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カテゴリ:クスリのおはなし
今日は土曜日、仕事も休みなので薬の副作用の事を見てもらいたくて、内科に行こうと思いましたが、考えてみたら今日は祝日…病院は基本的に休みですね。
本来なら今かかっている精神科で相談するのが一番なんでしょうけど、なかなか思うように診察が受けられなく、ちょっと悩みの種です。もちろん次回診察時(10月16日を予定)には副作用と思われる症状も話して、相談してみようとは思っていますが…。 「あ、そうだ。今日の当番医を探そう」と思い、広島県救急医療ネットで近場である安佐南区・安佐北区の当番医(内科)を調べてみました。すると…家から比較的近いところに(安佐南区)、日曜・祝日も診察している開業医を発見!ここならいいかも…と思い、早速いってみると…10日間休診中(夏休みだそうです)で、今日はお休みでした。 なんかがっかり…ついてないかも、と思いながら再度、広島県救急医療ネットで同じ条件で当番医(内科)を探してみる…と、今度は安佐北区で今日がちょうど当番医だったところを発見。早速そこに行きました。 最初は研修にきていた安佐市民病院の先生との問診。副作用と思われる症状を思いつくだけ話しました。先日の会議で顔がこわばって、口が自分の体じゃないように感じた、とか、汗が出てからだが熱いとか。先生は薬を飲み始めたのはいつ頃か?、とか、その症状が出だしたのは?とかいろいろ丁寧に聞いてくださいました。 問診のあと、いったん外で待っていると、今度は院長先生の診察です。名前を呼ばれたので診察室に入って問診が始まりました。 先生はバリバリの広島弁(笑)。ちょっと荒削りな感じですけど、いろいろ話を聞いてくださいました。そのなかで「何の病気なんや?」と聞かれ、僕は「最初は適応障害と診断されたけど、発達障害の疑いがあるということで先日心理検査を受けた。まだ検査結果を聞いていないからはっきりしたことは分からない」と答えました。 先生は大胆なことを僕にいってきました。「デプロメールとかデパスとか、すごい弱い薬なんじゃけぇ、こんな副作用が出るということはまずありえん。副作用であるなら、こんな薬、飲むのを止めろ」といいます(え~?そんなに弱い薬なの?…というか、何をもって「弱い」んだろう)。え…?薬を止めろって?僕は「薬を止めるのは大きな抵抗があります」と答えました。実際、僕の鬱には確かに効いていることを、僕自身が感じているんですから。 たしかにまれなケースなのかもしれませんが、そういう症状が出ているのは紛れもない事実です。 先生は「薬の作用には二通りある、一つは本来の効き目が現れて副作用が出ないもの、そしてもう一つは本来の効き目も現れないのに副作用ばかりが目立つもの」と説明してくださいました。しかし、僕の場合はその2つに当てはまらない気がしたので「でも本来効いてほしい、鬱っぽいところにはたしかに効いていると感じるんです」と話をしました。先生は「精神科の方はなんていっとるんや?(=なんといっているのですか?)」と聞くので僕は「この薬に変わるものがない、だから何かあったらすぐに連絡くださいといわれています」と答えると「精神科はたいがい(=ほとんどが)そうじゃの」と、ちょっと精神科を非難するような感じでいわれました。…精神科と内科って、そんなに見解が対立してるもんなんですかね? で、聴診器を当てるときに僕がけっこう汗をかいていた(これ自体は「セロトニン症候群」の症状として実際にあげられているのですが)のを見て、さらに驚いた発言が…。「あんたはどうも内科的な異常が見られそうじゃの」と。僕は戸惑って「え?たとえばどんな…?」と聞くと「こんなに汗が出とるのはおかしいわい。たとえば甲状腺の異常が疑われる。検査を受けた方がええ(=いい)」と。家の近くの病院でもいいし、うちでもいい、とにかくどこでもいいから検査を受けなさい、ということでした。 今日は検査はできないので、うちにくるなら平日にでも改めてきてくれ、とのことでした。 とりあえず、おなかの調子が悪いのと、症状が風邪っぽいからということで、まず風邪薬の「PL顆粒1g」、そして整腸剤の「ビオフェルミンR錠」が5日分処方されました。いずれも、デプロメール・デパスと一緒に服用しても大丈夫だ、とのことでした。 なんか精神科への対立心みたいなのを感じ、少々不安も覚えますが、内科的観点からちゃんと見てくれそうな医者でした。ですので、土曜日は午前中は通常の診察をしているみたいなので、来週の土曜日にでも検査を受けてみようと思います…甲状腺の検査って、どんな検査をするの?血液検査?…なんかここ最近検査ばっかりだな。 次回精神科の診察に行ったときにはきちんと経過は話そうと思っています(どうせ「おくすり手帳」に記録が残っているのでバレますから…って、そういう問題じゃないですけど)。 いろいろ「セロトニン症候群」について調べていたら、7種類くらいかな?症状が列挙されていて、そのうちの3つ以上が該当すれば「セロトニン症候群」と診断されるんだそうです。僕の場合は、やや微妙…。コンディションによっては該当しそうです。この副作用は、最悪の場合は死に至ることもあるんですって…。お~い、たしか安全な薬だって聞いてたんだけど…。 そんなわけで悩みの種はつきません。心理検査の結果も気になっているところです…でも早いところ、はっきりさせたい気持ちもあります。 精神科の先生はデプロメールの処方、というスタンスは崩さないと思います。この薬で治療を進めていきたい、という感じでしたから(服用量を増やしたい…とおっしゃってました)。 とりあえず今日は夕食後、デパスと、今日処方されたPL顆粒・ビオフェルミンR錠をいっぺんに飲みました。服用後約2時間半がたちましたが、軽いめまいがするくらいで、その他の不快な症状はたしかに緩和されている気がします。 科が違うから、もしかしたら「あたりまえ」なのかもしれないけど、内科と精神科でずいぶん考え方が違うんだな…と思いました。どっちかに専念すればどっちかが不安定になる…。そう考えたらやっぱり内科じゃなくて精神科のほうで、副作用を抑える薬を処方してもらったほうが正解だったのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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