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2018.01.17
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​15年ぶりのミステリー小説第二弾。

北山猛邦先生の『アリス・ミラー』殺人事件。




張り切りすぎて失敗した。
まだ読むべきではなかった…
15年ぶりのミステリー小説第一弾​の、15年ぶりのワクワクと興奮に舞い上がってしまって、第二弾に長編を選んでしまった。
長編というのは、つまり、そういうことだ。忘れていた。
ミステリー小説での孤島という舞台は、連続殺人が行われるということ。

小説での殺人事件に対する耐性が無くなってると、ミステリーとはこんなにも怖い世界なんだと思い知った。
『そして誰もいなくなった』を読んだのは小学生の頃だ。その時から、トリックというのは純粋に謎解きを楽しむものだった。
15年前まで、ミステリー小説での殺人はもちろんフィクションで、ファンタジーで、娯楽だった。
今は、、、もう苦行だ。ホラーな罰ゲームだ。
フィクションではなく、私もあたかもアリス・ミラー城に招待された探偵の1人なんじゃないかと本気で錯覚してしまうくらいに本の中に入ってしまっていた。
娯楽として楽しんでいた傍観者ではなく、物語の当事者になってしまっていた。
コワカッタ…。
「犯人は誰だろう♪」なんてテンションではなく、「次は私が殺されるかもしれない」と恐怖でパニック!

リアルと混在ってwwwどんな状況よw
誰も私など招待してないというのにw
招かれざる客www


困ったことが起きた。
恐怖のあまり、読むスピードが上がらないのだ。もういっその事、脱落してしまいたい。
メンタルがやられすぎて、洗濯物の山を片付ける気にもならない。
でも結末だけ知りたいんだ!



以下ネタバレです。





下矢印




下矢印




下矢印





屋上に閉じ込めていた海上の姿が消えていた。
その時、”私”はルディと古加持の後ろにいた。恐怖で動けなかった。気が遠くなる思いだった。
古加持がルディに言う。
「もう一度訊く。鍵をかけたか?」
「ええ」
私の前にいるブロンドの女の子が冷静に答えていた。
(ホントに?あんた鍵かけた?ホントォォォ?海上を逃がしたのあんたじゃないの?)
私の心の声が聞こえたのか、ルディはその不思議の国のアリスのようなブロンドをなびかせながら、私を横目であざ笑いながら階段を駆け下りた(気がした)。

彼らが遊戯室へ戻った後姿を見届けて、私は”招かれざる客の部屋”へ入ってそっと鍵をかけた。
ページにして300ページ目。
当事者だからこそ見えてたものがあった。
私は今一度整理をしようと、コピー用紙を取り出し登場人物を書き出し×をつけていった。
考えろ。あの違和感は何だ。何ページ目だ。思い出せ。何か忘れてるんだ。何を見落としている。

海上が見たというアリスに化けられるのは女性。
ルディ。堂戸。入瀬。山根。
入瀬はきっと話せる。セオリー通りの展開だろうからこれはいい。しゃべれないフリをしてるのはなぜだ。声が特徴的だから?実は男の子だったりして?実は日本語がカタコトしか話せないからかも?
山根も怪しい。だが无多に「さよなら」を告げていた。まるで殺されるのを受け入れてるようだった。次に殺されるのは山根なのかもしれない。
と見せかけて実は山根が犯人で、次に殺すのが无多だから「バイバイ无多くん♪」的な意味合いなのかもしれない。
ということは入瀬は无多を守ろうとしている?いや、それならそもそも島になんて来ない。无多の依頼人は入瀬なんだから。
共犯が一人とは限らない。入瀬と山根が裏で繋がってた可能性だってある。
いや、それは十戒に反する。
あーーーーもう訳が分からない。
ルディ。北山トリックにして犯人はルディ1人でした、は無い無い。短編であれだけの展開が書ける先生だ。それは無い。二重人格?それなら堂戸でもあり得る。皆あり得る。堂戸が二重人格でもう一人の人格が犯人なら?
もう一人…

・・・・・アレ?
ソウイエバ アイツハ 今 ドコニイル?

探偵があれだけいる中、好奇心旺盛の彼らが一度たりともアイツの今を訊かなかったことに違和感を覚えたことを思い出した!これだ!!

一緒に来日したというフレンドは今なにしてるのか。
しばらく日本にいると言っていたが今なにしてるのか。

フレンドは、きっとこの中にいる。
探偵達には暗黙の了解だった。そんな雰囲気だった。
ルディはフレンドを”彼女”と呼んでいたが、ホントに女性なのか?

もう1つの違和感。
孤島ものといったら謎の招待状っていうのが対なわけだが、待てど暮らせどその招待状の話題が出てこない。
探偵が集められた…。
招待されたんじゃなくて、依頼されて島に来ている!単純な事に気付かなかった!それぞれに依頼人がいて、それぞれに違った依頼をしてるのかもしれない!
依頼内容の、『アリス・ミラーを探し出す』という馬鹿げた依頼は見せかけで、実は別な依頼をそれぞれ受けている可能性もあるのだ!
いや、それはもう十戒違反のなにものでもない!!
観月は、城に着く前に確実にどこか遠回りをしていた!それは間違いないんだ!吹雪の中、地図無しで迷うことなく辿り着いた!彼はこの島を知っている!!
どこに立ち寄っていたのだ?
島のどこかに人が住める小さな小屋があって、そこに何かあるのか?誰かと落ち合った?
ヤメテ!私の好きな観月に限ってそんな十戒違反ギャー!
そしてその後、殺…
ギャーーーーー!!


人間不信を疑似体験している頃、廊下からゆっくりとこちらに近寄ってくる足音が聞こえた。
私は持っていたペンをより強く握り締めながら、招かれざる客が泊まっている部屋の扉が開けられるのをじっと声をひそめて見ていた。
「こらーーーもう4時…」
その声の主は私を見るなり大笑いした。
「なんて顔してんのよwww夜更かしさんww俺、夜中に便意www」
私はコクコクと頷きながら「ウンチガンバッテ」とだけ伝えると、このアリス・ババァ城の主は笑いながら「おやすみww」と言って招かれざる客の扉を閉めた。
あぁ、ここはリビングで主人はトイレに起きたのね。
俺、夜中に便意。
口に出すとやけに語呂よかった。ラップみたいだなと思いながら、私は乱暴に書かれた登場人物をもう一度じっくり見ることにした。

-------------------------------------------------------
探偵7人 + 入瀬 + ルディ + 堂戸 =10人

前 ルディ   裏でフレンドと話している
​​​​​​  堂戸    誰かの依頼人かも?
 ①鷲羽  × 実は生きている→小屋?それが依頼?
 ②窓端  ×
 ③海上    狂ったフリをしろと依頼された?

後④山根    昔の城を知っている何か知ってる
        ビスクドールを気に入ってる
        何かメッセージを残そうとしてる
    オチ?→自宅の観葉植物の下に何かある
 ⑤古加持   一番怪しくないのが怪しい
 ⑥観月    オネエかもしれない。フレンド?
 ⑦无多    部屋にビスクドールが無い
  入瀬    実は日本語がヘタ。フレンド?

-------------------------------------------------------
森の小屋   観月、山根は知っているかも
       鷲羽がここにいるかも
--------------------------------------------------------

15年ぶりのミステリーは、こんなにもお粗末な推理になるものなのか泣き笑い

密室のトリックはそっちのけで、ノックスの十戒違反だらけの人間模様しか想像ができない思考になってたことに驚愕!!

私は、コピー用紙を力いっぱい丸めて捨てた。

ルディとフレンドが共犯だ。
フレンドは、観月か入瀬だ!!

入瀬。
アリスミラーが欲しいなんてこの島に来る為の口実だ。
だが、鏡が欲しいだけなら身分を偽って探偵として一人で島へ乗り込めばいい。无多を道連れにする理由がわからない。

観月。
「島に来る前にパンを焼いていた」というジョークが本当だとしたら…いやいや、あれは冗談さ。観月が勝手にスベッただけさw
名乗る前からメンバーを知っていたから用意できたパンじゃないか?いやいや手品のトリックだと言っていた。菓子パンの封を開けた後に、再度熱でくっつけるグッズとかダイソーにも売ってるしw
でももしフレンドが観月だとしたら…
違う。もう一度読まなきゃ、何ページだ。古加持と无多と入瀬が観月の部屋に集まったのは。
私はパラパラと何度も読み返しても肝心のシーンには辿り着けなかった。
確かそこに山根はいなかった。
なぜだ。
あとからルディも加わってた。
共犯者…
何ページ目?もうヤダーーーーー

頭が真っ白になった。
あぁもう今度こそダメ。怖すぎてダメ。クラクラする。
ごめんなさい北山先生。
脱落します。

私は禁じ手を使った。

バビューーーーン!
適当に文をピックアップ泣き笑い自分流の速読~泣き笑い


304ページ~450ページまであっちゅーま♥





観月…






私の推理は見事にハズレていたのだけど、
ミステリ小説の醍醐味である『大どんでん返し』がそこにあったのだけど、
小屋なんてなかったのだけど、
ただもうとにかく怖すぎて怖すぎて震えて、
私はもう推理小説を楽しめる体質ではなくなったことを実感して失意の底に落ちていた。

そして、
こんなお洒落な終わり方する小説を最後まで丁寧に読むことを放棄した自分が許せなかった。


449ページ。
彼女の名こそ 

に続く文字が透けて見える。

本物の、リアル物理的2Dトリックというべきか。
「あぁ!!」っという驚きがあった。

薄ーくグレーがかって見える名前。
急いでページをめくる。
鏡文字…
なんてこった。
こんな所まで世界観を徹底しやがって…

薄く存在していた。
最初から、いたんだ…。


速読の150ページ。
どうして待てなかったのか…


私は、恐怖から解き放たれたガチガチの体を、ソファーに沈みこませ、安堵のため息をついた。
15年前の私なら、この本をどう読んだのだろうか。きっと449頁目に「はっはー!!」と笑ったに違いない。
悔しいような情けないような気持ちになった。でもホッとしたような気持ちにもなった。
でもそれでもやはり悔しさは大きかったww
15年の間に、私の中で大きく変わったもの。どうしてこんなにもヘタレになったのか。経験値を積むと人間は怖がりになるのだろうか。
私は、天井に写る間接照明の陰影に時々ドキッとしながらブランケットに包まり考えをめぐらせた。

私にとってフィクションだと思ってた残虐な事件は、現実にも起こっている。
孤島や密室という舞台はファンタジー。バラバラにされた遺体をまるでパズルのようにトリックに使うのもファンタジー。

だがね、現実に、この世には、人体を、切り刻む、人間が、確かに、いる。

”バラバラ遺体”という単語を、綺麗な顔をした女性アナウンサーから何度聞いただろうか。
池から片腕が発見された。ポリ袋から人の胴体と見られる部分が発見された。洗脳されて殺し合いをした家族の事件。エグすぎて報道規制された事件。小学生の遺体の頭部が学校の門に置かれていた事件。少年法が見直される前の犯人達は今は一般社会で生活している事実。
現実社会は怖い。
本物の犯罪者達と我々は共存しているのだから。
現実社会での殺人事件は、ただの恐怖だ。もし華麗なる探偵が出てきたとしてもエンターテイメントには決してならない。遺族の悲しみに同情し、世を悲観するのみだ。
人間は怖い。
いじめに加担する教師。友人にも平気で詐欺行為する人。無差別事件を起こした人が親から壮絶な虐待をされていた事実。しかもその親は教育アドバイザーをしてた事実。某有名な事件の犯人の親は、事件をネタに本を出してその印税で豪邸を建て優雅に暮らしている事実。
嗚呼!!寒気がする…
肩まで掛かっていたブランケットを、顔の半分が隠れるまで引っ張りあげた。

殺人事件は無くならない。いじめも無くならない。絶対にだ。
サイコパスが生まれ続ける限り、それは絶対に無くならない。

時計を見ると4時半を過ぎていた。ゆるいニュース番組がやっている頃だ。朝のニュース番組というのは、淡いマカロンカラーだ。お粥だ。痛みに優しいバファリンだ。セットも柔らかで若いアナウンサー達のホンワカさが憂鬱な朝をほぐしてくれる癒し材なのだ。
その癒しを求めて私はテレビのリモコンを押した。
疲れと眠気なのか、瞼が自然と落ちた。
少し眠ろう。
真っ暗な瞼の裏に、アリス・ミラー城に取り残されている自分の後姿が写った。
「神奈川県座間市で起きた9人の遺体遺棄事件で、クーラーボックスから発見された頭部…」
私はソファーから飛び起き、テレビを消した。
ブランケットに包まったまま、招かれざる客の扉を抜け、失意のどん底の廊下を身震いしながら小走りに進んだ。
ジャーーーー!
水の流れる音がしたと思ったら激しい勢いで扉が開いた。
「わぁ!」
と、互いが互いにビックリして笑いあった。
私は、プーさんのような彼のお腹にしがみついた。加齢臭とお酒が混じった匂い。あぁ臭い。あぁ温かい。あぁ現実だ。おかえり自分。
「ウンチ、お疲れ様」と言うと「夜更かしお疲れ様」と返ってきた。
「トイレ、長かったねぇ~」
「うん、モリモリ♪」
「何食べたのよ」
「アリスさんと同じものじゃん」
「だよねぇ~ってことは?そろそろ?私も?モリモリ?」
「かもね。同じもん同じ量食ってるから消化スピードも同じだろうからね」
同じような腹のでっぱり具合をお互い触りあって、「おやすみ」と言ってトイレの前で別れた。

トイレに座り、ほうっとして本を手にした。
千原ジュニアのエッセイ本。
『すなわち、便所は宇宙である』である。



私はモリモリしながら黙々と読んだ。​​
芸人は、職人だなぁ。
モリモリ引き込まれている間、脳の氷が解けていく感覚に陥った。
芸人さんって、どうしてあんなおもろい出来事ばっか起きるんだと思ってたが、常にONにしているのだね。脳疲労すごそうだけど、ウケた快感によって麻痺されるのかもしれない。
あぁ最近にけつ観てないなぁ。
なんでこんなモリモリなのかなぁ。
何食べたんだっけ…そんな食べたかなぁ…。
うーん、と考えながら瞼を閉じると、真っ暗な瞼の裏に、主人と数時間前まで酒盛り&暴食していた風景が映し出された。
あ!泥酔したまま小説読んだからリアルと混在したのか!
お正月気分が抜けないとこうもダラけてしまうものかと笑ったが、今日がまだ木曜だと知って真顔に戻った。
「うぅ寒っっ」
木曜日と言うことは、プレバトやる日だ♪
よし、モリモリ中に一句作ろう!


​雪の城 あかい点々 たどる影​

ギャーーーーー!!!
私はジュニアの本にのめり込むことにした。


​​​​寒暁や ジュニアの本で 暖をとる​♪​​​​






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最終更新日  2018.01.17 23:41:10



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