなくて、互いの利益を競うという不純な交渉です。落としどころはきっと見つかる。その程度には賢明な人たちだと思います。alex99  私の意見「ノー」って、かんべえさん、何を勘違いしてるの？ 「イエス」でしょ？ブレグジットにノーなら、EU離脱をやめて回帰ということになるじゃないか！そんなことは、もう、ありえない多分、かなりクラッシュのブレグジット​（10）日経平均は3万円台まで上がるか？​――たぶんイエス。そこまでいかないとバブルとは言えないし、今やあらゆる前提がバブルの到来を示しています。この人がたいへんお怒りになるかもしれませんが、そんな状況を一目見てみたいという気がしております。alex99  私の意見「この人」って、トランプの事？何しろコロナ対策で、各国、目いっぱいに経済対策したのだから金はジャズジャブ余っていて投資市場に向かうしかし、長期的には、いつかは「行きはよいよい　帰りは恐い」じゃ無いかな？