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テーマ:最近観た映画。(40987)
若かりしトム・クルーズが 地味で真面目な高校生役! の、 ありきたりな青春映画かな と舐めてたら違ったw エンディングで 「くぁあああーーーーーwwwww」 って食らってしまいました。 まんまと邦題に騙されました ハーバードを目指すほどの優秀な男子高生達。 昔のアメリカのチー牛って感じです。 真面目な彼らが、 親不在の1週間に羽目を外す ありきたりの青春物語のはずですが、、、 ちょっと危ないビジネスに手を染めていくんです。 『華麗なるギャツビー』に通じる何か、 うーん、、なんでしょう… これ、女性の方が食らうかもしれない。 景気がパッとしない現代、 東大生が、国家公務員なんて目指さず 起業しか頭に無いように、 医師免許を取得後 美容外科に直行する医師の卵のように、 80年代アメリカの優秀な学生達は お金を稼ぐことしか頭にない。 当たり前なんですけどね。 国から衣食住が支給されるわけじゃない。 自分たちでどうにかしないといけない。 身の丈以上の物が欲しくなったら 自分で頑張って稼ぐしかない。 現代人は資本主義の奴隷です。 そして、男は性欲の奴隷。 はたして 女は… 何の奴隷なのでしょうか… 何も考えずに、 「ただの暇つぶし」として観始めてください。 その方が食らうw メールなどでの問い合わせを 一度もしたことがありませんし これからもありません。 卒業白書 RISKY BUSINESS 1984年 アメリカ アリス評価 ★★★★☆ 音楽が、青春ぽくないのが 序盤から気になってました。 当時では最新であろうテクノなんだけど、 短調の不穏系なのが 中盤からガラッと変わる物語で納得です。 『リスキービジネス』 起業家を研究し、起業する為に勉強してる 優秀な男子高生達。 主人公のジョエルのご両親が1週間不在の間、 この学生達はとんでもないビジネスをします。 なんと、売春です。。。 きっかけはジョエルの友人が デリヘルを呼んだことからでした。 売春婦は同年代の綺麗な女性。 毒親育ち故に家を出るしかなくて 高級娼婦として働いているのだそう。 彼女に惚れてしまったジョエル。 手癖の悪い彼女に怒りながらも なんだかんだ数日一緒にいます。 彼女には商才があった。 『商品』を、ジョエルのモテない同級生たちに売る という提案をするんです。 ジョエルはその話に乗り、 次々と集客を成功させます。 「デートに〇〇ドル使ったのにヤレなかっただろ? その金額で絶対にヤレる方法がある」 ジョエルの家は売春宿と化します。 チー牛達と派手な売春婦たちの異質な乱痴気騒ぎ。 そこに、彼の希望してる大学の教授が面談に訪れる。 「やば、詰んだ、完全に落ちた」 と、開き直ったジョエルは教授をアテンドします。 見事、大学合格。。。 起業を目指し、 起業家を研究してたジョエル。 他の生徒が 「○○を開発して前期は500ドル売り上げました」 と発表してる中、 「僕は人を満足させる仕事をしました。 1晩で8000ドル稼ぎました。 今が一番最高です」 というジョエルの言葉で映画は終わります。 くぅーーーーーーー!!!! 参った… その前の、彼女とのやり取りもいいです。 紙幣価値が、 この1週間で変わってしまったジョエル。 資本主義への 色んな皮肉が込められていました。 女をあてがえば、 無茶ぶりも通る男社会のシステム。 ジョエルが大学へ行けたように。 女をあてがう、、、献上する、、、 アテンドする、、、性接待させる、、、 女というのは、 生まれながらにして性的資本があるんだ。 という 生々しい価値観を改めて突き付けられ 殴られた気持ちになりました。 男には、並々ならぬ性欲があるから 女に需要がうまれる。 需要しかない。 男は性欲の奴隷。 嗚呼… 女にも性欲はあるが、男ほどではない。 逮捕されるリスクを背負ってまで 性犯罪するバカな女は、めっっったにいない。 でも男には多くいる。 大企業の花形部署にいても、 美人妻と受験を控えた優秀な子供がいても 性癖と欲望を抑えられない男も多い。 家族を壊してまで性犯罪や不貞行為をしてしまう。 女には理解不能。 男は、性欲の奴隷。 だから、 ヤレる女を商品として売る人が存在する。 女衒。 あっち側のギラギラした世界。 ジョエルが足を踏み入れてしまった世界は ギャツビーにも通じてるのでしょうね。 お金に引き寄せられて色んな人が集まってくる。 夜の世界に。 昔は、女は「売られた」のです。遊郭に。 あっち側に。 親から売られた娘。 ヒモ男のギャンブルの担保にされた女。 女は物でした。 戦国時代は戦利品でしかなかった。 今は、女自らあっち側に行き「売る」のです。 自分の性的価値を分かっているから それをお金に換える。 この映画の高級売春婦のように。 港区女子のように。 嗚呼… いともたやすく、 あっち側に行ってしまったジョエル。 その方が、手っ取り早く稼げるから。 彼はもう、戻っては来れないでしょう。 最近、日本の経済界の大物? が大麻で逮捕されましたね。 ギラギラしたあっち側の住人。 お金と名誉を手に入れても、 行きつく所は、女とドラッグなんですねw ギャツビーと同世界で、いやはや眩し~ 光は強ければ強いほど 強い闇を作り出すものですね~ 男の理想は、 こっち側の価値観で生きる 所さんみたいな殿方が一番楽しそうですよ。 あっち側に住みながらねwww 「キャバ嬢と風俗嬢を一緒にしないで」 「キャバクラじゃない。ラウンジ」 「ホステスはキャバ嬢よりも高級なの」 と言われましても、 私にとっては全員あっち側の人です。 これは、職業差別ではなく、 私の中のカテゴリー分けです。 合法風俗業は立派な職業ですから。 大昔の若い頃、私は、 ヤンキー界、ギャル界、サブカル界、 を跨ぐハイブリット属性でしたが、 左から右の順で『あっち側』に行く子が多かった。 ですから、偏見はございませぬ。 ただ、ずっと謎だったんです。 毒親育ちで低学歴のヤンキー女がこっち側にいて、 高学歴お嬢様育ちのサブカル美女があっち側に行く。 この両極端なケースを見てきて、 その違いは何なんだろうと ずっと答えが出ませんでした。 夜型・闇属性の私がこっち側にいる理由は明確です。 酔っぱらいのおじさん嫌い、女だけの世界苦手、 プチ潔癖だから好きな男以外に触れられるの無理、 こっち側にいる男がタイプ、設計の仕事が好き、 高級ブランド欲しいけど優先順位は低い、 そして一番は、 男をもてなす行為を屈辱的に感じる性癖者である ということです。 「私がもてなす?嫌です。もてなされる側です私」 というひどい傲慢さがあるからですよ。 クライアント様と商談の接待ならできますが、 仕事抜きでお酒の接待なんて、 友人でも家族でもない人の自慢話と愚痴聞きなんて、 いくら大金詰まれても私はできません。 昔から可愛げのない女なのですわよ、わたくし 性癖だもん、仕方ないですw おばさんになってもそれは変わりません。 あっち側の女性は、華やか♡ 側の美しさで男を釣る、以外に、 彼女たちの美意識の高さがありますね。 女性としての嗜み。 素晴らしいです! そして、優しすぎるのです。 私なんかとは脳構造が違います。 あるお水系整形youtuberがおっしゃってました。 「整形して本当に良かった。好きぴから、 ○○ちゃんの顔が一番好き。 この顔じゃなかったら好きになってない、 って言われたのぉ~♡ だからみんなも怖がらずに整形しよう♡ 好きぴに選んでもらって幸せになろう」 と、キャッキャウフフしてました。 男性の為に、痛い思いして骨を削る。 豊胸する。別人の顔になる。 理想のラブドールになる為に、全てを捧げる。 すごい…こんな愛あったんだ… 引いたというより、 感動してしまいましたね… たった1人の男に、そこまでできるなんて… 風俗業しながらホストに貢ぐ女性も同様です。 「推しに貢ぐのは当然」と言って 人生全てかけて男にフルコミットする。 そこまでできるの、なぜ?? 純愛ってことなのでしょうか。。。 私は、彼女たちほど 男性を深く愛することができません。 そういう性質です。 「男なんて星の数ほどいるんだから替えがきく」 と思ってます。 「推しは私!私を推せ!」 というスタンスで生きてます。 うちの主人のように、料理が上手で一緒にいて楽しくて 私を一番に思ってくれて大切にしてくれて 一緒に子供たちを命がけで守っていく、 そんな男の人だったら誰でもいいのか? と聞かれたら「はい」です。 即答ですwww 気になる男を追いかけるだけの情熱を待てない。 人生において恋愛の優先順位が低い。 悲しいけど。 でも、整形彼女達↑のようなタイプは違います。 誰でも良いわけではないんです。 「あなたじゃなきゃダメなの!」 「あなた無しでは生きていけない!!」 の愛なんですね。 自分よりも相手が大事、 傷つけられても諦めない、 体を売ってまで、 身を削って、骨も心も削って、 推しに、好きぴに、フルコミットできる。 刹那的情熱。 愛の奴隷じゃん 素敵… 羨ましい… やはり脳構造が違うんだろうなぁ。 すごい!!! 映画でのあっち側の高級売春婦、 ジョエルが惚れた彼女は、 もしジョエルと付き合ったとしても飽きる気がしますw 日本の↑の彼女たちのように、 身を削って全てを捧げられるくらいに 好きにならせてくれる男を愛したいタイプよきっと。 刺激的でゴージャスなあっち側は、 こっち側の愛が陳腐に映るのでしょうからね。 奴隷になってもいいくらいの愛、 崇拝、依存、生きる意味、 アイデンティティ、 後悔したとしても、 そこにドラマがあり文学が生まれる!! 狂愛、憎愛、純愛、 重いwwww けど、 周りは止めたとしても 愛することを止められないのならば、 突き進めばいいんじゃないの? 自分の人生だものね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.10.02 17:17:52
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