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Alice Boy's Pictures

流水プール

2006-8-2記
流水プール


ニュースによると、
埼玉県ふじみ野市で流水プールで小学生の女児が亡くなった。

女児は、どんなに驚いて、苦しかったろうか。
思っても見なかった形で娘をうしなったご両親の衝撃の大きさ、悲しみ、怒りの大きさを思う。

ご冥福をお祈りします。

次男をはじめて流水プールに入れたのは次男が4歳くらいだったか。
キャ~~~と歓声をあげて浮き袋をつけた次男が回転しながら流れていった。
私は、走るのはダメだが泳ぎには自信があったので、次男が好きなだけ流れさせてやりたくて、どこまでもついていった。

水中では歩くだけでもかなりの体力を消耗する。
人がたくさんいて通れない場所では潜って追っていった。
次男は周りの景色も私の顔も見ていなかった。
ただ、ひたすら水の触覚に興奮していた。
次男のはじける笑顔を見て、コレだけの興奮を与えてやれる方法は他に見つからないと思った。

毎夏、連れて行った。

私のアトピー肌、乾癬肌が悪化して水着になれなくなったので大学生のお兄さん、お姉さん達に頼んだ。
次男の保育所、小学校の同級生、長男の友達も誘った。
男の子も女の子も来てくれた。
長男も楽しんだ。

子ども達の安全には神経を尖らせた。
お兄さん、お姉さんを何人もお願いしたし、私はプールサイドから常に子ども達の人数と居場所を確認した。
子ども達がプールにいる間、緊張した。

そのころは、まだデジカメが世の中になかったけれど、お店にフィルムを持っていくと、何十分かで現像・プリントができるようになっていた。
写真をたくさん撮って、子ども達に持って帰ってもらった。

ご両親達に次男と付き合うことがこんなに楽しいことなのだと知ってほしかった。
次男とみんなの歓声が聞こえてくるような写真を撮った。

”確かにご迷惑をかけることも多々あるけれど、次男と付き合うと楽しいよ~~。
得ですよ~~”


とプラスの情報を刷り込みたいと思った。

プールから帰るとみんなを近くの銭湯に行かせて、その間に焼肉パーティーの用意をした。
プールの入場券は新聞屋さんからゲットして、交通費など実費はそれぞれの子ども達に負担してもらった。
子ども達のご両親からはとても感謝された。
真っ赤に日焼けして、イッパイはしゃいで、夢のような一日だった。

夢のような一日をひと夏に二度、三度。
ソレを小学校卒業までしたかな。

次男の誕生日会兼忘年会も小学校卒業までした。

確かに、障害のある子と付き合うことの面倒があるのだから、それ以上の楽しみを提供したかった。
give and take が必要だと思った。

”よろしくお願いします。お願いします。この子には障害があります。
だから協力してください”だけではラチがあかないと思った。

それだけでは、人の気持ちは動かない。

今も、次男や私達に何が出来るのか。。。。と考える。

私達は、社会から恵んでもらうばかりの存在ではない。
きっと、何かを提供できると思う。
それはなにか。
きっと、見つかる。


夢中で過ごした夏が、長男、次男の中に蓄積されているように思う。
私も夢中になれてよかったと思っている。


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