2022/06/25(土)15:06
やっと音楽がわかってきた?
やっと音楽がわかってきた?
もちろん、今まで、音楽は好きだったのだが
この音楽家の演奏がすごい!というような個別の演奏家の演奏の良さがわからないままだった、と思うただし、ジャズの演奏家・歌手は、ほとんど、良さが分かった特にジャズ・ヴォーカルは各歌手の個性がはっきりわかるオペラ歌手でも、マリア・カラスや古くはガリ・クルチは、よくわかった感銘したし大好きなのDがところが最近、一部の演奏家の演奏が好きになったという事は、わかってきたのだ
私は人より相当遅い人間なのだろう例えばクラシックピノのグレン・グールド彼が弾くバッハやベートーベンの曲の一音一音が意味があって弾いているのだという事がわかる
彼の演奏は一音一音のタイミングが独特で魅力的だ音が tangible というとわかりにくいかもしれないが手触りがあるのだツルツル滑ってしまうような機械的な音ではなく木綿の手触りのようなものが残るのだ一音一音ずつが個性を持ちその存在を控えめに主張しているだから音と音との相関関係・距離感がわかるこういうことを感じさせるグールドは天才だと思うもともと、なぜか?私は彼は、モダンジャズピアニストだと大変な誤解をしていた(笑)挽いているのはクラシックの曲なのにまるでモダンジャズピアニストが弾いているようなそんな感じで聴いていたのだ
なんとも間抜けな話ではあるのだが
それも彼独特のタイミングと関係があったのかもしれないそれから、やはりクラシックピアニストの内田光子さん彼女のピアノ演奏もすごくよく「わかる」そう思って聞いている普通のピアノ演奏じゃないね自分の音の世界を創造しながら弾いているそういう風に目覚め、いや、耳覚め?(笑)してみると他の演奏家の演奏の個性もだんだんわかりだしたただまあ、私にはあまりわからない、というか個性のあまりない無難な演奏をする人も多いがという風に、音楽が楽しみになってきた