Diary of Heavenly-Alica

昨日は『宇宙の星々の光はいずこへ？』って話でしたが、今日は宇宙のもうひとつの謎を．．．

それは何を隠そう（誰も隠してないってｗ）、我々の住んでいるこの銀河にも共通の謎です。

昨日の日記の中でも書いていますが、この宇宙には数千億個の銀河が存在します。

その中で、一般的な銀河というと、私たちの住む銀河と同じで．．．


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こんなふうに渦を巻いています。

回転しているんですね。

でも普通、物体がこんなふうに渦を巻いて回転すると、星々や星間物質はその遠心力でバラバラに散ってしまうはずです。

しかし、銀河は遥か昔からこの渦巻きの形なんだそうな．．．

どうして飛び散ってしまわないのか？


先端に錘のついた紐をぐるぐる回すと、錘は遠心力で引っ張られますが、手を離さない限り飛んでいきません。

銀河と同じ状態です。

なぜ錘が飛んでいかないかというと、遠心力と同じだけの力で、紐を介して手が錘を引っ張っているからです。

「作用・反作用」というやつですね。


ならば、銀河もこの支える手と紐のように、遠心力で飛んでいこうとする星々を引き戻す「重力」が働いていると考えられます。


う～ん、納得．．．できないんですね、これが！


天文学者のおいちゃんおばちゃんたちがいくら天体望遠鏡で観察しても、それだけの重力を発生させるに足る大きさ・質量を持つ物体を見つけられない．．．


しかし、銀河がバラバラにならないように引き止める重力は存在しているはず．．．

でも目には見えない．．．


ってわけで、天文学者たちは潔く白旗を揚げました。

「宇宙には、現代科学では捉えることのできない物質がある」


それを“Missing Mass（見えない質量）”といいます。

また、（RPGの「ファイナル・ファンタジー」をやっている方には聞きなれているでしょうが）“Dark Matter（暗黒物質）”ともいいます。


質量はあるのに目には見えない．．．まるで幽霊か魔法ですねｗ。

でも（今のところ）これのおかげで、私たちの銀河も飛び散らずにやっていけるわけです。

なんか、えらく頼りなく不思議なものによっかかっているんですね．．．


そういえば身近にも．．．

「もうこりごりだ！」といいながら離れようとしているのに、何故か惹き寄せられてしまう．．．

そう、女性．．．


女性の中にも妖しい魅力を放つダークマターがあるんでしょうか．．．