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カテゴリ:???...イミフですか?
今日はkaleidoscope様の日記を こっそり無断で まぁ、いわば『のまネコ問題』で2ちゃんともめたavexの松浦社長いうところの インスパイヤ ということでw kaleidoscope様が先日の日記で、三保の松原で、「羽衣の松にタァ~~~ッチ」したら、それはただの松だったという話を書いておられました。 (※注:本物の『羽衣の松(『美保の松原』と書くこともある...どっちが正しいのかね?)』は鳥居に石碑に柵と物々しくガードされていて、触れませんw) ところで、この三保の松原の羽衣伝説ですが... 三保村の漁師の若者が、ある日松の枝に綺麗な布がかけられているのを見つけます。 あまりに綺麗なので持ち帰ろうとすると、天女が現れて返してくれと言います。 しかし若者は意地悪く返そうとはしません。 ところがしまいに泣き出した天女を見てかわいそうになった若者は、天上の舞を見せてもらうことと引き換えに羽衣を返します。 羽衣をまとった天女は、若者に『月の舞(だったかな?)』を披露すると、天に帰っていきましたとさ。 とまぁ、簡単に言うとこんなお話です。 しかしよく考えるとこれに類似した羽衣伝説は日本全国にあります。 私の住む大阪の近県である滋賀県にも、天女の羽衣伝説があります。 滋賀県というと、まず浮かぶのは琵琶湖ですが、実は余呉湖という湖もありまして... 昔ここに8人の天女が舞い降りて水浴びしてる間に、ひとりの若者が姉妹の末の天女の羽衣を盗んで隠してしまいます。 7人の姉たち天に帰ってしまい、ひとり残された末の天女は嘆き悲しみます。 そんな姿をかわいそうに思った男はその天女を家につれて帰り、嫁にしてしまいます。 いつしか男との間に4人の子供ももうけた天女でしたが、ある日彼女は隠してあった羽衣を見つけ、男と子供を残して天に帰ってしまいました。 .............................. .............................. .............................. .............................. .............................. なんだかなぁ... まずはこの男... 8人の美女の水浴びを物陰から食い入るように見つめるストーカー! その着衣を盗んで胸いっぱい匂いを嗅ぐ下着フェチ! 末の妹に目をつけるロリコン野郎! しかも相手の弱みに付け込んで結婚まで持ち込む卑怯者! 次に7人の姉たち... 「自分が帰れりゃそれでいいや」というジコチュー! 妹を見捨てた冷血女! そしてこの悲劇のヒロイン、末の天女... 帰れるとわかった途端、あっさりと子供を見捨てる母親失格女! でも... 今じゃ大して驚くに値しない、現代の縮図を見るような「ありきたりな人たち」... しかし、伝説にまでなって語り継がれたということは、当時においては「ありきたりな人たち」ではなかったということです。 ということは... このお話、21世紀を予言した伝説だったんですね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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