ジェイソン・ライトマン監督
私が大好きな殿堂入り映画の1つマイレージ、マイライフUp in the Air2009年 アメリカ ジョージクルーニー様のロマンスグレーの色気をこれでもかと堪能できる素晴らしい映画です!!数年前に、うちの主人も白髪染めやめてロマンスグレーデビューしました!!最高にかっちょいいイケオジになりました!はふーーーーーーんっラブロマンスはかなり薄めで、自分の人生観を見直すきっかけになる映画です。独身貴族を気取ってる中年男性には刺さりすぎて死んでしまうかもwwww息子には、30歳手前で観てほしい映画。人生の先輩たちのお説教からも学びはあるが、映画からも自分なりに受け取ってほしい。王道だけど『 LIFE! 』も観てほしいな。娘にも。コツコツ頑張る仕事への姿勢、殻を破る勇気、挑戦、ギラギラじゃなくていい静かな闘志を持って生き続けよう!人生は冒険じゃ!!!こちらも殿堂入りですほんで、ジェイソン・ライトマン監督の作品、マイレージ、マイライフ以外観たことなかったので⭐とらわれて夏⭐ステイ・コネクテッド つながりたい僕らの世界 ⭐タリーと私の秘密の時間の3つ一気見。のれびゅーーーーーーーん♪ネタバレ注意!!! とらわれて夏Labor Day2013年アリス評価 ★★★☆☆とっても綺麗な田舎町に、夫に捨てられ放心ぎみのシングルマザーと、ありったけの愛を持って母親に接する息子の2人が住んでいる。手入れされてない家、汚い車、暗い家の中、偏った食事。細々と生きていたところに、脱獄したイケオジが転がり込む!このイケオジ、料理が上手くて、まんまと餌付けされていく母子www車のメンテも家のメンテもしてくれて、たった数日でも、まるで本当の親子のように絆が深まっていく。彼が提供する『丁寧な暮らし』によって暗かったママも明るくなり、エロさも爆発していくwママは、ケイト・ウィンスレットだから無駄にエロいw子供いない設定なら女性向けの官能作品としていいんだけど、健気に支える息子の前であの演出は私的にはちょっと無しだよぅぅ。パイ作りなんて無駄に長いしエロいしwこのママの愛って、男からの愛なんだよね。。。子からの無条件の愛が透明化されてる切なさ。恋愛体質による恋愛依存の成れの果てって感じ。アメリカで、『女性の自立』が叫ばれる理由がよくわかる。あと、このイケオジ、良い人に描かれてるけどさ、最愛の妻を殺してるんだよね。故意ではなくても、脱獄したってことは、反省してないよね。何か、「妻との約束を守る為」など、整合性とれる脱獄理由が欲しかったな。せめて「ただの暴行罪で妻は生きてる」とかの理由だったなら、もっとスコア高かった。道徳的、倫理的に、好きじゃないこのイケオジ。なので、★3止まり。ケイトさんは、しみったれたママ役が似合うwただのエロさだけでなく、危うい感じが上手。ウディ・アレン監督『男と女の観覧車』もいいよ♪アリス評価★3なんだけど、定期的に見ちゃう映画の1つですwステイ・コネクテッド つながりたい僕らの世界Men, Women & Children2014年アリス評価 ★★★★★邦題のstay connectedは、「繋がったまま」みたいな意味。SNSやネットの危険さ、リアルでの繋がりの重要さ、がテーマだけど、「孤独で生きるなら、ネット上でもリアルでもなんでもいいから、繋がって生きていこう」という裏テーマもあるかな。10年前の映画だけど今観ても古臭さは感じない。この時から止まってんだな、我々のコミュニケーションが。高校生達のそれぞれの生きずらさ、それぞれの家族が抱えた問題、キラキラしてる陽キャの人達なのになんかうまくいかなくて闇落ちする。大人も子供も。ある男子高校生は、SNSで、家を出てった母親の再婚を知る。自暴自棄になり、頑張ってきたスポーツを辞め、オンラインゲームにハマる。顔も知らない相手とチャットで話す。そこでは本音を話せる。貴重な居場所。ゲームしながら、母親の再婚画像を何度も見てしまう姿に涙、涙よ。。ママの幸せそうな顔、捨てられた自分、愛、が足りない…その後、父親にゲームを取り上げられてしまい、この男の子は…大量の薬を…最初は★4評価だったんだけど、この映画見た直後に、たまたまBSで『BABY DRIVER』という映画を観てしまったら、この男子高校生役のアンセル・エルゴートが出てたのね。テンポ良いし、日本車のカーチェイスもあって「お!これはおもしれーぞ!」と思ってたら、MOMと書かれたカセットテープのシーンで…そこから大泣きして無理だった…2つの映画がごっちゃになってしまって…うちも、同年代の息子いるから、感情ゴチャゴチャになって最後まで観れなかったベイビードライバー。で、なんとなくステイコネクテッドを見返してしまい、「みんな大変だけど、繋がっていたら、支え合っていけたら、大丈夫だからね。どんな形の繋がりでもいいんだからね。でもリアルでの繋がりが一番強かったらいいね。良かったね、良かったね」って宇宙規模の母性が悲鳴を上げ、大号泣して、★4→★5評価になってました。(初めてのパターンw)陽キャが少し闇落ちした層、嗚呼…私はこの層が居心地がいいタイプだと初めて発見できて、なんか嬉しかったな。スポーツをガチってきた人が、そのスポーツを辞めると、一気に友達いなくなる。これ、あるあるすぎる!ビックリするんだよね、自分でwあれ?部活辞めたら部活以外の友達いねーわwって、分かった時の絶望さというか。で、元仲間達は「逃げた」とか言うんだよね。こちとら色々あんだよ、ってな…ステイコネクテッドに出てくるフェンス越しの旧友達の視線が、なんか、くるものがあったな…似たようなこと、織田裕二も言ってた。「故障して部活辞めたら友達いなくなっちゃって何もなくなっちゃった気がして、死のうと思った」って。自分の居場所は、いくつかあった方がいいね。物理的な居場所は1つでいいけど、心の居場所。拠り所。タリーと私の秘密の時間Tully2018年アリス評価 ★★★★☆(映画としてのエンタメ性評価)2人目3人目を考えてるご夫婦に超絶おすすめします!3人目出産した限界ママ。部屋は散らかってるし食事も冷凍ピザ。昔は美人だったし仕事もできて完璧な女性だったはず。今は、産後太り酷いし髪もボサボサで化粧する時間もない。専業主婦とはいえワンオペ限界。家でゲームしてる旦那にヘルプ頼めない。だって、仕事頑張ってくれてるし。でも、毎日、毎日、悲鳴上げてる。当然旦那とは産後レス。とにかくヘトヘト。限界。そんな時に、夜中だけシッターさんが来てくれるようになった。名前はタリー。子守だけじゃなくて、部屋も掃除してくれる。素敵ママの象徴であるカップケーキを配ることだってできるようになった。夜も眠れてハッピー!だけど、タリーは、実在しなかった。寝ずに1人でやりこなしてただけ。睡眠不足がたたって車で自爆。救急車で病院に運ばれる。旦那は、妻の限界に気づかなかったこと、手伝ってこなかったことを猛省。ラストシーンは、キッチンに立つママとパパ。2人で頑張っていこうとする後ろ姿。それは、明るい未来を暗示している。- FIN -子育て中のママさんは「もう一人自分がいたらな」って思ったことは、1度や2度ではないはず。このママさんは、26歳の時の体力あった昔の自分を召喚した。脳内で。限界の幻覚。理想の母親像と今の自分の乖離って、ママの自尊心を削るんだよね。私も経験あるからよくわかる。産後鬱だし、ホルモンバランスおかしいし、眠れなさ過ぎて目はギンギンだし、体は限界だし、でもおしゃれしてお出かけしたいし、そうこうしてるうちに家事はたまってくし、おなかすくし、上の子をお迎え行かなきゃだし、たまった書類に目を通さなきゃだし、暇なママ友のLINEの相手すんの限界だし、同じもの2個買っちゃったり、急な物忘れしたり、マミーブレインも相まってマルチタスクの限界。だけど、子らには手作り料理に拘りすぎちゃったりバランスがおかしくなってたよwww私は、お豆腐やカスピ海ヨーグルトやパンなどのバイオ系料理に激ハマりして無駄に体力消耗してましたねw目ぇギンギンで無表情でパン生地練ってたwwお豆腐作りのメーカーごとの『にがり』やヨーグルトで使うメーカーごとの牛乳の仕上がりをExcelで実験レポ作ったりしてたw眠くてダルくて仕方ないのに夢中だったwあれ何だったんだろうwぬか漬け作りにハマってたママもいたよwあと、ソシャゲに車買えるくらい重課金しちゃってたw主人に注意されるたびに「経済DVクソヤロー!」って大騒ぎしててかなり頭おかしかったwwwまぁ震災直後だったし、2人目の産後は30歳超えてたし、今となっては笑い話ですが主人も相当耐えてくれてましたね感謝でございまする。一生頭が上がりません。鬼嫁の座からおりるつもりはございませんがwwお金に物を言わせて、子育てを全て外注してるヤミーマミー達を視界に入れないことも重要だね。バリキャリの1人だけ育ててるママからも離れよう。一部の富裕層ママと同じテーブルに着いてはならぬ。この世のほとんどは庶民ママなんだから。私は気性が荒く、主人にブチ切れる性格だからいいけど、SOS言えないママもいるよね。言えないママ、言っていこう!ホントに、体力も時間も有限なんだから。だらしないとかじゃないから。みんなできないの当たり前なんだから。子育て、忙しいと思うけど、ママ達の『自分の好き』を思い出して。みんなのうたばっか聞かないで、ヘビメタ好きなら聞いたっていいんだから!私は、つい数年間にそれ気づいた。舞台『ジャズ大名』ネタバレ無しレビュー↑この時。つい数年前。子らがもっと小さい頃に、自分の趣味を思い出せばよかった。子の教育に振り切っちゃだめだわ。自分の人生を取り戻さないと。タリーがママに質問したように、自分で自分をよしよしヾ(・ω・`)してこ。そんな監督からのエール作品でした。3つ続けて観た感想。ジェイソン・ライトマン監督は、完璧じゃない母親をリアルに応援をこめて描いてるのかな、って。ご本人は、お金持ちのボンボン育ちっぽくて、バツイチで子供いるっぽいけど、このリアルさは、どういった経験からなのかな。すごく興味ある。そして、最後のタリーに出てきたママ!どっかで見たことあるなと思ったら!!シャーリーズ・セロン様だった!!イヤ嘘だろwwwwすごい女優魂!!!!そして、彼女が出てるライトマン監督作品もう1つあった!ヤング≒アダルト スペシャル・コレクターズ・エディション【Blu-ray】 [ シャーリーズ・セロン ]またいつか、まとめてみよう!JUNOも観てないからなぁ…